8時間遅れで人吉に到着したハチロクは
夜の闇の中、石蔵機関庫の中で短い短い休憩時間で
給水や点検をしてもらったりして、ほのかな明かりに照らされて
静かにその身を休めていました。

機関士さん、助士さん、本当にお疲れだったことでしょう。
でも休む暇なく、すぐに熊本に向けて出発となりますね。
頑張ってください。
頑張ってください。
転車を終え、SL人吉客車との連結をして
人吉駅構内に入ってきました。

見ると、ちびくまモンがビュッフェの前に居ました。
「レディさんたちと一緒にお客さまをもてなすモン!」と頼もしい助っ人です。
ちびくまモンも頑張ってね。
待合室にずっと待っていらっしゃったのは
三重からいらした女性、青春18きっぷで廻っていらっしゃる札幌からの若者、3世代familyさまなど
銀河鉄道みたいだ!と、乗車するのをとても愉しみにしていらっしゃるようでした。

ハチロクは、そんなお客さまの夢と希望も乗せて熊本へ向かうべく
いつもと変わらずその刻を待っていました。

今回で最後の乗務となる車掌さんの出発の大きな声が
静かな駅構内に響き渡り、汽笛を鳴らして7時間遅れていよいよ出発となりました。

レディさんからくまモンの『ありがとうね
』の嬉しいメッセージをいただきました。
くまモン、レディさん、永い永い一日の最終章、頑張ってくださいね。

真っ暗な途中駅で見た機関室がほのかな明かりに照らされて
浮かび上がっていました。

瀬戸石駅で離合に待っていた列車は
この日から豊肥本線全線復旧し走ってきた 幸せ本線=九州横断特急だったでしょうか?
この駅ですれ違うとは、黄色い幸福せの手をふれーる と 元気、快晴!てるてる坊主の
黄色つながりです。
九州横断特急からの「元気、快晴!」の応援を受けて、ハチロクは夜の闇をひた走り
12時を少し廻った頃、熊本駅に着きました。
永い永い1日、スタッフのみなさま、ご乗客のみなさま
本当にお疲れさまでした。
車掌さんは特に、この日は忘れられない一日となりましたね。
お世話になりました。お元気でお仕事励んでください。
また会えるのを愉しみにしています。