塩析って、石けんの本を読み漁ってた頃に知って一回やってみたか

ったんです。その本はアメリカの翻訳のモノで、石けんの素材としてラードを使うと。

お肉屋さんからラードを買うか貰うかして、ついでに肉挽機で砕いてもらって・・・ってところから話が始まる、私にとってはぞくぞくするほど面白い内容だったんですけど………少なくとも私にとってはね!(笑)要は細かくした脂身を塩水ほどの濃度の塩水と一緒に火にかけ、

よくよく溶けたら鍋ごと冷やして一番上に浮いたのが臭いも取れたラード、真ん中のプルプルしてるのがゼラチンとかその他の成分、そして一番下に汚れやにおいが移った塩水が残ると。くれぐれも真ん中の成分は下水に流さない事など注意がありました。(当然ながら下水管が詰まりを起こすから)
さて私はお肉を買って脂身が多すぎたとき、それを削いでラードを作って金属の器に貯め、
絶対くっついてほしくないお料理などにちょこちょこ使ってたんです、脂は油に比べて沸点が高く、卵焼き作ってもペロンとはがれやすいんです。確か大阪の回転焼きの御座候も丸い型にはラードを塗ってましたよ!
さて、そんなこんなで貯めてたラードが多くなったんで、ひとまず塩析やって純度を上げたい、変なにおいは今のところ感じないけど、一度やってみたいってんで、やってみました。

塩水にラードを入れて薪ストーブでクツクツクツクツ・・・・2時間ほどですかね!雪残る表に出してしばし。
すぐに固まりました。パレットナイフで出してみますと、
もちろん脂を刻んで作ったものではないので、ゼラチンだのは残ってませんが、多分フライパンで
脂身を焙ったときにくっついた焦げなどが底にたまってました。
それは取り除き、少し金属の器に入れて普段使いに取り置き
あとは冷凍庫で保存。肉はもちろん買ったものではありますが、ラードは自力でget出来ました!出来ることが一つ一つ叶っていくのは楽しいわ!