中正祈念堂 | うさぱんだのへや

中正祈念堂

【本日2つめの記事です】
中正記念堂1 蒋介石を記念して建てられたメモリアルホール。広い&デカイ。

この写真で建物の真ん中らへんにある、89段ある黒い階段を登って右手に回ると、蒋介石のデッカイ銅像が納められています。
階段が89段なのは、蒋介石が89歳で死んだからだそうです。

中正記念堂2 ちなみに、蒋介石の本名は蒋中正。
なので中正祈念堂という名前になってます。”介石”は字(あざな)。

昔は、言霊というものが信じられていて、名前を呼ぶことはその人を支配することと考えられていました。
でも何かしらの呼び名がないと不便ですよね。というわけで「字」という考え方が出来て、通称のようなもので日常的には呼ばれるわけです。

三国志に出てくる諸葛孔明の”孔明”も字で、名前は”亮”です。
目上の人は目下の者を名で呼んでもいいけれども、それ以外の人がその人を名で呼ぶのは大変失礼なことになります。
蒋介石
地下には孫文ほかの各国の偉い人と写っている写真とか蒋介石が乗ってた ロールスロイスとかが飾ってあります。
銅像がどのぐらいデカイかは、手前に人が写っているのでその大きさから推測してください。

ロールス
佐藤栄作やマッカーサーとかと映ってる写真が飾ってあって、ガイドさんに「この人、日本人よ。分かる?」とか言われても、名前は教科書で知ってるけど、顔を見ただけでは分かりませーん。
(マッカーサーはパイプを加えてなかったし、サングラスもかけてませんでした(笑))

中正記念堂3 敷地は回廊で囲まれています。
回廊脇には「健康通路」があるところも。
健康通路とは、いろんな石が敷き詰められていて、裸足で歩くと足ツボマッサージ効果があるところ。
雨で濡れてたのでやりませんでしたが。

この回廊のすぐ外は道路で、台北は原付の数が多くてものすごーく空気が悪いのですが、一歩敷地に入ると、そんなのがウソのように森林浴ができる静かな空間です。
スクーターに乗る人は、排ガス対策のためにマスクをしている人が多いです。
ピングーとかいろんなキャラクターのがあります。
228記念公園

二人乗りなんて当たり前。子供を前と後ろに乗せてたりとか。
二人乗りの後ろの人がカサを差してたのにはビックリ。意味あるのか?
台北では、雨合羽を後ろ前に着てる人が多かったです。たしかにその方が濡れにくいかも。

それと、折り畳みの傘は必携なようで、雨が降ってるときはもちろん、晴れても日傘として使用しています。

写真は、池の鯉にあげるエサの自販機。
お金を入れるとパック入りのエサが出てきます。