ケアマネ合格を目指すアラフィフ主婦の勉強日記です。

 

きょうは在宅医療について勉強しました。

 

在宅医療とは 病気や障害があっても地域で豊かな暮らしを送ることができるよう生活の場において行われる医療

 

気を付ける点

1.食事や入浴 移動など基本的な税活を安全におこなうことができるよう、家族や支援にかかわる専門職に医学的な助言 指導

2.生活指導や日常劇な健康管理で合併症を予防する

3.病状や介護の状況によって入院も検討する

4.本人が望む生き方や受けたい治療、延命処置の希望などを話し合う

5.本人や家族が安全に医療機器が扱えるよう指導

6.本人や家族が機器の扱いや交換の時期を理解しているか 医師の指示

7.介護支援専門員は医師の連絡手段や都合の良い時間を把握しておく

 

在宅酸素療法

在宅酸素療法とは 低酸素血症を起こしている人に在宅で酸素を投与する

鼻カニューレという管を鼻にはめて酸素供給機から酸素を吸入します。

 

設置型酸素共有装置 空気中から窒素を取り除き高濃度の酸素を得る酸素自給装置

電力稼働なので電源を確保する

 

高圧酸素ボンベ 

呼吸同調器 酸素ボンベに取り付け旧記事のみ酸素を流量させて酸素の消費を減らす装置

主に外出時に使用する

 

鼻カニューレ 食事や会話がしやすい

 

簡易酸素マスク 鼻カニューレより効果が高く高酸素療養を投与できる

 

トラキマスク 気管切開患者用のマスク 

 

注意する点

機器の周囲2m以内に火気を置かない

禁煙を必ず守るよう指導 ガスコンロなどは電気機器へ交換

 

在宅人工呼吸器

NPPV マスクを使用して実施

正しく装着しないと空気の漏れが起こる

装着時間については主治医に確認

 

IPPV 気管の中に管を入れて実施  経口的気管内挿管 経鼻的気管内挿管 気管切開による気管内挿管

介助者がたんの吸引について清潔操作や手技の習得必要がある

気管切開周囲の皮膚の観察と清潔に留意

 

喀痰吸引 自力でのたんの喀出が困難な場合や 気管内挿管をしている場合などたんなどを吸引機で吸引すること

窒息や肺炎を予防

 

口腔内吸引 鼻腔内吸引 気管吸引

 

人工透析 腎臓の代わりに老廃物の除去 水分調節 電解質調節を行う

 

血液透析 週2~3回程度 透析施設に通い 血液が体外に導いて透析器を通し4~5時間かけて血液中の老廃物を除去

血液の通貨口である シャントを手首などに作る必要がある

注意すべき点

血圧測定などシャントの圧迫を避ける

シャントはぶつけたり傷つけないようにする

水分や塩分、カリウム(野菜や果物、海藻類)リン(乳製品、インスタント食品 レバー)の取りすぎに注意

食事制限や水分制限について医師の指示を確認

 

腹膜透析

腹膜内にカテーテルを留置 在宅で本人や家族が透析液を注入し 一定時間後に排液することで腹膜を通して老廃物を除去する方法

処置にかかる時間は一回当たり30分 一日4~5回 または就寝中に機械が自動的に行う

通院は一か月に1~2回程度 食事や水分制限は血液透析に比べて緩い

 

在宅自己注射

在宅自己注射 在宅で注射を本人または家族が行うこと

 

高齢者で多いのは 糖尿病の治療のためインスリン製剤を自己注射する場合 低血糖症状に注意が必要

 

医師の指示を確認し 適切な量、時間、方法、場所で注射ができるよう支援

シックデイのときは どの程度量を減らすのか また中止するのか事前に把握

体調の変化時の対応や緊急時の連絡先を確認

本人や家族の手技や感染対策への理解度を確認

 

悪性腫瘍疼痛管理 がんの痛みをコントロールする方法 医療用の麻薬も使われる

麻薬の副作用 吐き気 嘔吐 便秘 まれにせん妄

麻薬の種類 飲み薬 舌下錠 バッカル錠 貼付薬 注射薬(自動注入ポンプを用いて投与する方法)

 

注意する点

薬の飲み違いに注意 確実に服用できるようにする

副作用が出た場合に早期対応ができる体制

痛みが憎悪した時に頓服する薬やその上限について医師の指示を確認する