皆さんこんばんは!
スリジエ候補生 WEST の、宇佐美ともえです。

今日も!『はなよめになったねこ』の続きを読んでいきたいと思いまーす🌟
イエーイ!
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(前回:風邪をひいた若者のために草原に薬の材料を取りに行ったミーシャの前に、女神様が現れました。)
「女神様、私を人間にしてください!あの人を助けたいんです。」
「では人間にしてあげましょう。薬もあげます。でも、お料理やお掃除もするんですよ。」
「はい!!女神様、ありがとう!」


気がつくとミーシャは綺麗な娘になっていました。
すぐにミーシャは若者の家に行きました。
「レストランの人に風邪を引いたと聞いたので、お薬を持ってきました。」「ありがとう。どこかでお会いしたような気がするのですが・・・ピアノを聞いてくださっていたんですね。」ミーシャは毎日お見舞いに行きました。2、3日すると若者はすっかり元気になりました。ミーシャは嬉しくて踊り始めます。若者は笑いながらミーシャを優しく抱きしめました。若者もミーシャを好きになっていたのです。しばらくして二人は結婚しました。ところが、ミーシャは猫の時と同じように


お昼近くまでベッドから起きようともしません。
「僕の朝ご飯は?」「うーん、まだ眠いわ」
若者は何も食べずに仕事に出かけて行きました。
一人になると、ミーシャは女神様との約束を思い出しました。
「そうだ、お料理をしなきゃいけないのね。」ミーシャは街に買い物に出かけました。お店の人にはニコニコしながら品物を差し出します。「まぁ!買い物って楽しいわ!」
夜遅くなって帰ってきた若者は、びっくり!テーブルにチーズとパン、そして魚が生のままお皿に乗せてあります。
「お料理してないの!?」「だって火が怖いんですもの」ミーシャはすまして言いました。


次の日、ミーシャは掃除を始めました。
シュッシュッ
ほうきが生き物のように動きます。
「なんて面白いの!」ミーシャは夢中になってほうきを振り回しました。体は人間でも心は猫のままなのです。

また明日( ¨̮ )♡♡