数年前から、安全な食品についていろんなことを勉強してきて、発芽玄米というものに興味があり、一度自分でもやってみようと思ってはいたのだけど、何日漬けておいても発芽することがなかったので、そのまま炊いて食べていた。

 

玄米の話をすると、「農薬」の問題がとても大きく響いてくる。

始めたころは、知り合いの農家でやっている有機無農薬(有機JAS認定も受けている)のコシヒカリを売ってもらって食べていたのだけど、値段が高くて、年金暮らしの自分には身の丈に合わないような気がして、どうしたものかと悩んでいた。

 

昨年、実家に行ったときに、兄が、グルテンフリーにしたら体調がかなり良くなったという話をしていて、私自身は焼き立てのパンを食べる幸せを手放せそうになかったので、自分には真似できないと思っていたのだけれど、とりあえず、食べるのをやめてみようと思って、一ヶ月程度、小麦を採らない(お菓子なども含め)という生活をやってみた。

 

自分の体調は、なんら変わることなく、内部ではどうかわからないけれども、自覚するほどのことが無かったので、自分で焼いたパンを制限するようなことはしないことにした。

 

ただ、長期間パンを食べなかったことで、依存度がかなり低くなり、基本的にはグルテンフリーの生活の方が体に良いだろうということも分かってきたので、主食は小麦を含まないもの(麺類も含み)へと変わり、ご飯をよく食べるようになった。

 

そのせいか、ますます有機栽培米の敷居が高くなってしまい、白米は食べたくないし、どうしたものかと思っていたところ、農薬をある程度使っているコメであっても、長時間浸水しておくことで、水に農薬の成分が溶け出し、何度も水を交換することで、ほぼほぼ農薬の成分は残らないという話を聞き、それならということで、昨年の暮れぐらいから、実家から送られて来る「ひとめぼれ」の玄米を、こまめに水を換えながら数日浸水して食べるようになった。

 

弟から、発芽玄米にすると、コメにもともと含まれる有毒な成分もなくなるので、発芽させてから食べた方が、味も美味しいと教わっていたのだが、いかんせん、何日つけても発芽することはなく、食べる量もそれなりにあるため、複数個の水に浸けた米を置く場所も管理するのが面倒だったので、発芽する前に炊いて食べてしまっていたのだ。

 

 

そして、これが今日の写真、

 

浸け始めた翌日から、泡が結構出てるので、米が呼吸しているのではと思ってはいたのだけれど、3日目にして、この状態になった。

 

弟の話を疑っていたわけではないのだけど、本当に玄米を水に浸けておくと発芽するんだと、驚いてしまった(笑)

 

今夜は、初めて発芽玄米を食べてみる ^^

うちのお釜は、象印と、三菱の二つあるが

最初は、象印の玄米熟成モードで、約90分かけて炊いてみようと思う。

 

とても楽しみ♪