恩田陸さんの新刊、

「spring」

ハードカバーの重い本(笑)


私、外出時には本を持ち歩くので

文庫本にならないと買わないのですが。

今回は、重いの買いました。

だってですよ?

あの「蜜蜂と遠雷」の

恩田陸さんが書いた

バレエのストーリーですよ?

構想10年って!

買うしかないでしょ?


私、「蜜蜂と遠雷」は、映画見て、

原作読んで(かなり長いストーリーだよ)

ピアノの描写にのめり込んで

もう一度、映画見たと言う。

すでに上映してる映画館が

少なかったので、日比谷まで行ったもん。

その、恩田陸さんです。


天才バレエダンサーであり、

稀代の振付師の萬春を巡るストーリー。

4つの章に分かれてまして。

同じバレエスクールに留学した仲間、

ハルの叔父さん、

幼馴染で、後に作曲家になる仲間、

そして、ハル自身が語る、

それぞれのストーリー。


その天才っぷりに惚れそうになったり、

出てくるクラシックがわからないから

YouTubeで探してみたり。

バレエの素晴らしさ、踊ると言うこと、

今、自分がバレエに触れている幸せ、

いろいろ感じることのできる

素晴らしいストーリーでした。


これ、いつか映画化する?

え?誰かこのハルを演じること出来る?

考えただけで、ドキドキなんですけど。

ああ、でも映画化して欲しいな。


恩田さんのバレエに対する

造詣の深さは、尊敬に値します。

素晴らしいストーリーを

ありがとうございます。



うさこ