第117話 『お帰りモード☆』
続・ケモ豹祭り 第117話『』
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★宋 (そう)
紀元前1100年ごろ-紀元前286年
中国に周代・春秋時代・戦国時代
に亘って存在した国
周によって滅ぼされた
殷の帝辛(紂王)の異母兄 微子啓
が封じられた国
(同母弟・微仲までは
微の地を領土としていた?)
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楚軍が河を渡ろうとした時
これを好機と
宋軍の宰相が攻撃許可を求めたが
襄公は許可しなかった(略)
河を渡り終え隊列を整え終えた楚軍は
宋軍を叩きのめし 宋は惨敗した
身の程知らずのつまらない仁を
宋襄の仁と呼ぶように
兎が切り株にぶつける事を期待して
じっと切り株を見守る事にした(略)
臨機応変に物事を処理できない者の事
「守株」
この話を元に
北原白秋が『待ちぼうけ』の詩を作
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宋に関する伝承には
非合理的な奇妙な判断をそしるものが多いが
一説に周系統の勢力と 異質な体質を持つ
古代の夏王朝系統の杞の文化と
殷(商)系統の宋の文化は
蔑視されていたため
偏見で誇張された部分も
多かったのではないかとも言われ
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★闔閭 (こうりょ)
中国春秋時代の呉の第6代王
姓は姫 諱は光 闔閭は号
在位期間 前514年 - 前496年
都城 姑蘇
伍子胥・孫武などを擁して
超大国の楚と何度も対決し
闔閭9年(紀元前506年)の柏挙の戦いでは
楚の首都の郢を陥落させる大戦果を挙げた
しかし本国が越王允常によって攻め入られ
さらに弟の夫概が王を名乗って
呉を乗っ取ろうとしたため
郢より脱した楚王を追撃せず
慌てて本国へ戻ってこれを平定
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★ラーテル (Mellivora capensis)
属名Mellivoraはラテン語で
「蜂蜜食い
(melは蜂蜜・
voraは食い荒らす・むさぼる)」の意
英名Honey badgerも
蜂蜜やハチの幼虫を食べることに由来
蜂の巣を探す際に
ミツオシエ科のノドグロミツオシエ
などの鳥類との共生関係
蜂の巣を見つけたミツオシエは
けたたましい鳴き声を上げなが
ラーテルの周囲を飛び回り
巣まで先導
ラーテルは巣を壊して
蜂蜜やハチの幼虫を食べ
ミツオシエはその おこぼれを食べる
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イタチ亜科のクズリは
熱帯域のラーテルに匹敵する
ニッチ(生態的地位)を占める
寒帯域の雑食性哺乳類であり
ラーテルが
ライオンやハイエナに立ち向かうように
クズリも生息域が被る
ヒグマやオオカミに立ち向かい
撃退する事も
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★テュルソス
ギリシア神話に登場する杖
オオウイキョウでできており
ブドウのツルや葉などで飾られ
先端に松かさをつけたもの
タイニアと呼ばれる
リボンのようなものがつけられる場合も
この杖はディオニュソスと
その信者が持つ
マイナデスが持つテュルソスから
蜂蜜が滴った
(Wikipedia)
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