前の記事に書いていますが
保育園の時私に優しくしてくれていた男の子
ここからはSくん
Sくんは私とは別の小学校でしたが
中学校で再会しました。
同じクラスです。
私は全く覚えていませんが
Sくんが保育園当時の事を話してくれます。
私には保育園の良い思い出は何ひとつなく
前の記事に書きましたがSくんの名前すら
覚えていない状況でした。
Sくん運動神経も良く目立っていました。
男子と女子は体育は別々ですが
鉄棒の授業では懸垂をみんなの前で
披露して拍手されていたり
マラソン大会でもいつも1位です。
ある日こう話しかけられます
Sくん「いつも夜、おまえの家の前マラソンしてるんだけれど知ってる❓」
私 「知らない」
Sくん「〇〇時頃通るんだ 今度見てて」
私はちょっと話かけられるのがなぜか
イヤでした。
つらい保育園時代を知っている人
私は小学校で変われたつもりでいるのに
Sくん私の過去を知っている![]()
私はその後も特に気にしていませんでしたが
今度は通る時間を指定してくるようになりました
ちょっと話しようと言われます
言われた時間に本当に来ました。
本当にマラソンで来ました
話してみると案外
Sくん話しやすいなと思いました。
お正月年賀状をもらいました。
男の子から年賀状なんてびっくりしました。
その後も寒いのに夜のマラソンでお話
なんとなく私にもわかりました
告白されました
こんな私に初めて彼氏が出来ました
Sくんのおばあちゃんが私に会いたがっているから
今度家に来てと言われ行きました。
おばあちゃんがオレンジジュース🍹やら
お菓子やらたくさんSくんのお部屋に運んできてくれます。
おばあちゃん「〇〇(おばあちゃんのSくんの呼び方かな)はね、保育園のころから〇〇ちゃん(私)の事
好きで、いつも〇〇ちゃんの話をしていたんだよ
だから、どんな女の子か私も会ってみたかったのよ
」
この時なんだか、私の小学校時代を
知られていなくて良かったと思ってしまいました。
素直に喜べないと言うか
私ってこの頃からマイナスなことばかり
考えるクセが出てきてしまっていました。
Sくんほんとに、ここから
ずっとずっと優しかった
なのに、付き合いは長くは続きませんでした。
Sくんは悪く無いです。
今ならわかります
きっと私の自己肯定感の低さなんです。
続きます。