十勝毎日新聞 より


【帯広】保健所や家庭から引き受けた猫の里親さがしに取り組んでいる猫カフェ「Cat Cafe Wish」(帯広市東2南2、原田美加代表)が27日にオープン2周年を迎える。

「殺処分される猫たちを救いたい」という思いから古本屋だった建物を利用し開店。

これまで278匹の猫を引き受け、202匹を新しい飼い主に譲り渡してきた。

原田代表は「店を一人で切り盛りしているので、掃除や猫を紹介する掲示物の製作などを手伝ってくれる常連客の存在があってこそ」と感謝している。

猫エイズに感染している猫たちも元気に客と遊ぶ


10日に増築・リニューアルし、店内では50匹の猫とふれあうことができるようになった。

2階の広いスペースでは42匹が伸び伸びと過ごすほか、猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)の8匹は1階で暮らしている。

訪れる客はおもちゃで猫と戯れたり、1階の喫茶スペースで猫を眺めながらコーヒーを味わえる。
客の8割はリピーターだ。

常連客の中には、猫の里親としてだけでなく、原田代表を助け、同店を支える人も。

仕事帰りにほぼ毎日訪れるという市内の高田真弓さん(35)は店内の掃除や猫エイズの猫たちを一匹ずつ紹介したポスターを作製するなど店内の掲示物を手がける。

飼育代や治療費のために小物を作製し販売したり、病気の猫を病院に連れていくなど「他の常連客もそれぞれできる範囲で店に協力してくれている」と高田さん。
今後は「お客さんと協力してNPO法人を立ち上げて、店を運営できれば」(原田代表)と新たな試みも視野に入れる。

原田代表は「捨て猫の数は減っておらず、多くの猫を救っていきたいが、飼育可能な頭数は限界。

飼い主は責任を持って飼ってほしい」と願い、ホームページなどで同カフェの様子や捨て猫の現状、飼い主のモラルなどについて発信している。
問い合わせは(0155-26-2833)。ホームページは、http://catcafewish.web.fc2.com/