ふわり、風が吹く
君の頬撫でて 空に逃げた
そっと、君の顔
のぞく目を逸らし 微笑んで
楽しげに揺れて
踊るような タンクトップの影
肩に落とした君は
まるで夏そのもの
この胸が痛むのも
こんなに息が詰まるのも
すべて 夏のせい、夏のせい
夏のせいだよ
当たり前すぎて 忘れていた
季節は変わってゆくこと
夏は太陽に恋をして
僕の前からいなくなった
するり、僕の手を
すり抜けて 風を追い走り出す
ずっと、そばにいた
鼻唄が今はもう聞こえない
君を見失って影が
伸びるまで探し回った
肩を落とした僕は
まるで忘れ物だ
この右手に行き場が無いのも
こんなに両目が霞むのも
すべて 夏のせい、夏のせい
夏のせいだよ
涼しい風が 僕の頬を撫でて
もう夏の香りはしない
夏は思い出だけ残して
夕暮れに染まってゆく
この胸が痛むのも 「夏のせい」
こんなに息が詰まるのも 「夏のせいだよ」
右手に行き場が無いのも 「夏のせい」
両目が霞むのも 「夏のせいだよ」
すべて夏のせい 夏のせい 夏のせいだよ
「夏のせい、夏のせい」
夏は太陽に恋をして
「夏のせい、夏のせい」
僕の前からいなくなった
「夏のせい、夏のせい、夏のせい」
「夏のせいだよ」
「夏のせい、夏のせい、夏のせい」
「夏のせいだよ」