前回まで
簿記は、ある時点の財産の状態が一目でわかるように、「貸借対照表」を作ります。
【貸借対照表の例】
たとえば月末、資産は何がどのくらいあり、負債は何がどのくらいで、正味の財産、資本金の金額ははどのくらいあるのか、貸借対照表を見れば一目でわかります。
けれども、それだけではありません。
簿記は、ある期間の経営成績が一目でわかるように、「損益計算書」を作ります。
【損益計算書の例】
借方に費用(稼ぐために何に財産を使ったのか)、貸方に収益(何で稼いだのか)が並んでいます。
この例では、収益>費用なので、借方に当期純利益が60,000円あります。4月の1か月間で、60,000円儲かっています。
では、この損益計算書を作るためには、毎日の取引を、どのように記録すればよいでしょうか。
【貸借対照表を作るための仕訳の書き方】
- 資産が増えたときには借方に、資産が減るときには貸方に書く。
- 負債が増えたときには貸方に、負債が減るときには借方に書く。
- 資本が増えたときには貸方に、資本が減るときには借方に書く。
【損益計算書を作るための仕訳の書き方】
- 資産が増えたときには借方に書くので、増えた理由(収益)は貸方に書く。
→ 収益が発生したときには、貸方に書く。 - 資産が減るときには貸方に書くので、減った理由(費用)は借方に書く。
→ 費用が発生したときには、借方に書く。
それでは、収益の仕訳をしてみましょう。
「アパートの仲介をして、手数料50,000円を現金で受け取りました」
費用の仕訳をしましょう。
店舗で使う筆記用具を購入し3,000円を現金で支払いました。
仕訳の練習問題は次回に。



