あまえんぼうだけれど、芯の強いコ

嫌なことはイヤっていえる

 

さびしんぼうだけれど、状況をみて

いまは仕方ないよねと判断ができるコ

 

くいしんぼうで好き嫌いがないコだけれど

牧草に関しては好みが結構あったね(笑)

1番刈りでも、この店のこの時期のとか…笑

最近はなかなか手には入らない高級牧草しか食べなくなって

でも結果的にはよかったかな

 

大好きなフルーツも一緒に色々食べたよね

モモのいちばんはなんだろう

わたしの予想では、苺と桃かな

 

汁を出して美味しそうに食べる姿が可愛くて可愛くて

 

モモが来てから、ハーブも色々と食べるようになったわたし

モモは好き嫌いないから、ほとんどのハーブは食べたもんね

モモの可愛いお口の中に吸い込まれ

ムシャムシャしている時に顔を近付けくんくん♫

香りの良さといったらわたしが癒されていたもんなー

 

 

人見知りをしないモモ

おさんぽへ行けば、ナデて欲しい人のところへぴょんぴょん

しっかりなでてもらったら

さっさと好きな方向へぴょんぴょん

媚らず、サッパリとした性格のモモ

 

 

 

あぁ可愛くて可愛くて

愛おしいモモちゃん

 

 

いつもの日常と変わらない日々

でもね、何かが欠けている

 

 

 

いつものようにご飯を一緒に食べ

おやつの時間には、今日は何にしようかなって考えたり

今日はこのハーブに出会えたから買ってきちゃった

朝ごはんに食べようねって一緒に食べたり

 

 

 

でも、心に大きな穴がぽっかり

 

 

 

 

ご飯を食べている時

ふとモモのごはんを置いてある場所に目がいき

食後のまったりタイムでは

こっち来ないの?っていう

目をして伸びーとねている姿

 

 

 

そばにいってみると

もうそれは感覚でしかない

 

 

その時の感覚を思い出すしかない

 

 

 

おはようの合図でお部屋の幕を開けた時瞬間

すんすんとしわたしの手を舐め

寂しかったよーって舐め続けるモモ

 

 

 

間違いなくつい最近まであった日常

 

 

 

 

 

 

モモをお迎えにいったあの日

抱っこしたわたしを

キラキラしたお目目で見つめてくれた

あのときのように

 

 

 

 

あたたかい光に包まれて

優しい眼差しでわたしを見つめながら

モモはお空へ還っていった

 

 

 

2024年2月9日 16時14分

 

 

 

 

 

 

それは突然のことだった。

前日の就寝時までいつも通り過ごし

食欲もあったモモ

9歳という年齢でも病気はしていない。

 

 

 

その日の朝、おはようと起きた時から違和感を感じ

念のため常備薬を与えてみた。

少ししたら落ち着いてきたモモ

 

 

まさか旅立つなんてその時は思いもしなかった

だってなんの病気もしていない

いつものお腹イタタタさんでもない

 

身体を伸ばして寝るまでに落ち着いてきたモモ

 

快方にむかっている

心からそう思っていた

 

 

何も食べないなら

大好きな苺をつぶし汁をシリンジでチュッと飲ませ

この日は外出せず付き添い

そのうちなぜだろう

自然とモモを抱っこしたわたし

 

 

抱っこが好きじゃないモモも

この時は安心した様子

 

 

今までうさぎたちを見送ってきた経験からなのか

 

 

心の深い奥底では何かを感じていたというのか

 

 

後で考えれば考えるほど

これほど完璧な見送り方はない

 

 

と思うほど

 

 

駆けつけた家族から

優しくあたたかく語りかけられ

快方に向かっていると思い

 

 

みんなのモモに対する幸せオーラが

モモを包みこみ

 

 

 

もしかしたらモモがそう演出したの?

 

 

 

モモを抱っこしたままモモをなでつづけ

モモはわたしの顔を優しい眼差しで見つめ

 

 

そのまま眠るように静かに旅立っていった

 

 

 

 

享年9歳8ヶ月

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モモちゃんは役割を終えたんだね

最期までモモちゃんらしい

カッコいい

自分もそうありたい

 

 

今までお世話になったお礼と最期の時のことを報告に病院へ行った時

旅立つまでの様子や、今年に入ってからのわたしの色々を聞いて

先生に言われた言葉

 

 

本当に最期までモモらしかった

 

 

 

2/9は休診日で、メールで違和感と落ち着いてきたことを報告し

翌日朝、診療時間前に連絡していいと言って下さった先生。

連絡が来ると思っていたのにまさか

何の病気もしていないのに。

 

 

 

 

 

改めて後日時間をいただき診療後

先生と色んな話をした。

あと3年以上は生きると思っていた。

わたしだってギネス狙えると思っていましたよって。

それくらい元気…

 

 

モモとの思い出話を聞いてくれた優しい先生

6歳の時、大きな手術を頑張ったことや

あの時先生に手術してもらわなかったらこの3年間はなかったことや

口の中に出来物ができた時も、どうなることかと思ったけれど

半年くらいして自然消滅したし

モモの免疫力はおさんぽの効果だねって

少し涙ぐんでいた…先生

 

 

モモをお迎えできると思ったのも先生がいたから

信頼できる病院があるっていちばん大切なことって

今までのうさたちが教えてくれた

 

 

 

 

 

ピーンとうたっち

ね?9歳にみえないでしょ?

おかわり待っていまーす。フルーツでもいいよ?

