ケアマネ合格を目指すアラフィフ主婦の勉強日記です。

 

きょうは、高齢者の精神障害について勉強しました。

 

器質性精神障害(脳の器質的な障害が要因)

アルツハイマー認知症 血管性認知症 前頭側頭型認知症 レビー小体型認知症

 

機能性精神疾患(内部的未知の要因・心理的要因)

老年期うつ病 統合失調症 妄想性障害 アルコール関連障害 老年期神経症 双極性障害

 

高齢者の精神疾患の特徴

老年期に初めて発症するものと 若年期に発症したまま高齢になった

症状は非定型的で訴えが多彩であいまい

要因 脳の加齢性変化 病前の性格 心理社会的な要因 身体疾患 環境の変化 薬物の影響

 

老年期うつ

理由なくうつ状態が2週間以上続くとうつ病が疑われる。

要因 脳の血流障害 身体疾患 配偶者や友人との死別や社会的役割の喪失など喪失体験 孤独 女性ホルモンの低下

 

症状 高齢者は気分の落ち込みよりも 不安 緊張 焦燥感が目立つ

   便秘や心気的な訴え(身体不調の訴え)

 

 罪業妄想 自分に対して罪悪感をもち自分自身を責める妄想

 貧困妄想 貧困状態に陥っていて生活ができないと思い込む妄想

 心気妄想 大病を患っているなどを思い込む妄想

 

統合失調症 主に思春期から中年期以前に発症 40歳以降の発症は遅発性統合失調症と呼ぶ

 

症状 陽性症状 幻覚や妄想 滅裂思考 緊張病症状 奇異な行動

   陰性症状 感情鈍麻や無気力 自発性の低下 自閉

 

治療 抗精神病薬を中心とする薬物療法 心理社会療法の組み合わせ

 

妄想性障害

高齢者は妄想性の精神障害がおこりやすい

遅発パラフレニー 老年期の妄想性障害 人格や感情反応は保たれる 体系化された妄想が主症状

 

アルコール依存症 

高齢者の割合が増加している

体内水分量の低下 アルコール退社酵素の活性低下 アルコール感受性の亢進 で高齢者は発症しやすい

症状

高齢者のアルコール依存症は離脱症状が長引きやすい

糖尿病 高血圧 認知症 うつ病を合併しやすい

 

治療 薬物治療と依存治療

 

老年期神経症

要因 加齢による身体の衰え 病気などの身体定期要因 心理・環境

症状 不眠 頭痛や些細な事柄にこだわりを繰り返し訴える

つらさを受け止め言動の根底にある不安を表出できる環境を作る

 

双極性障害

そう状態とうつ状態を繰り返す 環境の変化などで再燃しやすくなる

そう状態 十分に睡眠がとれるようにする 何を訴えようとしているのか理解する

症状がはげしくコントロールが困難な場合は入院治療を考慮

うつ 刺激を避け 精神的な安静が保てるような環境