「やぁ 黒子ちゃん、何か情報はみつかったかい?」


「はい、1つだけなら・・・」



暗い面持ちに変わった黒子をみて、バカな黄瀬以外の2人は何か読み取った。


真剣な雰囲気に一変し、さすがの黄瀬も黙った。



「私達は、この村に閉じ込められたみたいです」


「「「閉じ込められた!?」」」



黒子の言葉を聞き3人は同時に反応した。


無理もないだろ、こんな気味の悪い所にいていい気持ちになる人なんていない。



「多分・・・・この不気味な騒ぎを全て解決し終わるまでは、家には帰れないと思った方がいいでしょう」


「まじッスか・・・・」



あからさまに絶望している黄瀬を横目に、黒子は2人の方を向く。


「お二人は何かわかりましたか?」


「えぇ、この村には人外の存在がいるみたいね」


「・・・人外」



 幽霊、妖怪・・・。そういったものが人外という存在。


「そうッスよ。さっき黒いヘンなの俺切ったッスから」


 もしそれが青峰達の方にもいたら・・・と思うと3人の事が心配になる。



「それじゃあ、その黒いヘンなものには気をつけてい―――――」



言葉の続きを言おうとしたその時、黒子に激しい頭痛が襲った。


その場に崩れ落ちるように座り込み、頭を抱える。





 頭の中に何やら見覚えのない映像が流れ始める。


暗い部屋、部屋の中心を囲むように置かれているロウソク、変な魔法陣のような上に横になっている女性。


嫌な予感がし、続きを見ないようにするが思いも空しく続く。


女性は意識がない様子。なにやら巫女姿の少女が5人出てきて、女性を取り囲んだ。



『汝は御柱となるべく、贄となれ』


少女達の手には釘らしきものと金槌らしきものを手にもっていた。



「嫌・・・嫌です・・・もうやめてっ!!」


 黒子が心の底から叫ぶと映像は消えた。もう流れる気配はしなかった。



「おい!黒子!大丈夫か!?」


「黒子っち!どうしたんスか!?」


「黒ちん!」


「テッちゃん!どうしたの!?」


「黒子ちゃん!」