この夏、薄物を着てみての感想。総括とは随分大げさですわな(;・∀・)

 

紺のやつ。ずいぶん着用画像(左側)の写り方では透け透けですが、実際はここまでではありません。右側は袖の部分を後から撮影したものですが、せいぜいこの位です。

襟はレースの白半襟。帯揚げは紫陽花柄のポリ絽。(ICHIROYAさんのキモノッテです)

帯は鬼灯帯、帯締めはクリーム色。ところどころに濃いピンクの糸が巻いてあって、可愛いアクセントになってます。

 

この着物は身丈が136cm。腰でおはしょりを取って、ようやく3~4cmのおはしょりが確保できる程度です。めっちゃギリギリ。

かといって対丈で着用するには短い(;´∀`)

そして真新しい着物なので、シャリシャリ、というよりはゴワゴワ(笑) 身体に優しく沿ってくれないので着るのが難しいし、長襦袢は衣紋抜きを外してあるので(薄物だと透けてみえちゃうので取り外しました)、なかなか衣紋がうまく抜けない・・・すごく着付けるのに時間が掛かってしまいました。着るだけで汗だく。エアコン前で風を浴びながら着てるんですけどね。やっぱ暑いです(@_@;)

 

外を歩いてみると、長襦袢(正絹)が汗ばんだ足に絡みつき、裾が「バツン!」って感じで突っ張っちゃう。こ、これは・・・歩き難い。だけど、襦袢の下にステテコを重ね履きするのもキツすぎる(;´Д`)

そして残念なことに、ステテコも足に貼り付いちゃう。それは先週実験済・・・うーん。

 

で、私の結論としてはですね。

本州は熱帯とみなし、7・8月はもう浴衣オンリー。6・9月が薄物で、4・5と10月が単衣。11~3月が袷。この位にしないと、キモノ着れない・・・(;^ω^)

真夏は襦袢不要の1枚で着られる浴衣にしないと、暑すぎる・・・って気がするんです。少なくとも足の部分はスカスカで居たい。

もうクールビズとか言ってないで、日本国民は全員甚平で過ごそうよ。って位に暑くないですか?女子はショート丈甚平にロングのレース羽織を合わせてサンダル履いたら可愛いんじゃないだろーか。足を出したくない人は浴衣。あー可愛い(妄想中)(#^^#)

 

まあ、それは冗談ですけど。

薄物を着るのは「気合」ですね。お洒落は我慢!といいますけど、薄物も我慢ですわ。なーんて話を、さっき友人としていました。

 

9月に入って、単衣になっちゃえば中に着る襦袢は融通がききますから、かえって涼しく過ごせるんではないかと。

私も9月の間は正絹襦袢じゃなくて、綿クレープの襦袢にしようと思います。替え袖部分を少しずつ変化させていっても楽しいですよね。

 

 

薄物は季節が終わったので、汗抜きをして収納。単衣を出して・・・こんなひと手間が楽しいですねえ。今月は暑さもひと段落することを期待して、いっぱい着たいと思います。作った帯もあれこれ試したいですし。