母を誘って、相良三十三観音めぐりに行ってきました。
今度はチャリではなく、自動車で・・・。
多良木町にある栖山観音に行きたかったのですが
石段が100段ほどあるので、リュウマチが出て足が痛いと言っている母の身体を考慮しパス。
何処に行こうか、迷いましたがまずは近場から。
あさぎり町須恵の覚井観音(二十二番)です。
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もともとは木彫りの素朴な観音さまでしたが、
平成4年に湯前まんが美術館隣の農村環境改善センターで
相良三十三観音を一堂に会して、観音めぐりをされたのですが
その時に出したら金ピカになってお化粧されたので
「出さんば良かった。前のほうが良かった。」と
お接待のおばちゃんが解説してくれました。

お接待とは春と秋の一斉開帳期間に、地区の婦人会のみなさんが
お茶請けに手づくりのお漬物、お饅頭、おにぎりなどを持ち寄り
巡拝する人達のために心温かいおもてなしを準備されているのです。
観音さまがある地域の婦人会は、毎年とっても大変です。
お茶を呼ばれたら、少しばかりの心づけをお願いいたします。

さて、二十二番観音は2箇所ありまして、すぐ近くにもあります。
上手観音(二十二番)です。
球磨川沿いに少し下りると見えてきます。
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小さな可愛らしい観音さまです。
お堂が岩の上に建てられているため「岩立観音」とも呼ばれています。
すぐ脇を先人が岩を並べて作った水路から球磨川に流れ込んでいるのが見えました。

次にあさぎり町深田の永峰観音(二十一番)へ向かいます。
県道33号線沿いにありますが、途中市房山をバックに球磨川と田園風景が広がります。
(どこものどかな田園風景なんですが ^^;)
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永峰観音は、石の台座の上に居られました。
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観音さまのすぐ前に格子でいつもは隠されているようです。
格子ははね上げ式になっています。
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どこの観音さまもお花がいっぱい飾られています。

次は植深田観音(二十番)ですが、場所がよく判りません。
しかし、この時期はこんな旗が立っているのですぐに見つけることができました。
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民家の脇の道の坂をを登り、畑の横を通って辿りつきました。
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坐像と不動明王を従えて凛と立っておられます。
振り向くと下を県道、球磨川を見下ろせます。
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観音さまは、いつもこの風景を眺めてらっしゃるのですね。
ここのすぐ下に本来の石段がありますが、とても急で摩滅が激しいそうです。
だから、畑の横からの回り道になったのでしょう。

ここで、やっと宝印帳を求めることができました。(200円)
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早速スタンプを押します。
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巡った処はどこだったのか、これで確認できて便利ですよね。

お堂に来る畑の横に、ゲンノショウコが咲いていました。
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白花もありますが、ここのはピンクです。

何処でも見られた薬草ですが、最近は少なくなりました。胃腸に効くそうです。
小学校の時、一つ後輩でお父さんが営林署勤務のとても聡明な女の子がいました。
ある日の日曜日に、近所の小さな溝沿いにその子が居たので行ってみると
ゲンノショウコを採りに来た。胃腸の薬だよ、と教えてくれました。
いつも見ているただの野草が、薬になるのか~と感心して見た記憶が蘇ってきます。

その子は2、3年してお父さんの転勤で鹿児島に転校しました。
後輩か先生に訊いた話では、中学で成績が県内でも上位に入ったということです。
宝生さんという苗字でしたが、今は何をされているのでしょうか?
そんなセピア色の事も思い出させてくれる観音めぐり。
今回はあさぎり町編ということで、続きは、またの機会に・・・。