この数年、セブンイレブンのおせちを貸切公演に応募するために買っています。
ええ、セブンイレブンの思うツボですよ。
ようやく、3年目にして当選しましたー!
(今年はいつもより高いおせちを買ったからかしら?)
なので、先週の土曜日にいそいそと出かけて来ましたよ。
15時公演なのに、13時からの抽選に間に合うように早めに到着しました。
残り福には期待できないタイプなのです。
全席抽選なので、SS~B席まで振り幅大きいですよ
ドキドキしながら引いた席は、1階のS席でしたー
しかも8列目!
今日はオペラグラスいらないわーと喜びつつも、いつもどおり首にかけて観劇しましたよ
やっぱり、ガッツリ使いましたー
お芝居は『天は赤い河のほとり』
『ポーの一族』に続く、少女漫画の舞台化ですね。
どちらの作品も未読だったので、上演が決まってから読みました。
でも、途中までで断念。(立ち読みです、ごめんなさい)
漫画としては『ポーの一族』よりも、『天は赤い河のほとり』の方が好みです。
それは舞台化しても同じかも。
ただ、『ポーの一族』のように一本物で上演出来なかったのが残念。
登場人物が多いのに、あまり話を深く掘り下げられないのが勿体無いです。
すごい速さで物語が進んでいくのに比べて、人物の感情の変化などは分からないままなんですよね。
成長が分からないというか。
まあ、宝塚だからってことで仕方ないやってことで片付けましたけど。
あと、少女漫画の舞台化は宝塚にあっているようで、やはり難しいですよね。
ユーリ(星風まどか)が主役なんですよ。
『伯爵令嬢』と一緒、ヒロインが主人公。
色んな登場人物も、ユーリを中心に回っていくことが多い。
だから、カイル(真風涼帆)の印象が薄くって
少ない場面ながらも、ナキアとウルヒの話の方が印象的だしなー。
ネフェルティティと黒太子との話をシンクロさせてることもあって余計に。
ザナンザもそんな扱いかーと。
ユーリという役はまどかちゃんに合っていてとても魅力的に見えました。
漫画では中学生なんだよね
今回は年齢は出てこないけど、学生役なのは分かった。
似合っていたけど、毎回学生役をするわけにはいかないですよね。
ただ、彼女は演技で大人の女性に見えると思うので、もっと鬘とお化粧を頑張れば大丈夫じゃない?って思いました。
カイルは真風さんにはあまり似合ってないように見えました。
見た目はカッコイイのだけどね。
あまり、ヒーロー気質じゃないのかな、優男になりすぎる。
あと、カイルは何をするってわけじゃないから余計に難しいよねー。
ユーリを助けるのはいつも違う男性なんだもの
いつのまにかユーリとカイルがラブラブになってたけど、正直なんで?って思っちゃった。
ラムセスはキキちゃん(芹香斗亜)に似合ってました。
肌の色も浅黒くて、精悍に見えましたし。
芝居の中では、ユーリと2人の掛け合いの場面が一番好きかな。
エジプトの将軍ということで、ヒッタイトとは違う国の人というのも、組替えしたてのキキちゃんと合っていたのかも知れません。
ただ、終盤にカイルと一騎打ちの場面があるのですが、
「2人とも運動神経よくないのかな…」と思ったのは内緒です。
ま、色々文句もありますが面白かったです。
久しぶりの宙組だったので、下級生になると見分けはつかないですね。
上級生の方は、せーこちゃん(純矢ちとせ)!
今、5組を見渡しても、別格娘役として一番良い扱いじゃないでしょうか。
雪組にいたなら『ファントム』でカルロッタやることに誰も疑わないよね。
素敵な女役になったなー、すごいなー、カッコイイなーと思いながら、ナキアを見てました。