この春、

お子さんが巣立っていく

ご家庭も多いと思います。

 

 

母というかたちがなくなったら、
わたしには、何が残るのだろう。

空っぽになるのではないか。


そんな漠然とした不安や寂しさが、

どこかにありませんか。

 

 

 

うちの子どもたちも5年前、

遠くの大学に通うため

この家を離れていきました。

 

 

当時のわたしは

寂しさを感じたくなくて

 

また、母としての最後の仕事とばかりに

できることにエネルギーを注いでいました。

 

 

 

そして、大学生活も残り少なくなったころ

本当に母としての時間が終わるんだなと実感したとき

 

 

さみしさが、やっと溢れてきました。

 

 

一緒に思い出もあふれ、

 

・はじめて腕に抱いた日

・つないだ母の手を解き、友だちの所へ行ったこと

・反抗期にできたカベの穴

・いつもお替りする牛丼

 

 

これらが消えることはなくて

いつでもここにあるんだ、

そう思えるようになったとき

 

 

わたし自身の輪郭が、

少し浮かび上がったような気がしました。

 

 

 

母としての時間が終わったあとは

ただ、わたしが残るのだと思います。

 

 

いまは、それを静かに感じています。

 

 

 

母というかたちの向こうに、
たしかに、わたしはいました。


そのことを、静かに見つめる時間を、
ひらいています。

 

対話の時間 詳細はこちら

 

 

 

 

 

なぜこんなにも、

子育てに一生懸命だったのか。

 

 

そして、

自分を後まわしにしてまで、

がんばったのか。

 

 

 

自分でも不思議に思ったり、

頑張りすぎたことを後悔してきました。

 

 

今日は、わたし自身のことを振り返りながら

今、感じていることを書いていきます。

 

 

 

結論からお伝えすると

とても嬉しかったから、なんよね。

 

 

それまでのわたしは、

いつもどこか寂しくて不安で、

安心していられる場所がほしかった。

 

 

 

そして、やっと手に入れた場所(家族)を

失いたくなかったのです。

 

 

それに、子育てはやればやるほど

役に立てる、認められる充実感がありました。

 

 

そんなのも拍車をかけて、

自分を後回しにしても頑張れたのだと思います。

 

 

 

この喜びや安心や充実を

ずっとずっと感じていたくて

いつまでも母親として何かをしていたい。

 

 

だから、手放せなかったんだな。

 

 

 

 

幸せを体中で感じると、

不器用な子育てだったかもしれないけれど

 

それは、たんに途中の出来事にすぎない、

そんなふうに思います。

 

 

そして、なんだか

後悔も、自責もしぼんでいきます。

 

 

 

 

正直に言うと

わたしはまだ、

子育てを終えることに怖さがあります。

 

 

せっかく守ってきた幸せが

足元から崩れてしまうような感覚がするからです。

 

 

 

でも、子育てで感じた

この上ない喜びを

身体はちゃんと覚えている。

 

 

宝物はいつでも、ここにある。

 

そう思います。

 

 

 

あなたは

子育てを終えることに寂しさや怖さがありますか?

 

 

お子さんとたくさんの喜びを

共にしてこられたんだと思います。

 

 

かけがえのない体験は、

身体が忘れることはないです。

 

 

 

対話の時間は、
記憶をたどりながら、
そのとき感じていたことを
あらためて身体で感じていく時間です。

 


そうすると、
後悔だと思っていたものが
ただのひとつの体験に戻っていったり、
「間違っていた」と思っていた自分を
そのまま受け取れる瞬間が訪れたりします。

 


そういう時間を
大切に感じてくださる方が、
静かに訪れてくださっています。

 

 

もし、
こうした気持ちを
ひとりで抱えるのではなく、
ゆっくりと言葉にしながら
見ていきたい方がいらっしゃったら、
対話の時間をご用意しています。

 

 

対話の時間 詳細ページ

 

 

 

 

 

自分の誕生日を

どんな気持ちで、

迎えていますか?

 

 

わたしのこれまでを振り返ってみると

 

 

だれかに祝ってもらえるだろうか、

寂しい誕生日になったらどうしよう、

不安に思っていた頃。

 

 

自分へのご褒美の日として、

幸せ感を演出していた頃。

 

 

そして、時を経て

不安になるのも、

ポジティブに盛り上げるのも

どちらも疲れてきた最近は

 

 

もういい歳だし

誕生日にはこだわらない。

 

そうやって

大人ぶってみたりもした。

 

 

 

でも今年は、今までにない感覚、

誕生日が、通過していくような感じがしています。

 

 

どのような評価をされるんだろう

といった不安もあまりなく、

特別な日にしようと気張ることもなく

 

 

節目を迎えられたことに感謝しながら

自分の中心を感じて

過ごそうと思います。

 

 

 

これまでのように

まるで評価を受ける日のような不安を感じたり、

自分を何かで証明しようとしなくても、

 

 

ただ、ここに存在していることを

感じ取り味わう。

 

 

心が躍る、という感じではないかもしれないけど、

その分、心が上下しなくて穏やかだと思います。

 

 

今のわたしには

このくらいがちょうどいい気がしています。

 

 

 

ご自分の誕生日、
どんなふうに、迎えたいですか。

 

背伸びもしない。
証明もしない。

ただ、自分の中心に立つ。

そんな誕生日も、悪くないかもしれません。