都会編

専業主婦歴
28年
主人の夢に付き合う為に
昼寝付きのお気楽人生から
居酒屋の女将に転身

毎日着物で車で出勤

さすが京都の中心

当初は店も暇やから
たまに外国人が来ると

どこから来たの?
何処に行くの?

英語力まったく無い女将さんが

ジェスチャーとちょっとの英語で
コミュニケーションを取るけど
無理があるし

鶴を折ってあげることにした

これがかなり喜んでもらえた


ある日
外国人のお客様に
この店は🦉のクチコミサイトで
250位ですよ
って教えてもらった

はぁ
何の事ですか?

まったくその様なサイトがあることすら
知らなかった女将さん

もうクチコミも何十件と入っていた
しかも、

とても良い
の評価ばっかり

これは、評価落とせないやん
ってことで
外国人のお客様には
ジェスチャー英語でコミュニケーションを強化

貴国の食べ物文化音楽
知ってる事は何でも話す

お会計には折り鶴を




すると、順位がみるみる上がっていって
お会計になると
従業員から

『女将さ~ん時間ですよ』(鶴を折る時間)
呼ばれて

鶴を折るだけて1日30羽ほど
の日もあったなぁ

折り鶴教室みたいになったグループもあったし
100均の折り紙
30冊は買ったな

クチコミの写真にも
鶴を折る女将さんが
載ってたりと
知らず知らずに

鶴折りのプロフェッショナルになった

そして

京都 飲食店一位に

今60位

そして

コロナ



そして
閉店