今回は膣なしの性別適合手術(SRS)について書きます。
…が、その前に近況報告です。
えーっと、ダイレーションですが、先週末から4番に無事移行できました♪
移行の時は、大体3番のダイレーターを30分くらいして、そのあとに4番に変更ってかんじで、併用期間を設けます。
私の場合は、仕事をしている関係で、金曜の夜から移行併用を初めて、日曜の朝からダイレクトに挑戦するようにしてます。
今回の3⇒4は比較的スムーズに移行できました。
併用の最終段階で、何度か抜き挿しをして、訓練したかいもあってか、最初からの4番(ダイレクト)も、きつい感覚はあるものの無難にこなせたと思います。
2週間で1ランクアップなので、あと4週間で最大の6番!
しかも、ダイレーションの回数も1日1回になります♪
さて本題ですが、膣なしのSRS…これは日本独特のものだと思います。
このような世界的には特殊な術式が生まれたのは、「性同一性障害者特例法」のためであると思います。
日本における戸籍の性別を変更するための特別な法律なんですが、下記のような条件があります。
①二十歳以上であること。
②現に婚姻をしていないこと。
③現に未成年の子がいないこと。
④生殖腺がないこと又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること。
⑤その身体について他の性別に係る身体の性器に係る部分に近似する外観を備えていること。
この⑤に注目ですが、近似するという部分の解釈の問題です。
MtFさんの場合は、近似というのがペニスと睾丸がなければOKと解釈したため、膣の形成はマストではなくなってしまったんですね。
参考までにFtMさんの場合、胸オペ、子宮卵巣摘出が既に過酷なので、ペニス形成までは可哀想みたいな解釈で、事実上⑤は条件に無いに等しいそうです。
元々⑤は入浴などの時に社会的混乱を避けるため、GIDではない方々への配慮として設けられているのに、これなら⑤はなくてもいいんじゃないかと思います。
GIDではなく、本来性で生きておられる方へきちんとした配慮をすることは、GID当事者にとって、とても大事なことだと思うんですが、何故こんな事に…
ともあれ、結果的に日本では膣形成なしのSRSというものが生まれました。
ここからは、私と膣なしSRSについてです。
私の場合、当初はあまりSRSまで考えてなくて、とにかく名前を変えたかった!
そこさえクリアになれば、女性として不自由なく生きていけたので。
だから漠然と考えていた去年は、ビアンだから膣なしもありかな、ラクそうだしとか思ってました。
彼にもそんなような感じで言ってたし…
だけど、いざ名前を変えると、急にSRSが具体的になってきて、ビアンの方に実際の性生活を聞いたり、今後の恋愛を真剣に考えたとき、彼に普通のSRSがしたい旨を伝えました。
彼はすごく反対しました。
「ビアンだから必要ないんじゃなかった?
澪は本番とか無くても、純女さんみたく逝けるから、僕はそれでいい!
澪の身体が心配だ!」
そんな彼に、服を着るためや、温泉に入るためだけに、体を作るのは嫌だと言うと、
「どっちにしても造りもんやん!!」
って言われて、ふたりとも泣いたけど、最終的には理解してもらいました。
(※彼はGIDの知識も理解も深い人なので、安易な気持ちで発言した訳ではないことはご理解ください。)
私の感覚は、生まれた時からのガン(GID)を患っていて、気づかずにずっと生きてきたけど、やっと病が発見できたものの、有効な治療がなく、抗がん剤(ホルモン)治療を開始して療養していたが、リスクはないけどとりあえずの治療(膣なしSRS)とリスクはあっても完治する治療(普通のSRS)が見つかりました、その時どっちの選択するのか?
そして、わたしはどうしても完治を目指して治療していきたい!そんな思いでした。
私の場合の膣なしSRSへの向き合い方と決着はこんな感じでしたが、当然みんながこの様な症状であったり、考え方、状況ではありません。
法律がそのようなのであれば、これもまた人によってはとても有効な治療なのです。
ただ、SRSをしたからといって、戸籍を女性にしたからといって、女性として生きていけるかは全く別問題ですし、逆にSRSすることで男性である事を自覚してしまう場合も存在するようですから、SRS自体もじっくりと考えて選択する方がいいと思います。
さて、膣なしのSRSですが、日本独特のものであるため、タイには元々、その概念自体がありませんでしたが、実は唯一ガモン病院にでは行われております。
これは、私をお世話してくれたSRSアテンド会社の代表の横須賀さんが、日本の現状をガモン先生にお話して行われるようになったとのことです。
横須賀さん曰く、ガモン先生の術式はきっちりと膣以外の外形を整形し、最後に膣を作るため、最後のステップのみ省略することで実現されるということでした。
これは、何を意味するかというと、膣が無いだけで、外観も相当高度に形成された上、性感的な要素も再現されるということです。
それは、私の現在の状態で膣がないだけという状態なので、今となってはその凄さがよくわかります。
日本の膣なしSRSが、どの程度の再現性があるのかはわかりませんが、日本の通常のSRSの技術を凌ぐほどとは考えにくいのではと思います。
あくまで想像にはなってしまいますが…
ということで、もし、様々な理由で膣なしSRSを選択される場合でも、安易に日本を選択するのではなく、タイでの施術も視野に入れてみてはどうかと思います。
特に若い方は将来どのように心境が変化するかわかりません。
一般に日本でのSRSで満足できず、タイでの修正を希望しても、検討はしてもらえますが、断られるのがほとんどです。
これは、術式名を同じようにしているだけで、施術内容が全く異なるため、手がつけられない事が、主な理由であると、別のアテンド会社の方から説明を受けて得た情報です。
※上記を訂正いたします。詳しくはこちらをご覧下さい ⇒ 訂正記事
もし、ガモン病院で膣なしSRSをすれば、将来気持ちが変化して膣形成を希望すれば、S字結腸法で対応してくれるかもしれません。
私としては、戸籍の性別変更が目的なのであれば、膣ありでも、膣なしでも構わないと思います。
でも、日本がいいのか、タイがいいのかは、将来のことや施術レベルなどを考慮して、しっかりと選んだほうがいいと思います。
後戻りはできませんので。。。
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