翌日の午前7時20分・・・。


 宿泊しているホテルではなく、外の店で朝食を済ませ、ホテルの地下駐車場から地上車<ランド・カー>を出した。
 表に車を止めてロビーに行く。
 今回の随員の一人の新米士官のブルック少尉が既にロビーにいた。


 「大尉どの、おはようございます!」


 ブルック少尉の威勢の良い声と敬礼に苦笑しながら、私も敬礼を返した。
 私は地上車<ランド・カー>が外にある旨を伝え、彼をホテルから連れ出した。
 ブルック少尉が運転席に、私が助手席だ。
 貴族などの貴人、公人が乗る公用車は、人の手を借りた手動運転が主流だ。
 コンピュータ任せの運転が悪い訳ではない。
 無人タクシーや個人的な地上車<ランド・カー>なら何の問題もない。
 でも、貴族や公人を乗せる場合は機械任せの運転は失礼になるらしい。
 それに自動運転中は、ヘッドライトやテールライトの脇にある緑色のライトが点滅している為、自動運転だと、すぐに分かってしまうのだ。


 「ところで・・・卿は食事をしたのか?」
 「いえ・・・。ギリギリに起きましたので・・・」


 どうやら、ブルック少尉は寝坊をした為、ちゃんと朝食を取っていないらしい。
 私はやっぱりな・・・と思い、脇に置いていた袋に手を掛けた。


 「・・・これ、食うか?」


 私はツヴィーベルブロートを紙袋から取り出した。
 ・・・食欲をそそる、何とも言えぬ香りが車内いっぱいに広がる。


 「・・・良い香りですね」
 「食っている間は、オート・ドライブに切り替えておけよ」
 「はい!」


 余程、腹が減っていたのか・・・。
 ブルック少尉は袋の中にあったブロートをあっという間に食べきった。


 「大尉どの、これ、凄く美味しいです。まだ温かいし、手作りのようですが、まさか、大尉どのの恋人とか・・・」
 「卿は何か勘違いしていないか?これはホテルの近くのレストランのヤツだ」
 「あ・・・そうなんですか」
 「駆け出しの頃に良く行っていた店でね。懐かしさを感じる店だ。・・・亡くなった息子さんに俺が似ているらしくて、何かと良くしてくれるんだ」


 私の話を聞いていた少尉は、急に押し黙ってしまった。
 私は首を傾げる。


 「・・・どうした?」
 「昨日、実家に帰ったのですが、母に泣かれてしまって・・・それで居たたまれなくなって、結局、ホテルに泊まりました」
 「そうか・・・」
 「あの・・・大尉どのはどれぐらいご家族と会っていらっしゃらないのですか?」
 「どれぐらい・・・って。従軍しては帰っていないから、かれこれ6年は会っていないな。いや、士官学校に入ってからだから、10年近くは帰ってない

なぁ・・・」
 「そんなに・・・!」
 「あぁ・・・。帰るにも凄い辺境の惑星だからな。何しろ、ちゃんとした定期便とかないぐらいなんだ」
 「じゃぁ、小官は恵まれていますね。実家がオーディン市内ですから・・・」
 「そうだな。・・・おい、じきに閣下の官舎だ。・・・帰りの運転は手動にしろよ」

 「許諾<ヤー>」


 結局行きは自動運転だった。
 機械は四角四面な慎重な運転をする為、閣下の官舎に着くのに倍の時間がかかってしまった。


 7時50分をほんの少し過ぎて、何とかギリギリに閣下の官舎に到着した。
 私はブルック少尉を車内に残し、官舎の呼び鈴を押した。

 すぐに、ケンプ夫人が姿を見せた。


 「おはようございます。小官は閣下の副官のルビッチ大尉であります」
 「・・・すぐに呼んで参りますので、少々お待ち下さいませ」


 夫人が中に戻って暫くすると、閣下が出てこられた。
 2人の息子さん達が精一杯の背伸びをして、一生懸命に手を振っている。
 夫人は手を振ってはおられなかったが、私と目が合うと僅かに会釈をされた。
 その時、夫人の表情の中に一瞬だけ・・・悲しげな影が見えた。
 これから暫くは夫婦離れ離れの生活になる。
 閣下は子煩悩でそして愛妻家・・・夫人の気持ちを考えたら、私は何とも言えない気分になった。


