役者を目指し上京した真子(阪本真由)。

 

現実はバイトに明け暮れる日々。

 

銀行のコールセンター、ファミレス、日雇い労働の現場。

 

夢を見て、憧れて。

 

もがいたり、傷付いたり、諦めたり。

 

焦り、怒り、嫉妬、悲しみ。

 

見ないふりをして、聞こえないふりをして、分からないふりをして、自分が欲しい情報だけを入手して。

 

東京の雑踏の中で平気な顔をして日々をやり過ごしながら、裏ではみんな頑張ってます。

 

私も30年近く東京で暮らしてました。

 

愉快な都会生活。

 

そんな演出をしながら悲しかったり辛かったり寂しかったり、を隠して頑張ってた日々を思い出しました。

 

かさぶたが剥がされるような痛みも感じながら、一緒に頑張りながら、応援しながら見てました。

 

 

 

台風接近の中、川綱治加来くん目当てにかなり無理して見に行きましたが、行けて良かったです。

 

これが旗揚げ公演となる劇団ミルズズ。

 

次回公演が楽しみです。