さて、2018年9月に不妊治療のお休みを決めた私達夫婦。
メンタル面で疲れていたのもあるけれど、当時私の声がよく嗄れていた事、後鼻漏で吐き気があったので、耳鼻科を受診して声帯と鼻の原因究明を行いたいと思っていました。
それから、9月は私の誕生月。せっかくの妊活お休み期間だったので、子宮頸がん検診に加え、日本で流行している風疹の抗体検査を受けに行きました。
私の仕事はよく声を使います。仕事柄、ワントーン声を高くして印象を良くするのも大事だと考えています。その無理?が祟ったのか、ある時から仕事中声が枯れるように…
後鼻漏で吐き気はするわで、副鼻腔炎を疑い、耳鼻科を受診しました。
耳鼻科の先生は一通り内視鏡で見てくださった後、「声帯にポリープなどはないけど、声を出す時閉じるべき声帯が開いてしまってるから、なるべく地声で話すようにね。鼻は副鼻腔炎ではなくて、鼻炎だからお薬と鼻うがいキットを処方します。これで様子を見てみてね。」と説明してくださり、私の不安を拭う事が出来ました。
声って人に与える印象がガラリと変わるから不思議なものです。日頃から声を大事にしていただけあって、声帯が疲れてしまっているのはショックでしたが、無理は禁物だと改めて考える機会になりました。
さて、その次は風疹抗体検査。
妊活しているご夫婦、予防接種を充分に行った記憶のない方、要注意です。
日本でこれだけ今の時代に風疹が流行っている事自体、おかしい話なんですが、妊娠中に風疹にかかると、胎児に影響が出ます。自分は妊娠してないから無関係だなんて思わず、自分の為、将来の日本を担う子ども達の為にぜひ予防接種、風疹抗体検査を受けてください。
バンコクで不妊治療クリニック従事者にも言われました。「日本って今風疹が流行ってるんでしょう?渡航制限出てるよね。」と。え?そこまで?と思うかもしれませんが、海外ではかなり話題になっていました。
現在国を挙げて風疹の予防接種に取り組んでいるようで、希望者は(自治体にもよりますが)風疹の予防接種を無料で受けさせてくれます。
私の里帰り先の自治体は、市内の指定する病院で予防接種をすれば市がその費用を負担してくれます。希望者とそのパートナーも無料。
それだけ今深刻な事態なんだと思います。
私は母子手帳を確認したところ小学生の頃に2回、風疹の予防接種を受けていましたが、実際には何度予防接種を受けても免疫がつかない人もいるそうで…
念のために抗体検査を受けた訳です。
結果は9月の時点で抗体価36倍?32倍?だったかな、問題ありませんでした。ホッとして10月からまた人工授精を再開する決意をしました。
これがまた不思議なもので、妊娠判明後再度産婦人科で風疹抗体検査を受けたところ、抗体価がなんと突然16倍に下がっていました
先生にはこの値だとあまり良くないから、産後すぐに予防接種受けた方がいいね、と言われ、産後予防接種を受ける予定です。
この数ヶ月で何でこんなに下がってしまったのか質問しましたが、抗体は日々無くなるものらしく、珍しい事ではないのだそう。
妊娠を希望する皆さん、是非この機会に風疹について知ってくださいね
次の記事で2回目の人工授精について書きたいと思います