花のお江戸は大わらわ  1   (江戸)

                 鉄道唱歌 第3集  奥州・磐城編

      62 車輪のめぐり速やかに       しゃりんのめぐりすみやかに  

 

         千住大橋右に見て         せんじゅおおはしみぎにみて

         環の橋の限りなく          たまきのはしのかぎりなく    

 

         ふたたびもどる田端駅       ふたたびもどるたばたえき
 

      63 むかしは鬼の住家とて        むかしはおにのすみかとて   

 

         人のおそれし陸奥の          ひとのおそれしみちのくの

         はてまでゆきて時の間に        はてまでゆきてときのまに  

 

         かえる事こそめでたけれ           かえることこそめでたけれ


      64 いわえ人々鉄道の         いわえひとびとてつどうの      

 

         ひらけし時に逢える身を      ひらけしときにあえるみを

         上野の山もひびくまで       うえののやまもひびくまで   

 

         鉄道唱歌の声立てて       てつどうしょうかのこえたてて



ミミ       御老公 やっと江戸でござるな


うさ子    とりあえず 江戸城へ行かんとあかんしのう  邪魔臭いこっちゃなぁ

れおん   くっさい くっさい 邪魔くっさい もっとくさいは はなえもん

    ボッカーーーーーーーーーーン

はな     こりゃぁ あほたれ もういっぺん言うてみい

れおん   こりゃぁ はなくそ 誰が あほ じゃぁ

はな     あほは お前じゃ  うんこたれのくせに

れおん   屁ぇ こくしか出来ん奴に言われとうないわい

ミミ       あんたらー ええ加減に子供の喧嘩みたいな事は止めとき

うさ       しかし ここと言う時のミミ格之進殿はスゴミがありますのう

うさ子    わしと格さん 助さん は江戸城に行くゆえ


         艶姫と源三 れおんと お屁ん は小石川の水戸藩上屋敷へ行くんじゃぞ

うさ       どうじゃ れおんよ もう一度 あきば へ行こうではないか


れおん   助さんも好きでんな メイド いる あきば  萌えーーですね


うさ       そうじゃ そうじゃ メイドさんと 萌えーーー じゃ

うさ子     そんなに 萌えーーー ってええんか

れおん   そらもう 身も心も 萌えーーー って 御老公

うさ       火事と喧嘩は江戸の華 って よう燃えまっせ 旦那も好きでんな

ミミ       助さん 秋葉原の領収書は メイド喫茶 だったんですね

うさ       ちゃいまっせ 昼ごはんでんがな めし屋でっせ

メイド     昼ごはん 作って待ってるから早く帰ってきてね ご主人様

ミミ       らしいですね 助さん

うさ       あちゃぁ よりによって こんなとこで客引きせんでもよかろうに

うさ子     メイドさんや 今日のサービスランチは何かいのう

メイド      おいちい おいちい ハンバーグでちゅよ

ミミ       御老公 そんな事で 助さんに示しがつきませんよ

うさ子     ・・・・・ 格さんや メイドさんが呼んでるんじゃ

ミミ       心配しなくても もうじき冥土から お呼びが掛かるでしょ

れおん   うわっ 格さん物凄い事 言いはりまんがな

うさ子     冥土 怖がって メイド喫茶 逝けるかい

うさ       あー また行くの変換まちごうとるがな

ミミ       メイドさんに遊んでもろて 血圧上がって  ポクッと あの世逝き なんでしょ

れおん   うわっ 格さん 何と言う事を言いはりまんねん

ミミ      とりあえず 江戸城に行きますからね

うさ子     格さんが めし食わせてくれよらへん 老人虐待じゃぁ

ミミ       あんたー 何 人聞きの悪い事言うてますんや

うさ       御老公 あきらめて下さいよ

うさ子     めしじゃぁ めし めし めし食わしぇぇ  年寄り虐待じゃぁ

うさ       格さんどうします 往来の人 こっち睨んでますよ

ミミ        しかたないのう 全く御老公にも困ったもんじゃ

メイド     ご主人様ぁ  おかえりなさいませ

うさ       ただいまぁ ぽんぽんぺこぺこ  ごふぁん ごふぁん

うさ子    わちにも ぐわん ぐわん  ほにょ ほにょ

ミミ       嘆かわしや これでも 天下の副将軍ですか

うさ子    れおん すまんまたやってもうたわい

れおん   えー またチビッたんですか お願いしますよ

うさ子    今度は 大 ではないぞ

 
            ほにょ ほにょ ほうにょう だけに 小 じゃぁ 畏れ居ったか

ミミ       はい はい 畏れ居りたてまつりました よ


         嘆かわしあ こんな姿を 上様に見られたらって あれは確か

吉宗     代は 徳山 進之介 と申す 旗本の三男坊じゃ

メイド     そんな堅苦しい 挨拶は めっ

吉宗     確かに め組 にやっかいにはなっておるが

うさ子     あにゃん あれは 上様ではなかろうか

ミミ       ここに 尾張の殿が参加すれば最悪ですね って


          あの オッサン はもしや

うさ       某 ボッタクリ放送局の 松平公ではないか

ミミ        こんなん 文春砲のええ 餌食になりますよ

うさ       御老公 ここは我々だけでも退散をば・・・・  って

うさ子     おー これはこれは 徳さんに 松つぁん でんがな


               お主らも 好きじゃのう

  ボッカーーーーーーーン

ミミ       あんたー アホちゃいます 自ら火種蒔くアホ何処にいてますのん

うさ子     ああー ミミが年寄りシバキよるー 虐待じゃぁ 死むーーー

メイド      お年寄りはいたわらないとダメでしょ  メッ ですよ

うさ子     そうじゃ メッ じゃ 


うさ       いやー 御老公 楽しいひと時でしたなぁ

うさ子     格さんよここは 江戸であるのう

ミミ       そうですが 何か

うさ子     ほれっ そこじゃぁ 不夜城 ってあるじゃろ


                   新しい藩が出来たんじゃろうかと

うさ       御老公 あれは 別名イエローキャブと呼ばれている


                   紳士・淑女の社交場ですよ

うさ子     格さん 何か知っておるか

ミミ       いえ 拙者は知りませぬが 助さんはご存知で

うさ       ご存知も何も  あれは表向き 料亭あさひ と申しますが


           中では 御禁制 の食事や酒 遊びまでありますぞ

ミミ       あー 確か 料亭あさひ の領収書あったような

うさ       格さん なにか勘違いではござらぬか(おー 危なかったわい)


        御老公 ちょっと お耳を

うさ子     こうか これでよいのか

うさ       実はー  かぷっ

うさ子     いってーーー  何をするんじゃ

うさ      今晩 予約を取っておりますので ゆっくりと

うさ子     おー 流石は助さんじゃ 今宵は楽しみじゃのう

うさ       では その前に お城へと参りましょうか

うさ子     そうじゃのう 嫌な事は早く済ませんとな

ミミ       あの 師弟 どうせ良からぬ相談してたんでしょうね

うさ子    では 江戸城へと参ろうぞ


    御老公の旅は続くのであった

はな     何じゃ 訳の分からん終わり方して アホな原作家

 

 

 

それじゃあまた逢えたらいいね

 

              うさうさ  うさ子


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