Promise to you 59 | usatami♪タクミくんシリーズ二次創作小説♪

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タクミくんシリーズの二次創作です。
usatami のこうだったらいいのにな~♪を細々と綴っております(〃ω〃)
覗いていただけてら嬉しいです(’-’*)♪

ギイはああ言ってくれたけど。
本当かな?

ギイと恋人という関係になってしばらく経ったが、相変わらずドキドキは治まる気配もない。
確かに、姿を見ただけでとか目が合っただけで苦しいほどドキドキしていた以前と比べれば改善されているように感じはするが。
今は前とは違ったドキドキがあるのだ。

例えば指先が触れたとき。
例えば抱き締められたとき。

それだけできゅっと心臓が苦しくなる。

――――それなのに、あんなキスなんて。
思い出しただけでも胸の鼓動が落ち着きを失ってくる。

――――それに、耳も!
なんで食べられたんだろう?
理由はわからないけど。
あの瞬間、ドキドキは最大級のピークに。
もう、ドキドキのし過ぎで・・・自分の心臓の耐久性に不安の募る託生である。

でも。
最近感じるちょっとした変化。
ドキドキは間違いなく確実にあるし、やっぱり苦しいほどなのだが。
後に残る何か。
何だったのかわからなかったけど。
やっとわかった。
あれは寂しさ。

触れていた指先が離れていくとき。
抱き締めてくれていた腕から離れたとき。

もう少しだけ・・・そう思ってしまう。
―――きっと僕はギイの近くにいたいんだ。
もっと近くに。
ずっと近くで。

だったら。
もっと頑張らないと、と託生は思う。
せっかくギイが考えてくれた“ご褒美”練習。
頑張ってドキドキをなくしたら。
ギイともっとキス出来るようになる、かな?

想像だけで頭が爆発してしまいそうだけど。
「・・・・頑張ろう。」
だって気付いてしまった。
離れるのが寂しいって。