「ガッカリしました。」

先日そう言われ、動揺しました。



そして、


「どんなふうにガッカリしたんだろう」


自分の動揺より、
そっちの方が気になり、

 

気づいたら、
そのまま対話を続けていました。




対話が終わって、
なぜ私は、あんなに落ち着いていられたのだろう。



思い返してみると、
あのときの私は、

自分との間に、少し余白があったのだと思います。



焦らなかった。
慌てなかった。



そして、そう言われても、


その人への見方は、

全く変わらなかった。



出来事によって、

 

変わらないもの。


失わないもの。



この感覚が、
ずっと、ほしかった。


 

 



最近、人と居るのがずいぶんラクです。

 

 

妙に構えたり、緊張しなくなりました。

 

 

 

だからといって、

コミュニケーション上手になったわけでも、

語彙が増えたわけでもないんですけどね。

 

 

 

変わったことと言えば、

素直に、言葉が出るようになったこと。

 

 

 

「迷惑をかけて申し訳ない」

「変なこと言って困らせたね」

 

 

 

自分でも驚くくらい

起きていることや気持ちが、

スムーズに口から出ます。

 

 

 

謝らなきゃ、お礼を言わなきゃ、

と思わなくても、

自然と口から出ている。

 

 

 

これまで同様、

内心では、

「やばい、やってしまった」

と焦っているんですよ。

 

 

 

でも、

その焦りに持って行かれない感じ。

 

 

 

だから、

言葉が自然に出るのかもしれません。

 

 

 

わたしは、学生時代から

人の輪の端っこに

しがみつくようにいた人だったので、

 

 

 

こんなふうに緊張せず、

自然体で居られることは、

 

 

あまり体験したことがなく、

不思議な感覚だし、

 

 

 

何より、

そう居られる自分が好きだなと感じています。

 

 

 

自分を好きだと感じると、

他者のことも、以前よりやわらかく見える気がして

 

 

 

別に何かいいことがあったわけじゃない、

相変わらず、不器用だけど、

一日の終わりが穏やかで、

 

 

 

理由はよくわからないけど、
明日も大丈夫な気がしています。

 

 

 

 

 




テレビ番組の中で、

「頑張って」を、

「TRY YOUR BEST」(ベストを尽くして)

と訳しているのを見ました。

 



それを聞いた瞬間、

なんだか肩の力がスーッと抜けたんです。




「頑張って」と聞くと、

自然と肩に力が入りませんか?



これまでずっと頑張ってきたからこそ、

「もう頑張らない」

と決めている人もいるかもしれませんね。



わたしはというと、

気づけばやっぱり頑張ってしまっています。



なぜそうなったのか、
理由はいくらでもあります。

 



でも今は、

その理由をどうこうするよりも、

「そういう性分なんだな」と思っています。



だから、

「ベストを尽くして」が、

しっくりきます。



 

今の自分にできることを、

コツコツやり続ける。



そんな感覚です。

 



そして、

ベストを尽くしたと思えたら、

思うような結果にならなくても、

後悔が少ない。

 



「なんでもっとやらなかったのか」と、

自分を責めることも減る気がします。




頑張ってしまう自分は、

そう簡単には変えられない。


でも、

年齢とともに、以前のように

全力で走り続けることも難しくなってきた。


だからといって、

「頑張らないように頑張る」のも、

どこか苦しい。



人生はこれからも続いていく。



だったら、

力を入れすぎるでもなく、

力を抜きすぎるでもなく、

 

自分なりの着地点を探しながら生きていく。



若い頃には想像もしなかったけれど、
そんな生き方に、
今のわたしはロマンを感じています。