2017.1.1 | usatami♪タクミくんシリーズ二次創作小説♪

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タクミくんシリーズの二次創作です。
usatami のこうだったらいいのにな~♪を細々と綴っております(〃ω〃)
覗いていただけてら嬉しいです(’-’*)♪

去年。
ほんの数時間前のことなのに、もう、去年なんだ…。
ギイが持ち込んで(置き型の畳まで敷くこだわり様で)リビングに設置したコタツに入って。
二人してゆく年くる年をぼんやりと見ていた。

コタツの上にはみかんの入った籠。
ギイってほんとにこだわるよね。

コタツの中はぽかぽかと暖かくて。
でも、布団から出てる肩とか背中とかが少し寒くて。
すぐ隣のギイにくっついてみる。
思った通り、ギイの体温は高いから。
くっついた場所から僕にじんわりと温もりが伝わってきて。
僕を幸せな気持ちにしてくれる。

気付いたギイが大きな腕を広げて、僕を抱き寄せてくれて。
「託生、寒いのか?」
心配そうに聞いてくれる。
その薄茶の瞳に、僕だけを映して。
心配させてるのに喜んじゃうなんて、ごめんね。
でも嬉しいんだ。

「大丈夫。ギイが抱き締めてくれたから。」
…だって、ギイ、あったかいんだもの…って続けるはずの言葉はギイの唇に吸い込まれて。

「託生、あけましておめでとう。コレ、今年初めてのキスな。」
いつも、いつでも僕を見惚れさせてしまうギイの男らしい美貌が嬉しげに微笑んで言った。

いつの間にか年を越してしまっていたらしい。
つきっぱなしのテレビからは元旦の挨拶が流れてくる。

僕もギイに『あけましておめでとう、今年もよろしくね』って言いたいのに。
ギイの微笑に見惚れている間に、今度はとろけるようなキス。
そしてクルリと世界が回って…。
僕は畳の上に転がっていた。

「今年初めての託生を味見させてくれよ。」
上から覆い被さってくるギイが僕の理性を奪うようなキスを仕掛けながら言ってくる。
僕は…ちょっと寂しくなる。
僕の表情を読んだギイがキスを止めて、どうした?って風に見るから。
「…味見、だけなの?」
僕は思いきって聞いてみる。
だって、僕は…ギイが……。

真っ赤になってしまっただろう僕のほっぺたをギイの大きな掌が包み込んで。
「今年の託生もスゲェ可愛いな。勿論、全部残さず戴きます。」
お前全然気付いてないだろうけど、俺、さっきから我慢するのスゲー大変だったんだからな…ってギイの言葉に僕はキョトンとしてしまう。

???
僕、何かしたかな?

くすっと微笑ったギイは、
「そんな託生も大好きだけどな。」
って僕の服を次々脱がせていく。

「あ、ま、待って。ギイっ。」
「なんだよ?」
不満げなギイに僕は慌てて言った。

「ギイ、あけましておめでとう。今年も宜しくお願いします。…ギイと一緒にいられて僕はすごく幸せだよ。」
本当に幸せで、にこにこが止まらないよ。

ギイは眩しそうに僕を見て、ボヤいた。
「あーあ。今日は初詣行くから軽くにしとこうと思ってたのに…。」
託生のせいだからな。
「ギイ?」
ギイはすごく綺麗に微笑って言ってくれた。
「託生、愛してる。」

そして僕はギイに
余すところなく美味しく食べられてしまったのだった。