 「今日の運転はブルック少尉です、閣下」
 「ほう・・・それなら、卿は今日は後ろに乗れ」
 「え・・・小官も後ろにですか?」
 「あぁ・・・」


 私は驚いたが、閣下に従った。
 少尉に告げた後、後部座席に閣下と向かい合せに座った。
 後部座席と運転席の間には仕切りがあって、防音が装備されていて、通信さえ行わなければ、完全にプライバシーが守られる造りになっている。


 手動運転の為なのか、少尉の運転技量が悪いのか、雨続きでぬかるんだ道が悪いのか・・・。
 私が辟易したのは、車窓にはね上げられた大量の泥だった。


 「・・・こんなに泥はねさせるなんて・・・」


 私は窓に張り付いた泥に思わす呟き、深い溜息を吐いた。
 おまけにこの泥、粘質タイプらしく、窓にベッタリと張り付いて・・・厭な模様を描き出している。
 それにしても凄い泥はねだ。
 私も昨日この道を運転したが、ここまでの泥はねはしていない。
 もしかしたら、少尉は運転が下手なのかもしれない。


 「あぁ・・・これは酷すぎます。途中で泥を拭いた方がいいようですね。止めて拭いても宜しいでしょうか、閣下」


 いくら何でも、大将閣下が乗る公用車がこれではみっともない事甚だしい。
 今までの上官なら、ガミガミと怒り出しているところだ。
 閣下もこの凄まじい状況に、ご機嫌を損ねていないかと、冷や汗をかいた。


 「・・・あぁ、このぬかった道を過ぎたらな。この辺りの道路は舗装されていないからな。今は何度拭いても無駄だろう」
 「しかし・・・」
 「タイヤが取られないだけマシというものだ。それから、途中で拭く事は無い。このまま宇宙港へやってくれ」
 「許諾<ヤー>」


 泥はねの度に拭いても埒が明かないという事か。
 閣下は意外と我慢強いらしい。
 それに、閣下の言われるようにタイヤが取られないのは確かにマシだった。


 暫く走っていると、閣下が急に目を瞑られて胸を押さえられた。
 私は一瞬、どこかお悪いのかと思った。


 「・・・あの、閣下・・・お具合が悪いのですか?」
 「いや、どこも悪くないが。・・・どうしてそう思うのだ?」


 怪訝そうな表情である。

 私は不安になりながらも思っている事を口にした。


 「いえ、その・・・。胸を押さえていらっしゃるので・・・」
 
 私の言葉に閣下は苦笑される。
 私は何で笑っておられるのかさっぱり分からず、眉を顰<ひそ>めてしまう。


 「・・・なに、どうという事はない。・・・ここには、俺のラッキー・アイテムを入れてあるんだ」
 「ラッキー・アイテムですか。それは、験かつぎみたいなものですか?」


 私の友人にも験をかつぐ者がいる。
 戦闘中は絶対に髭を剃らないとか、水晶や誕生石を等を身に付けるとかだ。
 中には戦闘中、ずっと靴下を履き続けると言う同僚もいた・・・。
 そいつが靴を脱ぐ度に嫌な臭いがしたものだからハッキリ言って迷惑だったが、「これは勝利を祈っての験かつぎなのだ」と言われたら、他の人達もそれ以上は何も言えなくなったっけ・・・。
 私はそういうモノは身に付けないが、強いて言えば、戦闘中のコーヒー断ちが験かつぎみたいなものだ。


 「・・・あぁ。これを身に付けて戦場に出ると必ず良い事が起こるんだ」
 「そんな物があるのですか?」
 「今まで戦死しなかったのは、こいつのお陰だ。・・・見るか?」
 「はい。拝見させて頂きます」


 閣下が胸ポケットから取り出されたのは、小さな一枚の写真だった。

 今時、ホログラフィではない、紙焼きの写真とは珍しい。
 新聞や雑誌等の暫定的なモノは別だが、殆どの写真はホログラフィが主流だ。
 回顧趣味の風流人や貴族はカメラを持っているだろうが、私は触った事もない。


 「これは・・・紙焼きの写真ですね。さすがに今ではあまり見かけませんが」
 「あぁ・・・。だが、紙焼きの写真には味わいがある」
 「カメラ自体も骨董品で、かなり値が張りますしね・・・。これはご家族のお写真ですか?」


