◉ひとこと:
AIが発展したら、そりゃ人類襲うし滅ぼそうとするに決まってます。(アニメ的に考えて)
原案はre:ゼロの人です。
◉評価:
8.0/10.0
◉作品URL:
▪️公式サイト
◉原作:
▪️原作
オリジナルアニメ
原案は長月達平、梅原英司
▪️アニメ
2021年の春アニメ。全13話。
アニメ制作はWITスタジオ。
長月達平は、Re:ゼロの原作者ですね。
◉感想:
As you like my pleasure.
OPの歌い出しです。訳は「お困りですか?+どういたしまして」でいいのかな。
#先生!ググってもわかりませんでした!
あらすじ
AI搭載ロボットが暴走して人類は滅んだので、天才博士が意識をデータ化して100年前に飛ばして歴史を改変するお話です。
暴走したAIが人類を滅亡させようする世界で、ターミネーターと初音ミクを足して割った感じの作品。ターミネーターの代わりに、シュタゲでもバックトゥザフィーチャーでもいいかも。天才科学者もいるしね。
主人公は歌姫AIなので寿命は半永久。100年かけて歴史を改変させようってところが目新しい。人間の主人公では無理な計画だし、AIを主人公とした必要性でもあります。
ほとんどのイベントは2話に分けてあり、長い時でも3話。細かく分かれているので視聴しやすいですね。
#1話完結も1度だけあった。
本作のAIとは?
喜怒哀楽の感情を持ったAIたちのお話だった。綾波レイや長門有希よりも感情豊か。自分の意思で何かをしようとすることは苦手で、人間との違いは創造力になるのかな。
ヴィヴィ?ディーバ?
主人公の見た目は変わらないけど、中身が何回か変わります。仮に初期状態を第1形態として簡単に解説です。
- 第一形態ヴィヴィ:ファンの幼女にヴィヴィとなづけられたポンコツ歌姫です。歌えるものの心が込められません。
- 第二形態ディーバ:ある人の死がきっかけで自我が壊れ、再起動したらディーバになりました。心を込めて歌える優秀歌姫AIです。
- 第三形態ヴィヴィ:人格構成消去のウィルスを打たれてディーバが消え、ポンコツ歌姫ヴィヴィに逆戻り。更にこのポンコツは、歌うこともできなくなりやがります。博物館行きです。
- 第四形態ヴィヴィ:心とは何かを理解し、ヴィヴィでありながらディーバのように歌える歌姫AIとなります。
AIの一般常識とマナー
AI同士の会話は独特で「回路(頭)大丈夫?」「演算(考え)はまとまったのか?」「お前なんて叩き潰して電卓にしてやる!」なんて表現が聞いてて楽しい。
また、女性AIに重さ(体重)や製造日(年齢)について言及するのはマナー違反。当然です。
シンギュラリティ計画の100年
- 1-2話:【相川ヨウイチ襲撃事件】
- 3-4話:15年後【落陽事件】
- 5-6話:5年後【メタルフロート事件】
- 7-9話:40年後【オフィーリアの自殺】
- 10話:20年後。【ヴィヴィの曲が完成】
- 11-13話:20年後【AIによる人類抹殺事件】
とても良い作品です。
#稀にやる劇画ちっくな絵柄がとても良かったです。
◉キャラクター:
ヴィヴィ:主人公。AI。歌姫。ディーバ。ステゴロ暴力AI。アーカイブにいる時はセーラー服。
マツモト:ヴィヴィのパートナー。クマのぬいぐるみだったり、キューブだったり。
エリザベス:エステラの妹。マスターは垣谷ユウゴ。サンライズ編と対ラスボス戦で登場。
松本博士:オサムくん。嫁も娘も他界。意識をデータ化して〈マツモト〉過去に送った人。
垣谷ユウゴ:初めはトァクの下っ端。のちにトァクのリーダー。毎回ヴィヴィに助けられてる。
垣谷ユイ:垣谷ユウゴの孫娘。トァクのリーダー。エリザベスを仲間に引き入れた。