朝日新聞より

http://www.asahi.com/national/update/0522/SEB201105220004.html
ウサ達レスキュー

避難所で飼い主に付き従う犬=4月上旬、宮城県多賀城市、藤添尚子さん撮影


ウサ達レスキュー

ペットと暮らすため、半壊した自宅(奥)にいた男性=3月下旬、宮城県石巻市、藤添尚子さん撮影


かけがえのないペット。

でも、避難所で飼うのは難しい……。

東日本大震災の被災地で、ペットと過ごすことを優先して避難所を離れ、車や壊れかけた自宅などで生活する飼い主たちがいる。

そんな人たちのために動物好きの写真家らが4月、支援団体をつくった。

名付けて「縁の下のチカラ持ち」。

福岡市早良区の写真家、藤添(ふじそえ)尚子さんが仙台市の知人らとつくった。

犬4匹と猫11匹を飼う藤添さんも震災以降、被災地のペットや飼い主たちの暮らしぶりが気になっていた。

3月末と4月末の2回、津波の被害が大きかった岩手県南部から宮城県北部の沿岸の避難所100カ所以上を車で回った。

支援物資のほか、飼い主らにペットのえさやトイレ用品なども配り、飼育状況を調べた。

ペットが原因で孤立してしまう人がたくさんいた。

「鳴き声がうるさい」「においが気になる」などと言われて避難所を離れ、車の中や津波の被害を受けた自宅に戻って暮らす人たち。

避難所を離れて支援物資を受け取れず、情報から遮断されている人もいた。