ね?見事な背筋

朝食のお野菜をおかわりーと催促しているある日のモモ

6月に9歳になったプレゼントに健康診断した時

レントゲンの写真をみながら先生に

3歳と言われてもわからないくらい

綺麗な背骨って言われたもんね。

旅立つ前の朝には、この時りんごをあげたんだ。

 

 

 

 

可愛いお口に吸い込まれるお野菜たち

モモに食べられて野菜も幸せだなーっていつも思っていた

 

 

 

 

 

1年前から、うっ滞予防に先生のアドバイスでサマーカット生活

バリカンとハサミを使って私が自己流でカット。

プロ並みの腕前に(笑)

ずっと爪切りも自分でやっていて

モモと信頼関係を築いていたから、苦もなく楽しかった

 

 

 

 

 

モモちゃんって呼びかけると

呼んだ?ってお目目をキラキラ

 

呼ぶときてくれるコ

でもモモが来て欲しい時は、絶対来ない。

いつもモモとわたしの駆け引き。笑

その時その時で、どちらかが折れて。

そんな時間が楽しくて

 

 

 

元気なうちから慣れてもらおうと

1年前に少しでも段差がないよう

ケージもお部屋タイプに変えていた。

 

 

 

 

昨年の春は元気に走っていたのに

シニアになんてみえなかったよ

 

 

 

 

 

 

夜は毎日イチャイチャタイム♡

相思相愛なわたしたち

 

 

 

 

 

昨年6月には家族みんなで河口湖にいったね。

モモは3回目の河口湖

高齢の父のために、連れ出すのは最後かなって行ったのに

まさかモモと最後の家族旅行になってしまったなんて

 

 

 

 

 

モモ強いコ、負けないもん

2ヶ月に一度の定期通院

いつもこんな可愛いお顔で先生を出待ち。笑

 

 

 

 

 

 

ぐっすりねむねむ

両目を閉じて、こんなに気を許して眠るうさぎは

色んなうさちゃんと暮らしてきたけれど、モモだけでした

 

 

 

 

 

 

 

お外の景色を見て、感じるのが好きだったモモ

わたしのことが大好きなモモ

わたしはそれ以上にモモのことが大好きだよ

 

 

 

 

 

 

 

先週の日曜に行ってきた代々木公園

公園入り口でお空を見上げると、モモも一緒にきてくれたね

 

 

 

 

 

 

いつも公園入り口に入った途端、スリングからお顔をだし

お目目をキラキラさせたモモ

そんなモモをみて幸せなわたし

 

 

 

 

 

 

お世話になった百日紅の木に報告とお礼

 

 

 

 

ダメになってしまっていたミモザも

場所を変えて今年は綺麗に開花

 

 

 

 

河津桜も満開

 

 

 

 

モモは9年と8ヶ月の命を全うしました

 

 

 

最期はモモ自身が

家族みんなにとって一番良いお別れになるよう演出して

 

 

 

生まれるのも

旅立つのも

愛する家族のまえで旅立つのか

最期を見せないように旅立つのか

ぜーんぶじぶんがきめている

 

 

 

突然すぎて寂しくて恋しくて

 

 

ぽっかり空いた大きな虚脱感

わたしの心の99%をうめていた

モモがいない…

 

 

いつかは来るとは思っていたけれど

今?なんで今?

わたしがこれから新しいことに向かおうとした今?

 

 

 

わたしのメンタルが変わらないままだったら

モモは旅立たなかったんじゃ…

 

 

 

そんなこと言ったら、モモちゃん悲しむよ

それがモモちゃんの役割だったんだから

 

家族や先生に言われ…

わかっているんです。

わかってはいるんですけれど…

 

 

 

 

 

モモはいつだってそばにいるよ

これからもずっとふた葉のそばにいるから

 

 

 

 

 

 

これからはお空が舞台

 

 

 

自由に駆けまわって

好きなところへ行き

 

 

遊び疲れたら

わたしの元へ休憩しにかえっておいで

 

 

 

 

いつだって見上げれば

いつだってわたしが思えば

モモがいる

 

 

 

 

 

 

 

モモと過ごした9年間

わたしの人生で最高の9年間

モモちゃんたくさんありがとう

 

 

 

 

 

ずっと一緒

ずっと大好き

モモはずっとふた葉のスペシャルたん♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おしまいに

 

6歳のとき、一瞬の判断が生死を分けた手術

腸閉塞と思って開いたらまさかの腸捻転

処置しお腹を閉じようとする直前に感じた小さな違和感

見過ごされるレベルを気になり探し

小腸が癒着されていることに気付いた先生

 

手術からの3年間はモモと先生からのギフト

 

 

最期のあの穏やかで楽しく家族みんなで過ごせた数時間は

モモからの最期のギフト

 

 

最期までカッコよく生きたモモに恥じないよう

わたしもわたしの人生をカッコよく生きようと思います。

自分らしく生きる人生を教えてくれたモモに

いつかわたしも楽しく幸せに生きたよって

報告したいから

 

 

 

 

モモとわたしから

モモを可愛いがってくれたみなさんに

最後のギフトです

 

 

 

(自分のために作っていた動画。更新していない動画もあるので

もうしばらく続けようと思います)

 

 

 

いままでモモを好きでいてくれたみなさん

突然のご報告になってしまったことお詫びします。

みなさんには、どんなモモにみえていましたか。

モモのことを想ってくださったら

モモがきっと会いにいっています

たくさん可愛いがっていただき本当にありがとうございました。

 

 

 

ふた葉

 

 

 

 

いま休憩中

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不思議なこと=モモからのメッセージ