カードと星の声を聴く人
英語でお仕事されている方から、英語表記について「HANAFUDA Lenormand cards」とご提案頂いたので、英名「HANAFUDA Lenormand
cards」とさせて頂きました。
私の手を離れた所で成長していってくれています☺️
そこで、花鳥風月ルノルマンカードを作ることになった経緯や、私のこだわりについてつらつら書いてみる事にしました。
そもそも私の本業は薬剤師で、デザイン系スキルは一切持っていませんでした。当然PhotoshopやIllustratorなんて持ってないわけです💧
その状態でも、思い立って1年足らずで発売まで漕ぎつける事が出来ました。
自分の努力はもちろんですが
・カードのインスピレーションを下さった方
・技術的に導いて下さった方
・印刷の助言を下さった方
と、周りの方々の力があって初めて実現出来たのです。
さて、本題に入ります。
今回はこちら。
なぜデザイン系のスキルを全く持たないのにカードを作る事にしたのか?
マイカレンダー2022年10月号で拾って頂きましたが、占いの現場とは違う形で占いに関わりたかったからです。
占いを習いはじめた頃は「占いの現場」に憧れていたのですが、生命の木について学んでからは、占わなくても問題解決出来るようになってしまったので、占いから遠ざかってしまったんですね💦
でも「占い」は好き。
この矛盾を解決したのが、久しぶりに会った知人の一言。
「カードを描いてみたら?」
だったのです。
私の背景に自分に子どもがいないというのがありまして。
せめてこの世に何か形のあるものを遺したいなと常々思っていたんです(年取った証拠😅)。
だから、この一言にものすごく衝撃を受けたのを覚えています。
・・・で、いきなり絵が描けるのか?
という疑問が湧くわけですが、
今思うと
普通、無理ですわ
というのが答え💧
ただ、この話が出る3ヶ月前に、なぜかカルチャーセンターでボールペンで描く可愛いイラスト講座を体験受講していたのですよ。
我ながらすごいタイミング🤣
だって、ここで学んだ事が⑥雲のカードにそのまま生かされているのですから。
話を戻して、この知人がすごいのは、
「ルノルマンカードと花札🎴をくっつけてみたら?」
と言ってくれた事です。
単にルノルマンにトランプがスタンダードだから、変わり種で花札でやってみたら?という軽いノリだったと思いますが、普通思いつきませんよねー💦
常識に囚われないこの人だったからこそ言えた、
神の雷だと思っています
けれど、この「花札」がとても重要!
ちょうど同時期に、ユリイカ・タロットの世界が発売されて、その中でおっしょさんが新しいカードについてコメントしているところがありまして。
それを読んでいた私としては、金星的ではなく、土星や天王星的であらねばならないという呪縛にかかっていたのです😅
その点花札は
・江戸時代中期には誕生している歴史あるカードであること(土星的)
・木版印刷で広がったものなので、絵がシンプル→テイストが習得しやすく、アレンジ可能(天王星的)
と、総合的に考えて、これなら出来るかも!自分にOKが出せたので、カードを作ることに決めたのです。
キレイな絵か?と問われてたら、伝統的で味のある絵で〜す✨と答えるしかないのですが(この辺りはマルセイユタロットに近い)、だからこそ元々の花札の世界観を壊さずに作れたのではないかと思っています
「花鳥風月ルノルマンカード」