台湾故事館と二二八和平公園 | うさぱんだのへや

台湾故事館と二二八和平公園

故事館 台湾故事館は2005年に出来た、日本統治時代のレトロな街並みやなんかを再現したテーマパークです。
ラー博(新横浜ラーメン博物館)みたいな感じ。

中にはご飯を食べるところもありますが、『1500坪!』とガイドブックに書いてあるような広さとは思えなかったし、『だから?』って感じのところ。


第二次世界大戦での日本の敗戦により、それまで統治していた日本人がいなくなった後、大陸から共産党との権力争いに敗れた中国国民党が台湾を支配しにやってきます。
この国民党が権力を握って圧政をしました。
228和平公園
ある日、市場で闇タバコを売っていた未亡人に対して警官が暴行。
腐敗した権力層に不満を募らせていた民衆がこれをきっかけに暴動を起こし、台湾全土に広がります。
暴動を起こした日が2/28なので二二八なのですね。
国民党はこれを制圧するために、知識層などを大虐殺。これ以後40年間、台湾全土に戒厳令がしかれることとなります。

この事件を忘れないために作られた公園が二二八和平公園。敷地内には記念館もあります。
近代史は履修してないので、この事件も聞いたことがありませんでした。(教科書って最後までやらないよね)
なのでネットで調べました。

蒋介石って国民党側の人なのに、5期も総統を務めたり、死んだら広大なメモリアルホールまで建ててもらえるなんて不思議。