 写真の中での夫人と、二人の息子さんはにこやかだった。
 夫人が抱いているのは赤ん坊で、もう一人の子は幼稚園児という感じだ。
 現在、閣下の息子さんは8歳と5歳だというから、かなり前の写真だろう。
 夫人は今も美人だが、写真の中の夫人は若々しかった。


 ・・・幸せな家族の風景だった。


 この写真を写されたのは、閣下ご自身だろうか・・・。
 どちらにせよ、閣下はこれをいつも持ち歩かれているのだ。
 フーセネガー中将の言葉通り、閣下は愛妻家だと言う訳だ。


 「なぁ、卿は結婚は・・・」


 あまりにも唐突な閣下の言葉。
 最初は何を言われたのか読めず、ポカンとしてしまった。
 が、私に対してだと気付いた時、何をどう言えばいいのか戸惑った。
 ハッキリ言って、緊張で身体中の血がガチガチに固まった・・・ような感じだ。

 私には将来を誓い合った恋人はいないし、最近、故郷<くに>の両親に言われた見合い話でもするか。


 「・・・それが・・・。郷<くに>の両親は色々な話を持ってきまして」
 「ほう?」
 「忙しいと断っても断っても、全く聞いてもらえません」
 「なるほど・・・」
 「・・・そして、断れば断ったで、この子はどうだ?とか、あの子はどうだ?と、矢継ぎ早に話が来るので、困っていまして・・・。家に帰ると、両親から見合い写真付きのメールが20件近く届いていた事もありました」
 「心配なのだろうな、卿が。・・・しかし、20件か」
 「しかも、メールには『下手な鉄砲数打ちゃ当たる』とまで書かれていて、『これだけいれば、気に入った子が見つかるだろう。すぐに返事をくれ』とありました。小官は辺境惑星の出身なのですが、田舎者なのを小官が気にしていて、結婚出来ないのではないか・・・と考えているようでして・・・」
 「・・・気にしているのか?」
 「いえ・・・全くとは言いませんが、あまり気にした事はありません。でも、両親は心配みたいなのです。それが原因で良縁に恵まれないと思っている様子で。それで、いつまでも断っているのも親不孝な気がしましたので、今回の戦いの後に見合いをする事にしたのです・・・。
 「見合い!?」
 「両親にしたら、小官は遅く出来た子供だった為、将来の事を、色々考えているようなのです」
 「・・・親心だな」
 「結婚する気はなかったのですが、今回の見合いについては、親に強引に押し切られました・・・。しかし、定期便すらない辺境の惑星ですので、実家に帰るのは一苦労なのです。民間の小型機をチャーターしなくては行けませんし、申請を出すのも手間がかかって・・・」


 私は心の中で苦笑していた。
 実は朝立ち寄ったレストランでも、見合いの話をしたのだ。
 そして、閣下にも同じ事を話している。
 結婚は早いとか、断りきれないと言いながら、あちこちで「見合い」の話をしている自分は、かなりおかしいと言える。
 その時点で、既に「積極的」で、「前向き」ではないか・・・。


 「・・・それにしても、親ってのはどこでも同じだな。俺の場合も煩かった」
 閣下は昔を思い出されたのか苦笑している。
 「単なる見合いならまだ可愛いが、俺の場合は空戦隊だったからなぁ・・・」
 閣下は声を潜めた。
 「パイロットはいつ死んでもおかしくない状況だろう?艦砲射撃を食らえば、あっという間に宇宙の塵となる。・・・遺体どころか機体すら残らないからな。その前に、どこの誰とでもいいから子供を作っておけとか言ってな・・・」
 「え!?」
 私は絶句した。
 「孫が欲しかったんだろうが、母親の言葉は思えなかったな」
 「お母上の言葉だったんですか・・・驚きました」
 私は呆然としていた。 
 「・・・全くだ。言われた俺も思わず『なんだそれは・・・』って絶句したからな」
 「閣下はその当時、その・・・恋人とかいらしたのですか?」
 「ん?あぁ・・・当時・・・確かに恋人はいたさ・・・今の俺の女房だがな。俺が士官学校に行っていた時から付き合っていて・・・。それで、俺が25歳であいつが24歳の時に結婚したんだ。付き合いは長い方だろうな。・・・まぁ、卿も出来るだけ親孝行はしておけよ。大抵の場合は死んでから後悔するものだからな」
 「・・・はい、肝に銘じておきます」


