メキシコの麻薬王(エル・チャポ)ことホアキン・グスマン受刑者(58)が昨年7月11日から約半年ぶりに身柄を拘束。
(AFP通信)





メキシコ当局は8日メキシコ市郊外の刑務所を脱獄した
「麻薬王」、ホアキン・グスマン受刑者の身柄を再び確保したと発表した。



メキシコでは何年も前から麻薬戦争が続いていて
2006年から現在までで少なくとも12万人以上が殺害される事態となっている。


今月2日にもカルテルによる麻薬取引や凶悪犯罪の撲滅を公約に掲げていた女性市長のギセラ・モタ氏(33)が就任した翌日に武装集団に襲撃され
死亡する事件があったばかり。






このエル・チャポの野郎はメキシコの麻薬カルテルのラスボス的存在で
麻薬の取引で資産10億ドル以上を稼ぎ出し
経済誌フォーブスにビリオネアとしてランクインしたことも。

なお、今回2015年の脱走の他にも2001年にも、別の刑務所から脱獄し
13年間にわたって逃亡を続けた過去を持つ。

現在メキシコには(エル・チャポ)のシロアナ・カルテルの他に

◆ロス・セタス
◆べルトラン・レイバ・カルテル
◆ラ・ファミリア・カルテル
◆ガルフ・カルテル
◆フアレス・カルテル
◆ロス・ネグロス
◆ティフアナ・カルテル

など7つ以上のカルテルが存在しており
今回のエル・チャポ逮捕により
新たな権力争いが巻き起こる事を懸念する声もある

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ラスボス逮捕らしいけど、いままでに亡くなった人たちは
帰ってこないわけで・・・


わたしが海外に旅行するとしたら
少なくとも現在のメキシコには行きたくない