下痢で悩む赤ちゃん「ちょす」の記録

下痢で悩む赤ちゃん「ちょす」の記録

産まれた時からとてもうんちの回数が多い男の子の赤ちゃん「ちょす」です。小児科では「体質」と言われてきたが、本当にそうなのか。なんとか治してやりたい、と思った母と子の記録です。

Amebaでブログを始めよう!

予想はしてましたが、陰性=何もでませんでした。

 

細菌しか検査してないみたいなので、おそらく何もでないだろう、とは思ってました。

 

ちょすさんが患ったのはウイルス性の風邪なんでしょうね。ロタの検査は先生が「必要ない」とのことでした。便の色がロタのような薄い色をしてない普通だから、と。

 

何にせよウイルス性の風邪ならば対処療法しかないそうなので、あとはちょすさんの免疫に頑張ってもらうしかない。熱は一週間以上前から下がっているので、弱ってしまった腸の回復(乳糖不耐症からの回復)を気長に待つしかないのかもしれません。

 

ほんの少しだけうんちの回数は減ったか?・・・15回前後です。でも、つぶつぶがほとんどない黄色の完全な水便です。

 

ミルラクトは授乳前に一日4回、整腸剤は一日2回。続けています。

 

どうか少しずつでもよくなりますように。

 

これまでちょすさんの頻便について、会う小児科医にはすべて、

 

「うちの子、大丈夫ですかね。こんなに回数が多いのは病気とかではないですか?」

 

と聞いてきました。

 

その度に言われたことが、

 

「体重が増えていれば大丈夫です」

 

慢性下痢、頻便などに関するお医者さんの見極めのポイントは、

 

「体重が増えない(減っているか)どうか」

 

だそうです。

 

ちょすさんは生後2ヶ月の終わりくらいまでは順調すぎるくらいに増えていました。ところが2ヶ月の終わりから増加に鈍化が見られ、12月の頭に風邪を患ってからは体重が減少、あるいは横ばいの日が続いています。

 

生後3ヶ月も過ぎれば体重増加が鈍くなるのは普通のこと。ただし、減るのはよくない。

 

体重が減ってるので、小児科の先生も、

 

「大きな病院でみてもらう」

 

に同意されました。

 

体重減少が見極めポイントとはいえ、親としては心配です。

 

どうなるんだろう。。。

ちょすさんのようにうんちの回数が多い子には「肛門のただれ」はつきものです。

 

同じような赤ちゃんを抱えるママさんパパさんはたいていお尻をぬるま湯で洗ってあげたり、お尻洗いで流してあげたりケアをされていることと思いますが、それでも回数が多いと、うんちの出る肛門部分だけはどうしてもただれてしまいます。

 

そのケアにおいて、小児科では「亜鉛華軟膏」が処方されることと思いますが、亜鉛華軟膏には20%と10%のものがあるようです。

 

うちの子の場合は、20%はうんちで落ちやすく、ただれがひどいときは厳しい感じでしたが、10%のものには油分が含まれているようで、20%のものより落ちにくく、びらん部分を守ってくれるので愛用しています。

 

赤剥けてただれがひどい場合は亜鉛華軟膏だけでは難しく、ステロイド剤(とても弱いタイプ)のロコイドが処方されるかもしれません。

 

ステロイドはなるべく使いたくないものですが、ひどい時はしょうがない。ロコイドを先に塗って、亜鉛華軟膏で上からカバーします。ロコイドは毎回のうんちの度に塗るのは強すぎるので、うちでは一日三回までにしています。

 

6ヶ月未満のちょすさんも使いましたが、たしかに治りは早いです。医師によると相当な長期で使用しなければ月数の小さな赤ちゃんでも大丈夫、とのことでした。

 

「ちょす」は私にとって初めての子供でした。

 

長らくコウノトリさんが訪れなかった中での自然妊娠、出産で心弾みながらもとても緊張していましたが、ちょすさんが産まれた途端、あまりのうんちの回数の多さにびっくり。

 

出産した産院でも同時期の赤ちゃんでちょすさんほどのうんちの回数の子は見かけず、「この子は本当に大丈夫なのだろうか?」と、出産翌日から真っ黒な海に放り出されたような不安感を抱えた入院生活は記憶に鮮明です。

 

入院中にもうんちの回数については看護師さんや先生に聞いたのですが、

 

「新生児はそのくらいの回数はある」

 

とのこと。

 

そういうものだ、と言い聞かせ、とにかくちょすさんのうんちと向き合う日々が始まりました。

 

完全母乳だったので、母乳ならばゆるくて当たり前。回数も多い。先生や助産師さんのその言葉を何度も何度も頭で繰り返しながら、気にしないように時を過ごしてきました。

 

巷では便秘で悩む赤ちゃんが沢山、なんて聞きますが、ちょすさんを抱える私には想像もできない世界。

 

新生児期のオムツ替えの回数は一日30回ほど。まとまったうんちがない時も、毎回のおむつには便汁がついています。あっという間になくなる紙おむつ。肛門ただれのケアのため、毎回の洗い場でのお尻洗いと、肛門ただれのケアの亜鉛華軟膏塗り、薬を塗る際も水便噴射による洗い物大爆発などに疲弊し、乳腺炎で高熱を出したり、風邪による急性中耳炎になったりしながら育児が続き、ちょすさんは3ヶ月を迎えました。

 

2ヶ月の時点でうんちの回数は一日15回程度。やはり便汁は毎回おむつについています。

 

それがなんと、3ヶ月の始めには10回以内にまで好転していました。おしっこだけで、便汁のつかない時もでてきた!調子の良い日ではうんちの回数「6回」なんてこともありました。

 

便の色も黄土色になってきて、水便からややとろみ便へ。

 

ついに、ついに!

 

「ちょすさんの腸が成長してきたのか!」

 

と、喜んだ束の間、12月4日から患った「風邪」で水様便の下痢が再開。RS風邪の検査は陰性。便の色は白っぽくないし、嘔吐があまりないからロタではないだろう、との小児科での診断。

 

うぐいす色の水便28回。時折糸状の粘膜のような血液も混ざる、という状況に。

 

下痢が好転しないので小児科では「風邪をきっかけにした乳糖不耐症」が疑われ、整腸剤とミルラクトを処方されるも、回数はほんのちょっとだけ少なくなったかな?程度で、つぶつぶがあまりないおむつに染みる水便は変わらず。

 

授乳の度に3回から4回。これがほんと、黄色や緑がかった黄色の「水」なのです。そんなうんちは少量から中程度のものを20回前後しています。

 

もう少しで生後4ヶ月が見えてます。

 

ここで過去のうんち経緯も含め、しっかりと治すために大きな病院にかかることにしました。

 

結果や治療過程をこの先綴っていきたいと思います。

 

私の周囲にはちょすさんのような体質の子はいないので、この空の続くどこかで同じような「赤ちゃんの頻便」で不安を抱えるママさん、パパさん、そして戦う赤ちゃんにとって小さな情報の一つにでもなれたら、と思っています。