金曜日にグループ総会があった。半年毎に行われるCAグループ全体での集まりであり、うちの会社も2001年9月にグループ入りしてから毎回参加してきた。

 

第一部でグループの方向性についてF社長から話しがあって、その後表彰式、そして第二部で立食形式での懇親会となる。今回は第一部でも、会場には立ち見も人もいるくらいの満員御礼状態。ちなみに表彰式では、新人賞、ベストマネージャー賞、ベストプレイヤー賞、ベストクリエイティブ賞、そしてベストプロジェクト賞が表彰される。

 

毎回、この第一部から僕らも出席するのだけれど、この表彰式のときにはいつも微妙な感じで見ていた。というのも、毎回表彰されるのはCA本体(若しくは100%子会社)のメンバーで、僕らのような子会社はいつも蚊帳の外だったから。


独立した子会社として独自の経営を続けている以上、そういった緊張感が親会社とあるのは健全だとは思うのだけれど、でもやっぱりそういった距離感を感じるのはちょっとさびしいものだった。

 

今回もそんな感じで表彰を見ていた。

 

表彰式の最後に、グループの中でも最も活躍したプロジェクト若しくは子会社に与えられる賞である、ベストプロジェクト賞の発表があった。

 

「ベストプロジェクト賞は、株式会社ア・・・・」とうちの会社名がF社長によって読み上げられた。ただもうびっくりした。

 

拍手とおめでとう!という声に押し上げられるように壇上に向かった。

 

soukai

 

スポットライトがまぶしくて前が見えない。

 

賞状をもらってから一言挨拶をしたのだけれど、緊張して声が震えるのが判る。

 

たぶんここ数年で一番緊張した瞬間だった。

 

いろんな人に支えられて、いろんな人の協力があって初めて取れた賞だと思う。そして何よりも一緒に会社を創り上げてきたみんなの努力の結果だと思う。数字だけじゃなく、こうやってグループの中で認められたのは本当に嬉しい。

 

なんとなくグループとしての一体感がより持てた気がしたグループ総会でした。