さて前回薄すぎるメイクを披露しましたが、休日です。

メイクの時間だー!

本当に長かった……。メイク途中の早く完成させてあげたいというモヤモヤ感たるやです。

当初は眉、下睫毛、アイライン、粘膜、唇の縦皺をアクリル(造形村メイクカラー)で描けば晴れて完成!と想定していましたが変更です変更。

パステルが想定外に薄すぎたので4、5段目のパステルを入れてからアクリル工程に移ります。

そして前回の反省点、何塗ってもオレンジ問題の解消の為、今回は造形村パステル(ベーシックカラー)の中で一際浮いているなんか紫っぽいピンク?を使います。

勘です。前回あんなに本の通りにと言ったのに勘です。

だって本に書いてなかったから……

濃いピンク、中くらいのピンク、紫のようなピンクのようなやつを大体1:2:1くらい削って混ぜます。

ちなみにそれまではその辺にあった300番手の紙やすりを使っていたのですが、8001000じゃないとなんかボソボソするらしい。した。

たまたまフォロワーさんが同じことをしていて知りました。

なので1000番手を……なくしたんだなこれが。

なくしてしまったものは仕方がないのでスポンジやすりの1000番手を使います。



皆さんがパステル粉にされる時は普通に耐水ペーパーの8001000を使ってください。

何分初めてなのでこれでよかったのかわからないんだ。

とにかく粉にして、混ぜて、教本にあった通りコットンを引っぺがしてふわふわにしたものに付けました。

作った粉全部持ってかれて含みすぎでは~?と思いましたが奇跡的にいい感じでした。

言い忘れていましたがコピー用紙を敷いてその上でパステルの付き具合を試しつつ進めています。

まずチーク。

紫が非常にいい仕事をして初めてオレンジ以外の色が出ました。

続いてアイホール下を同色で軽く。前述のとおりコットンが粉を全部持って行ってしまっていたので付いたか付いてないか曖昧です。

そこでやっと唇がびっくりするくらい薄かったこと、本によると唇はほぼチークで仕上げること(すなわちこの薄付きでは何度も塗り重ねる必要がある)に気付き、赤(なかったので幼稚園の時に使っていたパステル登場)と先ほど登場した造形村ベーシックカラーの濃いピンク、薄いピンクを2・1・1くらいで少量混ぜて綿棒で塗り込めていきました。

3回くらいかな、繰り返します。

やっとすっぴんで綺麗な人の唇くらいの濃さになったのでこれ以上は失敗の予感を感じ撤退。アイメイクに戻ります。



アイホール上に茶色を重ねたいのですが、ベーシックカラーの茶色では思う色に一生届かないと悟ったので(店舗で他のパステルセットも見ましたが何故か濃い茶色がない!ブラウンセットください!)またまた幼稚園パステル登場。

「おうどいろ」と「こげちゃいろ」があったので半々くらいで混ぜました。

 濃かったです。こげちゃいろ焦げすぎです。

あと赤みが全然ないのと粉っぽいので一通り塗った後造形村パステルの茶色群で整えました。



もう流石にすっぴんではなかろうよ……ここから薄くなっても……というくらいにパステルを塗り、やっと定着スプレーでの乾燥です。

この待ち時間、30分から1時間というのが絶妙なんですよ。

寝るには短いし待機には長い……

仕方ないのでYoutubeとか見て無為な時間を過ごしつつ待ちます。

はい、乾きました。アクリル行きます。

アクリル恐怖症(全ての線が太くなる)なので胃がキリキリします。

でもやるしかないのでまずは眉……

今回は既にウィッグを用意しているので実物を見ながら調色します。

出来たらササっと筆先で……ササっと……ごめん無理……

限りなくパステルの下塗りに近い薄い色で助かりました。

ゴン太マッキー眉毛になるところだった。

もうなんかだめなので眉は後です。

今日一楽しみにしていた粘膜を塗ります。

ヴィクトリカの粘膜は造形からごっそり凹んでいるので塗りやすいです。

個人的に好きなメイクの亜麻色サファイアが真っ赤な粘膜なので同じく赤(調色せずそのまま使いました)で塗り絵します。

目頭の次はぐるっとアイホールの縁を内側から一周。

乾く前に薄め液でなぞってグラデーションを作るらしいんですがちゃんとできているかは自信ないです。

いやー、目頭の粘膜入れると一気に締まります。えっかわいい……イイネ。

続いてもうほんとに私が一番苦手な作業、睫毛です。睫毛って一から描くものじゃないじゃん……生えるものじゃん……

という気持ちは山々ですが、人形を置いておいても睫毛は生えないので描きます。

ちなみに上の睫毛はつけまつげを貼るので今回は不要です。

細ーく、細ーく、薄い色から~重ね~る。

え、ちょ、最近の睫毛ってまっすぐ引かずにカーブだ!?

気付くのが遅すぎます。線を引き始めてから気付いたので真っ直ぐの所とカーブの所が入り混じりました。

そして気持ち太いですがこれ以上は今の私には不可能なので頑張ったで賞をあげます。

思い通りに引けなかった悲しさと山場を越えた無敵感に包まれつつ次。

アイライン引きます。

睫毛に比べれば全然なんてことはありません。

アイホールのラインに沿って引いて、目尻を上げる。

囲むように横側も少し引いています。

ついでに羨ましすぎる二重ラインも同色で引き……なんか太いな。

でもこの辺はアイシャドウでよくわからんのでOKです。

そして涙袋……を作ろうとしたんですけど難しかったのでちょびっと。

ちょびっと薄ピンクを入れてはみ出したところは粘膜色で誤魔化したり追加アイラインで誤魔化したり。



かわいい。

最後にすっかり忘れていた唇の縦皺を。

放射線状に引けずなんか真っ直ぐになりましたが色とか細さとかはそれっぽい!お気に入りです。

概ね可愛いのではないでしょうか!?

これは作り手の贔屓目ですが自分が可愛いと思えるならそれは可愛いんです。だから大丈夫。

乾かします。

ラストになるので入念に乾かします。今回はパステルじゃないスプレーです。

乾いたら本日ラストの作業、グロス。

グロスすごい楽しみにしてたんですよね。

ウッキウキでグロスのページ開いたらお好みの濃さに薄めてくださいってあって薄めるやつ買ってないが!?!?!?(読み込んだのではなかったのか?)と大慌てでしたが別に薄める必要はなかったぜ。セーフ。

筆でとって唇に恐る恐る塗る。

あっこれ楽しい最高。

色がついている範囲より僅かに広めに塗ります。

それから粘膜にたっぷりめに入れてアイホール際をぐるりと一周塗ります。



楽しい~!!!これ失敗少ない~!!!(油断)

という感じで再び乾燥。

グロスことタミヤスーパークリアは半日から丸一日というがっつりとした乾燥が必要らしいので不服ながら一日待ちました。

翌日は雨でした。なんで。

日曜日に作業してたので翌日普通に仕事ですが一日も早くヴィクトリカをこの世に放ちたいので省エネモードで働いて帰ります。

残りはつけまつげとアイ装着、ボディ接続という楽しさしかない部分なので一旦ここで区切ります。

メイク編、完!