久しぶりに文章書きました(汗、、

 

長い文章なので興味のある方だけどうぞ、

 

冬場の通院は、年に2回~3回なので、これまでは我慢してきたというか、あえて、放置してきたというか、基本的にはへたれなので、他人に意見することが怖いというか、

 

それでも、この前通院した時には、私だけじゃなくて、車から降りられずに困っている人もいましたしね。

 

SNSで、愚痴ったところ、「言わないと分からないよね」と返事をくれた人がいましたので、ああ、確かにな、そんなことは昔の自分であれば、当たり前のことだと思っていたのに、年を重ねるにつれ、余計なことは言うまい、いずれ誰かがどうにかしてくれるのを待ってればいいと思うようになっちゃうんです、

 

誰かの役に立つかどうかわかりませんが、送った文章をそのまま掲載しておきますので、他の病院や施設などに対して、同様の要望をしたいという方は、自由にコピーしてくれて構いません。

(こんな程度の文章でおこがましいとも思いますが、いちお書いておきます)

 

 

 

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ご担当者 様


いつもお世話になっております。

降雪時の駐車場からのアクセスにつきまして、お願いしたいことがありましたので、メールを作成いたします。

先日の通院時に、ちょうど雪が降りまして、駐車場から車いすで院内に入るのに、大変苦労しましたので、どうにかならないものかとSNSで話したところ、「言わないと分からないよね」と返事をしてくれた方がいました。
(私は、車いすを利用しているとはいえ、歩行は可能ですので、最悪の場合、車椅子を引きずっていくこともできなくはないです)

まったくその通りで、きちんと話もしないで、施設の設備に文句を言うなど、対象施設に対して失礼であろうと思いました。

2013年に障害者差別解消法が施工されてから、今年でちょうど10年目になります。
この制度の最も大切なことは、その施設を利用する人が、自らの口で要望をすることだと改めて思いましたので、どうぞ私の意見をお聞きいただきたいと思います。

失礼なことがないように気を付けますが、気づかないうちにそのような文章になってしまうこともあります。
その際は、ご遠慮なく、その旨話してください。

現状では、屋根がついていて病院にアクセスできる駐車スペースが2台分あります。
しかし、私が通院する際に、そのスペースが空いていたことは一度もありません。

場合によっては、利用者表示すらない車が駐車している場合もあります。

私が今回お話したいのは、車いす利用者が、介助者なしで通院する場合、降雪時にはあの2台分のスペースに車を駐車する以外に、病院内までアクセスできる場所がないということです。

夏季の土砂降りの時であれば、ずぶぬれになっても、行けないということはありませんが、降雪時にはどうしようもありません。

同様のことが市役所でもありましたので、6年ぐらい前に、障害福祉課の担当者に、障害者差別解消法の説明と、アクセスできる駐車スペースを作らないことは、法律にも違反していないですかと、1時間近くも話をしてきました。

その甲斐があったのか、また違った理由があったのかは分かりませんが、現在では、降雪時でも問題なくアクセスできる駐車スペースが造られました。

貴ろうということは、容易に理解できます。

しかし、現実的には、介助者のいない人が、降雪時に駐車場から病院に入れないという事実も、今の時代となっては、放置しておくわけにはいかないだろうと思います。

病院内での印象ですが、車いす利用者が、介助者なしで通院しているケースはとても少ないと感じます。
これは、そういった方々が病院を利用できる状態にないということも、理由に入っているかもしれません。

施設を整備することで、そういった患者さんが増えてくることも考えられますので、設備投資をする場合には2度手間にならないように先を見て整備されるとよいかと思います。

これは、民間企業の障害者用駐車スペースでも言えることなのですが、利用する必要のない方がそのスペースに車を駐車できるという環境が、最も考慮するべき事項だと思います。
それぞれの企業でも、意識の改善を促す放送などをしていますが、善意に訴えるだけでは、この問題は解消できません。
病院であれば、利用者すべてが、なんらかの身体的不調を抱えている人たちですから、なおさらその意識の改善を促すことは難しいでしょう。

関東圏の大型ショッピングモールで見かけた施設の中には、障がい者用の駐車スペースはすべて有料駐車場のような設備になっており、
(コイン駐車場のように下から固定具が出て、お金を入れないと車が出せないような設備)
個別に、申請を受け付けて、障害者手帳の表示によって、コインを配布してくれるといったところもありました。
※専用コインでないと、動かない物です。

すくなくとも、屋根付きの駐車スペースには、車いす利用者限定ということではなく、「介助者のいない車いす利用者限定」という意識改革(掲示を含む)は必要かと思います。

ある意味、介助者がいる方は、玄関のすぐ横に車を着けることができるので、目を離せない患者さんでなければ、降車後に車を移動して戻れば、障がい者用の駐車スペースは必要ないということになります。
(車を駐車してくる間、降車した患者さんを見ていてくれる方がいてもいいかもしれません)

介助者のいない車いす利用者であれば、玄関横に車を着けて降車した後、ホテルのように職員が車を駐車スペースに移動し、帰りにはまた車を持ってくるということでも問題ないかもしれません。

人の目を使い、適正に駐車場を利用させるか、設備において、物理的に利用しなければいけない人にだけ利用させるようにするかかなと、思います。

方法論は、おそらく私より、知識の豊富な方が沢山いらっしゃると思いますので、いろんな方の意見を聞いてみてください。

この文章が、今後の、沢山の「病院利用者」、また、「車椅子を利用する病院の職員の方」にとっても、有用なものとなりますよう、心より願っております。

長々と書いてしまいましたが、どうぞご配慮頂きますよう、よろしくお願いいたします。