昨日は軽やかになったはずの気持ちが、今日は朝からあるニュースを読んで下がった。
ユーミンの発言に暴言をつぶやいたとして、昨日私を軽くしてくれる文章を書いていた白井氏がネットでたたかれていた。京都の大学の講師だったことにも感激してたのに、トホホ、、、
なにげに「安倍晋三」と検索したところに、「論座」ででてきた。
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020082800004.html?page=3
無料で全部読めるので、もし許せたら読んでみてください。許せなかったらしゃーない、、
昨日、紹介しようかと思っていたくらい私の言いたいことを表現してくれていた。
安倍政権の7年余り
自分の足元が崩れるような感覚、深い喪失感・・・にはじまる。
でも、共感したのは、第二次安倍政権がやらかしたのは日本国民を分断したんだな・・・
というところ
先日の京都市長選挙前のプロパガンダ広告について書いた時も、選挙は家族で支持者がちがってもあたりまえだと書いた。どこの党がやっても、うまくいかない時もある。政治家の失敗もトンデモももちろんある。ただ、この最近の安倍政権だけは、どう説明しようにも嘘や隠蔽が露骨だった。なのに、なぜか否定したり疑わない人がいる。自民党支持者の層はあまりに厚いと感じる部分。でも、支持率も嘘。景況感も嘘。メディアともwinwin。嘘だらけの何を信じる?
赤木さんのような自殺者をだすようなことを公務員の仕事の中につくりだしても、悪くないのか?反社といっしょに写真におさまり、詐欺の片棒を担ぐ無責任も、仕方ないことことなのか? 選挙で買収までしていたと証言者までがでてきても、「責任は私にあります」でも、なにも責任をとらないのか?
そんなバカなことがあるか。子どもにどう説明できるの?
そんな人が日本の総理大臣なのは恥ずかしい。最近は国民の前面で1強のまるで王様だった。
そりゃあ、東京で桜の季節に招かれたりしたらうれしくて舞い上がるかもしれない。そばにいけば案外親しみを感じるのかもしれない。そこがとてもやっかいな人だった。
そうして、真実を知ろうとしない人たちは未だにそこそこいるのだろう。日本は自民党が上手ににやってくれるのだと信じて疑わない人と私はしゃべるのも嫌になってしまった。だから、私は毎日ネットの中で十分。ネットの中で、情報をくれる人たちに癒される。それで鬱にもならずに生きていられる。
意見の違う相手に対して嫌悪感をもつことはなかったのに、この政権だけはちがうと書かれた部分に、私も同意。今までの政治と、なにかがあまりにも大きくちがったのだ。
ああ・・・そうだそのとおりだ。
私は今年5月、コロナ自粛時の黒川検察庁法改正の問題と河井克行、案里夫婦の買収事件で毎日ニュースを読み漁った時には、安倍氏のことが憎くてしょうがなかった。処罰されるべきだと頭を熱くしていた。
真実があばかれずに嘘に嘘を重ねて許されるなら、
警察はいらない
そんな人間の根幹部分の腐敗にもスルーできる人たちがなぜ、今の日本にいるのか?
考え続けた。
結局は情報の量と種類のちがいか。もしくは、すでに、経済の逃げ切りに入った人は
「ガタガタとお気の毒に・・・」それくらいにしか事実を見ないのだろうか?
日本人の拡大する仕事内容と所得の格差が原因か?
少なくとも実家の母と姉はなにも疑問を感じていない。
たかが一国民がガタガタ言ってもしょーがない。そんなことにこだわりをもちすぎてストレスをためちゃダメだ。ネットになんてひたってたらおかしくなるからいいかげんにしなさい!!
母といつも最後はけんかになる。だから、電話にはでないことにしている。
政治が人を分断する。
安倍氏への慰労のつぶやきに、好きな人だからこそ残念だと暴言を吐く。野党の女性も言い方で避難を浴びていた。でも、それは心にしまうべきだ。戦う相手がちがう。誰と誰が親しかろうと好意をもとうとそんなことは個人の勝手だもの。好きな相手を貶める言葉を発するなんておかしい。謝罪しても取り消せないことがあると今まで経験がないのだろうか?
それにしても、なぜ、ユーミンの言葉をきちんと理解してみようと思わなかったのだろうか? とっさの異性に対する反応だろうか? 悔やまれる。たかが安倍氏のあの日の感想なのに。
じつは私もあの日は悲しみを感じた。本当にひとりっきりの弱りきった小さな王様にしか見えなかった。プロンプターも作文ももうなかった。苦笑いしながら自分の言葉で一言一言つらそうに述べた顔には、「悪人」はいなかった。役割を終えた。そんな感想しかなかった。
彼は利用された。いいとこのご子息で、しゃべれて雰囲気も上品だからまわりから据えられた。トランプ大統領と居酒屋で交わした笑顔はじつによかった。あのトランプ氏にあんな風に合わせられるなんて。あるところからは、常識もなくあまりに調子に乗って、派手なこともやるようになって自らボロも出してしまった。そして、まわりもフォローできなくなり情勢は変わった。もともとふてぶてしい性格でもないから腸にもくる。そのお人好しなところも国民から好感を持たれるところだったと思う。
緻密に練られた悪事は彼が考え出したことではない。悪いけど、根底にある筋書きは安倍氏では無理だ。
お疲れ様。おだいじに。
だから、彼が去っても少しも気持ちは晴れない。晴れないどころか、安倍氏の姿が見えなくなったところで、また国民を陥れるいろいろがはじまっていると感じることがある。とにかく、ある予算はばら撒かなければならないから止まることはない。
とにかく、自民、公明、維新
どんどんまちがった方向に、いったい誰が何をしているのかよくかわからない。
給付金、補助金、助成金だと上からばら撒いては、少しすれば、騙しのように税金を吸い上げる。これも騙されてはいけないお金マジックだ。バラマキ方がまちがっているから、トリクルダウンなどしない。あっという間に一部の人間が横取りしていく。実際に汗して働く人たちが潤うなどという流れにはなっていない。なにか危機がくるたびに財政は悪化する。
官民などという耳障りのいい政策に大きなまちがいがあることが、どうしてもバレない。暴かれない。暴ける人がいない。ドサクサに紛れ込ませるように事前に法改正をしておいて、はじめから上手につるんで予定通りのことを好き勝手にやる。それこそ何か大事な法律が日本には抜け落ちているのではないだろうか。
メディアの隠蔽、右だの左だの、保守だのリベラルだの、メディアも都合のいい側のことしか書かない。
そういうことではないのだ。だれがやっても仕方のない部分。長く歪んできたものは、変わったからと言ってすぐには変わらない。
ただ、労働の価値に対しての公正なお金の流れを取り戻さなければ、これから人生が長い若者たちが困窮するばかりだ。違法な搾取はあってはならない。
自分たちの二世、三世だけを生き延びさせようなんて、許されるはずがない。
公正な社会で生きてると思えること
安心できる国で生きてると思えること
生まれてきてよかったと思えること
不安の大きさはそれぞれにちがう。
戦後から75年
国に逆らわずやっていれば、子育てもなにもかも少しづつよくなり、最後はそこそこお金を貯めて老後に入れた世代と今はまったくちがう。次世代を継ぐ、子どもたちのことを大切に考えてほしい。
政権も若い世代と交代するのがいい。
ただし、正直であってほしい。裏側での画策はもうたくさんだ。