感想その1 の続きです。



残り全部感想を書こうかと思っていましたが、気に入ったのだけ・・・(オイ



「ヒロイン」

子どもが好きで、念願の保母(ナニー)の職についたルシール。

彼女は自分の雇い主の家族のために、もっと大事なことをしたい、

もっと大きな大切なことで役に立ちたいと願い始める・・・・

けれど、ルシールの死んだ母親が心の病だったという事実といくつかの出来事が、

この幸せそうな家庭に何が起こるんだろうという不安感を煽らせてくる。

ラスト、ルシールはヒロインになれたのか?

彼女の試みが成功したか失敗したかはっきりさせずに終わらせているところがニクイ。



「もうひとつの橋」

妻と一人息子を亡くした男と、ルンペンの少年の交流物語・・・

と思ったら裏切られました;;

心を病んでいくというより、蝕まれていく感じが悲しいお話でした。



「からっぽの巣箱」

からっぽであるはずの巣箱に何かがいる。

でも、中を調べてみても何もいない・・・。

家の中を歩いている時に、ふっと目の端で何かが動く感覚。

大抵は目の錯覚だけれども、ついついドキッとして慌てて確認してしまう・・・。

それはたぶん「コイツ」なのかもしれないと思ってしまいます。