同時にふたり好き、というのは
そんなに非難されることなのか・・・
そういう気持ちがあるのも
仕方ないときも、あるんだよ
確かに、自分だけを見てくれない人を好きなのは
とてもつらい。
つらいから、Tくんの気持ちもすごくよくわかる。
「二股は、最低だよ」って言われたこともある。
Tくんに感じてた違和感や
あんまり好きじゃなかったところも
あったけれど
一番何が重要なのか、ということを考えたときに
Tくんのことをすごく大事に思った。
恋愛は
最初に感じた感覚がやっぱり一番大事だと思う。
何かの診断みたいに
チェックボックスにレ点をつけていって
ハイ、オッケー
みたいにはならない。
結婚していると知る前から
彼のことは、本当に好きだった。
だから、それでもいい、と思った。
でも、彼に何でも言えたかといえばそうじゃない。
好きだったけど、楽じゃなかった。
Tくんは
ほんとに居心地が良かった。
感覚とか価値観とか、そういうのも似ていたんだろうけど
Tくんが、きっとそういう受け皿を
わたしに作ってくれていたのかもしれない。
わたしのわがままを聞いていてくれたんだと思う。
彼とTくんの言う
「○○はどうしたいの?」
のせりふは
意味合いが違った気がする。
親友=彼氏という状況が
わたしには成り立たない気がする。
彼氏になってしまうと、いつか別れるときが来るかもしれない。
だけど親友になってしまうと、わたしは男の人だとあんまり感じられない。
だけどTくんは、彼氏が親友になりかけて、親友が彼氏になりかけた
ほんとに貴重な存在だった気がする。
Tくんと、1月に別れてからは
わたしは、意識的に友達のような態度にしていた。
Tくんが絶対にもう、わたしを許してくれない気がしたし
自分がTくんの立場だったら、許せないだろうから。
だけど、甘えまくっていたから
いつかまたTくんと一緒にいられるかなって思っていたんだ。
彼は年上だったけど
気持ちが子供だから
Tくんに感じていたような安心感もないし頼ったこともなかった。
そのかわりTくんは、きちんと境界線がある大人だったから
ここまでだったらどんどん甘えられる!という安心があった気がする。
甘えてばっかりだったのかな・・・
わたし、何ができていたかな、Tくんに。
春、夏、秋、冬、と
全部の季節を、
いろんなところで
いろんな話をしながら
ぶらぶらして
並んで歩くことが自然だったから
楽しかった。
本当に悲しいときは
涙が出ないのかもしれない。
しっかり泣かないから
こうやってぐるぐる思い出してるのかもしれない。
Tくんと共通の友達に連絡してみたのは
「○○が悪いんだよ」って言われたかったのかもしれない。
そうしたら、自分のことを責めて悔しくて泣いたかもしれなかったから。
だけどきっと
わたしはいつか
ちゃんと消化できるんだろう、と思う。
時間はそういうものだと思う。
どれくらい経てばそうなれるのかわからないけど。
Tくんみたいな人とまた会えたらいいなと思う。
幸せにしてほしいんじゃない、
そんな受身でなんて生きていない。
だけど、自分が幸せでいられる人と一緒にいたい。