15年前、就職活動するときに思ったこと。




誰かに頼った生き方ではなく、

自分で自分の人生を切り拓いていこう、

会社や組織、肩書きで仕事をするんじゃなくて

自分の名前で仕事をしよう。

そのうえでやらないで後悔するよりやって反省する、

死ぬときにどれだけ資産を持っているかなんてことよりも

やりたいことは全部挑戦してみた!

新しい時代を自分が創ったって胸をはって言える生き方をしたい、

そんなことを考えて就職活動をしたことを思い出す。





あの当時はそうせざるえを得ない事情があって(笑)、

そういう生き方を選んだ部分もあったけれど

今から考えてみるとあの当時にああやって

思えたことは非常に幸せだったと思う。





一歩引いてみると今後の日本市場は人口も減っていき

縮小市場となることは間違いない。

インターネットという成長産業であっても日本市場だけを

相手にしていたら実は下りのエスカレーターに乗っている

ことになってしまう。







人生の最初の一歩でぬるま湯につかってしまうと

なかなか抜け出せない。

このぬるま湯から出ることはたぶんバンジージャンプとか、

スカイダイビングと同じで(笑)、ちょっとした勇気が必要。

一歩前に踏み出すだけで全然違う世界が見えてくる。

そういうものだと思う。





特にこれからのグローバル競争時代では今までの50年とは

まったく違う時代になる。

国内市場は成長が当たり前の時代から停滞、もしくは縮小が当たり前の

時代になっていく。




こういう時代では既存の組織や組織内での肩書きなんて

すぐに変わるし、変えられる。

だからこそ『自分』の市場価値をどうやってあげていくか、

ということを若いうちから自ら考えて実践していくことが重要。






ある意味、どんどん個人の名前で仕事が出来る時代に

なってきている。

こういったパラダイムの変化を捉えて、それに自分の

合わせて行動を変えていけるかどうか。

これを早く気づいて実際に行動した人にとってはすごく

生きやすい時代になる。

最初は苦労したとしても。





むしろ最初の時点でぬるま湯に入ると後で抜け出すのは難しい。

でも時がたつうちにぬるま湯はどんどん熱くなって

気づいた時にはゆでカエルになってしまうもの。




今、僕らは自ら考え、自ら行動し、環境変化さえも

自ら創りだせる時代に今僕らはいる。

そしてそれをやるかどうかは自分次第。

これは本当に面白い時代だと思う。

こんな風に個人の力量が試せる時代は過去なかったはず。




経営者として個人の力量を引き出す場を創ると同時に

そういう個人をもっともっと育成していきたいと思う。