わたし、ひとりぼっちなんです。
入院して怪我の回復と、お見舞いの人のご厚意で、すっかり忘れていたけど、体が回復してきた今日、思い出しました。
いつまでも孤独なんです。彼がいても孤独です。
彼でも、彼以外でも、結婚したところで、この虚無感は消えない気がします。
死ぬまで、こんな感じなのでしょうか。
ただ、病院という社会と隔離された世界に没頭している間、私はそのことを忘れていました。
ひとりぼっちを感じさせない日々は、今、思うと幸せな時間でした。
退院後、私は入院前と同じ生活に戻ったら、寂しさに泣き暮れる日々が訪れるのでしょうか。
何をしたら、どんな風に生きたら、ひとりぼっちの寂しさを感じなくなるのでしょう。
命を落としかけて、奇跡的に無事の回復を得ようとしている今、これ以上の何を欲張るのか、と自分自身、情けないのだけど、そうだとしたらやっぱり、この寂しさと共にずっと生きていくのかな。
看護師さんが、夕食を各人に配りながら「今日は何かなぁ~」と明るく口にしたので、私は自分のお膳をみて、「この気配は餃子かな」と答えてしまいました。蓋をとって見てみたら大当たり。「さすが古株~(笑)」と大爆笑されてしまいました。私も、自分の古株さを実感したできごとでした。
一月半、怪我仲間として姿を見かけていた子が退院していきました。
一回りも年下なのに、アドバイスしてくれたり貴重な存在でした。
この時間も、よく『携帯使用可能エリア』で遭遇していたな、なんて寂寥の感?寂寥の念?に浸ってます。縁があればまた会える、縁がなければ二度と会わない間柄だけど、短い間、仲良くできてよかったです。