小さい頃、祖母が作ってくれたお手玉が私は好きでした。
お手玉で遊ぶ時代ではなかったのですが、あの中身、何かの実が、お手玉の中でカシャカシャいう音が心地よく、なかなか手放せないものでした。

昨日、痴呆のおばあちゃんとお手玉でキャッチボール?をして惨敗だったので、ふと思い出しました。

あの、お手玉の中の実は何??

病院内の仲良しの方(81)にお聞きしたところ、『あずき』『大豆』『ささげ』などが挙がりました。
でも私の記憶では違うのです。
灰色がかった黒色で、ツヤツやしていて固くて、形は玉ねぎみたいな・・言ってみたけど「もろこし、かな。トウモロコシに似てるけど違う。昔は粉にして団子にして食べた。大して上手くなかったけど、そういうんのがおやつなんかになったよ」ちょっと違う気がしたけど、いい話が聞けた気がしました。

病室の方(77)に聞きました。やはり『あずき』『ささげ』『えごま』・・同様の答えにがっかりしましたが、その方の娘さんは「名前は分かんないけど、わかった!ススキみたいで背が高い葉で、実は黒くてツヤツやして固かった!」
それだ!

結果。自分の記憶に正直に検索したら一発でヒットしました。
『数珠の実』『数珠玉』です。
お手玉を思い浮かべると『数』という言葉が同時に浮かんだのですが、祖母が仏壇で数珠を手にしているイメージと、祖母が作ったお手玉がオーバーラップしたのかと思ってました。

数珠の実。
黒くて固くて艶々で。
あれで作ったお手玉でまた遊んでみたいな。
痴呆のおばあちゃまが、お見舞いのご家族とお手玉でキャッチボールをしていた。
普段の意味不明発言はどこへやら、受けとる相手に力強いストレートを投げ込んでいる。
フライ気味に返されるお手玉は落とすことなく、きちんとキャッチ。
「少し強すぎるかい?」なんて気遣いまでしてスゴいのなんの。
飛び入り参加で、私もお相手してもらったら、私は首と片手が不自由なんだけど、自由な片手で取れないし、うまく投げ返せないし散々な結果に(T_T)
その後、人生の先輩であるその方にコツを指導され、痴呆なんてその人全体のことのようだけど、実際は違うんだな、とほっとしたように感じました。
入院してから、お化粧できなくなりました。
体の状態を、顔色や唇の色で確認するからなんだって。
お化粧してないから、洗顔は毎日、洗顔フォームのみで済ませていたけど、日々、毛穴がつまってくるのよね。
肌がボコボコしてきて、時には乾燥した毛穴の脂肪がポロリと取れたり。
どうしていいか分からず二ヶ月以上、そんな状態で入院生活を続けていたけど、ようやく、体もよくなってきて、意識がそこに向きました。
今朝、オイルクレンジングで洗顔前の素っぴんの顔をマッサージしだしたら・・出るわでるわ。
粒々したものが、オイルの中に浮き上がってきました。
毎日、お化粧を落としでオイルクレンジングをしていたけど、きちんと毛穴の汚れをとってくれていたのね。
使いすぎはよくないけど、また明日の朝、洗顔前にオイルクレンジングをするのが待ち遠しいです。