ついこの間まで、何十万もいる市なのに新型コロナウイルス感染者が13人しかいなかった地元。
それが学校が再開され、ここ10日くらいで、毎日のように感染者報告が、市のメールで届くようになった。
それは県内の感染者一覧なんだけど・・・
症状が38.5度とか
37.4度とか
明らかに発熱があるものもあるけれど
大多数が、
倦怠感 鼻の違和感 嗅覚異常 のどの違和感
味覚障害 熱っぽい 咳 咽頭痛 鼻水 関節痛
胃痛 筋肉痛 鼻づまり 症状空欄(無症状)
味覚障害をのぞけば
保健室で今までふつ~~~~に聞いてきた症状で、しかも、
熱がないならふつ~~~に授業受けたり
一時間休んでふつ~~~に授業に戻ったりしてた症状ばかり。
しかも今は
それさえ学校で聞くことがほとんどない・・・
(コロナ以前よりみんな元気)
だからといって欠席が異常に増えているわけでもなくて・・・
へんなはなし、
今、みんなが感染症の基本的予防(マスク・手洗い)をしているおかげなのか、
例年よりも保健室は閑散としている(病院もそうだけど)
だからテレビで
今日は感染者が〇人!!!
大変です!!!!!といくら騒いでも
実感がわかない。
そもそも、感染者〇人!!というのも
ちょっとかぜっぽかったけど、
身近で感染者が出たりして検査したらコロナ出た!ってものも多いみたいだし。
インフルエンザも、昔は検査なんてなかったから
高熱・のどの痛み・関節痛がそろうとインフルエンザだろうねえ~って言われたけど
今は、流行期には、ちょっと風邪っぽくて病院に行くと、
熱はないけど一応検査しとく?!って言われて
36.8度で検査したらインフルで出席停止!!ってよくある話。
もっといえば、
インフルエンザは冬に流行するって思われてたけど
5月末や6月末に高熱を出した生徒がいて
「皆勤賞がああ!!」っていうので、
そんなに皆勤賞がほしいなら、インフルエンザなら出席停止で皆勤賞だから、ダメもとで検査してもらったら?なんて言ってみたら、
「インフルエンザ陽性 出席停止!やったあ!!」みたいなこともあった。
知らなければかぜ・・・で、
検査したからインフルエンザ。
でも目の前の生徒の症状は変わらないし
それで気がつかなかくて、多少流行っても
「夏風邪」が流行ってる、のどの風邪が増えてる・・・で済んでた。
ましてや休校なんてありえなかった。
毎年冬にはクラスで何人もインフルエンザが出る
感染性胃腸炎も出る
でも、コロナは出てない。
しかもインフルエンザだと、
学校でうつったのかもなあ・・・って思えることがあるけど(特定のクラスだけ多いとか)
今のコロナの感染者って、学校内で感染したわけではなく
感染した子が、学校に来てた・・・ってだけなんだよね。
それなのに
たった一人出たら学級閉鎖 学年閉鎖 休校
そしてたった一人出たら学校中を、感染症や消毒の素人の教員が消毒・・・
(そもそも、専門家がやらなくてもいいっていう時点で、文科省もこのウイルスを、たいしたことないって思ってるってことじゃないのかね?)
ふだん学校で感染症や体調不良の子どもの最前線にいるわたしの感覚と
今コロナに対してやっていることや起きていることとのギャップが
なんとも違和感なんだよね・・・・
ただ・・・
欠席理由を聞くと、
コロナじゃないの?!って思うような症状で何日も欠席している子がいる。
でも医者からは、様子見、かぜでしょう・・・って言われて検査はしてない。
そりゃそうだ。
医者だって、
検査して、うっかり新型コロナが出ちゃったら
病院中消毒したり、場合によっては風評被害で
そうでなくても少ない患者さんが来なくなっちゃうかもしれないから
微熱や倦怠感が数日続く程度なら
あえてパンドラの箱は
あけないよね・・・