永らく放置しておりました。だって忙しかったから・・・(言い訳)

 

下の子の卒業式に行くための訪問着。落款入りの加賀友禅~♪(2千円以下)

有難いですねえ。何方が手放したか存じませぬが、抽象化された松の柄が大好物の私は大切に着用させていただきます・・・♡

柄ゆきは松竹梅で慶事にぴったり。訪問着ですが控え目な柄の量と色なので、悪目立ちしないところが卒業式にぴったり♪ということで購入しました。裄が62と短めなので、最近の人は着れないかも。

 

当日の写真は良い角度のが無いので、着合わせ実験中の画像を。

帯は父方祖母のプラチナ袋帯。これ、豪華なプラチナ箔じゃなくて割と地味なので、却って一歩控えた装いになったのが嬉しい想定外。この着物に最近の銀袋帯を合わせたら、結婚式か?みたいになっちゃったんですわ。

でもこれなら、主役(卒業生)の後ろでおとなしく出来そう(笑)

帯締めは同系色で銀糸が入ったもの。帯揚げは、ここでは白綸子に黄緑の梅絞りを合わせてますが当日はクリームイエローに水色や淡い桃色の暈しが入った綸子のにしました。

半襟は七宝繋ぎの豪華刺繍ですが、色合いが淡いので、写真では目立ちますが実際にはさほど目立たなかったです。むしろ淡すぎて集合写真だと白襟に見える。不思議。

 

こちら(↓左)は入学式用の暈し入り色無地。父方祖母のやつです。半襟は卒業式と同じ。

帯はクリーム色に金で葡萄唐草が入ってる豪華な袋帯。着物をおとなしくした分、こっちは派手にしました♪

着合わせ実験で飛び柄小紋を着た日(↑右)にも締めてみたんだけど・・・やっぱ合わないですね。着物が帯に負けてる・・・面白いもんです。

 

別な着物で出掛けた日に、帯を結ぶ練習をしたときの写真。なので左は半襟がカジュアル綿シーチングです。帯揚げは着物端切れから作った自作のもの。色味は合ってる、うん。

金銀の帯締めだとやっぱり結婚式ぽくなるし、ピンク&紫の礼装用のはどうだろう・・・とか、あれこれ付け替えて実験しています。

平置きでじっくりコーディネートを考えて選んだのに、実際に着てみて、更に悩んで総取り換えするのが私のいつものパターン。

客観的に観たら素敵だったものが、自分が加わることによって「なんか違う」になっちゃうんですね。

 

あと、今回痛感したのは『補正、ちゃんとやらんと格好悪い』でした。ちゃんとタオル補正すると着姿が全然変わるってのが体感出来たので、これからは真面目にやります。

胸の下と、背中の窪みを平らにすると断然違うシルエットになるし、帯も崩れませんでした。

タオルといってもガーゼの手拭いを三角にして肩から両胸に当て、余った部分を折り畳んで腹部との段差を減らすのが1枚。(す○おさん動画でやってる方式です)

背中はマジックテープ式伊達締めを付けた後に、三つ折り(16cm幅位)にしたガーゼ手拭いを上下から折り込んで、小さな箱を腰に付ける感じでセット。これで計2枚。

窪みが均されると帯が歪まないんだなー、と実感しました。胸側の補正は、その後ガーゼタンクトップに縫い付けて常用出来るように。洗濯も楽だし、いちいち折って配置しなくても良いのでナイスです。

 

そういえば卒業式、着物は私一人でした。入学式はもう一人いらしたけど。まあ粗探し皆無なので気楽!紋無しの色無地に袋帯!?とか騒ぐ人いなかったので、密かにホッとしている私です。(貼り紋、買わなくちゃ!と悩んでたんです)