 私は見るからにしゃちほこばっていて、閣下は苦笑されている。
 しかし、どこの誰とでも・・・って、本当に母親が言ったのなら凄すぎる・・・。
 そして、閣下と夫人が若い頃から愛をはぐくまれて結婚された事を知ったのだった。



 閣下はお疲れの様子だった。
 久々に家族と会うという大業の後で、プッツリと緊張の糸が切れたのか・・・。
 閣下は大きく深呼吸をされて、シートにもたれかかると瞳を閉じられた。


 オーディン郊外の宇宙港まではもう少しかかる。
 今度の戦いは一体どうなるのだろう?


 私はアスターテ会戦時、フォーゲル中将閣下の副官を拝命していた。
 戦後、フォーゲル中将は、子爵家の家督相続をされた為、私は配置換えになった。
 だが、その直後に病を得て、リップシュタット戦役当時は軍病院にいた。
 そして・・・今現在は、今はケンプ大将閣下の副官である。
 実を言うと、配置換えになった際、私はシュターデン中将の副官を拝命したのだが、今思えば、病気になって良かった・・・と。
 私が入院した為に、士官学校を出たばかりの新任士官がシュターデン中将の副官になったと、入院先で聞いた。
 あのまま、貴族連合軍にいたら、今・・・生きていられたかどうか。



 リップシュタット戦役で血塗られた、ガイエスブルク要塞と共に、イゼルローン要塞奪還する為に宇宙へとへ向かう。
 ・・・何故、今になってガイエスブルク要塞なのか。
 何か、途轍もない因縁を感じている。
 とにかく、あの要塞が、イゼルローン要塞に匹敵する火力を持つ事だけは確かだ。


 勝って戻れたら、休暇を願い出よう。
 見合いだろうが何だろうが、8年振りの故郷の土を踏もう。
 そして、領主のディーゼル男爵にも会い、今までの礼を言おう。
 士官学校に入れたのは、男爵のお陰だったのだから・・・。
 そんな事を考えながら、私は、窓の外を眺めた。



 ぬかるんだ道は過ぎたようだ。
 宇宙港へ着いたら、ブルック少尉と二人で、泥はねだらけの地上車<ランド・カー>の窓を拭かねば・・・。




Das Ende




 ガイエスブルク要塞のワープ実験を前にしたケンプとルビッチ。
 急に家に戻る事になったケンプ提督。
 それを副官のルビッチ大尉が送って行く。
 そして、翌日また迎えに行く・・・という設定です。


 某サイトで副官キャンペーンなる企画があった時、誰でも参加がOKだったのですが、目ぼしい副官は誰かしらが書いていました。
 このキャンペーンは2001年の6月でした。


 ロイエンタールの副官のレッケンドルフ、ミュラーの副官はドレヴェンツ、ファーレンハイトの副官はザンデルス、ミッターマイヤーはクーリヒ、メルカッツはシュナイダー・・・どれも、司令官が大物なので、副官も目立つ事・・・!!
 同盟軍で話を書いた人は、フレデリカだったり、スーン・スールで話を書いたりしていました。
 それで、どこかに副官いないかなぁ・・・って思っていたら、ルビッチの名前を発見したのでした。


 だって、ルビッチ大尉って原作では名前しか出て来なくて。
 それも、たった1回だけ・・・勿論、セリフだってありませんでした・・・。
 もう、物凄くマイナーなんだもの・・・。
 ケンプだって、3巻の途中で戦死してしまいますから、他の提督に比べてやっぱりマイナーなので、マイナー同士いいかも・・・が、この作品を書いたきっかけです。


 そして、今だから言うけれど、この作品を書いた事で、ケンプについて調べる事になって、結果的に、私はケンプのファンになってしまいました。
 つまり、ルビッチのお陰で、ケンプに目覚めた感じ・・・。
 そして、実際に原作にある設定の行間を埋めてみたくて書きました。


 そういや、このキャンペーンでルビッチの話を書いた時、「ねえ、ルビッチって誰なの!?」と思った人が多かったようで、エンサイクロペディアを見ても、「こんな人、出ていたっけ??」って思ったそうです。
 私が「1度しか出てなくてセリフも無かった」とチャット時に書いたら、多くの人から「なるほど~!」とか、「良く見つけたよね~!」って言われました。


 原作では、ケンプの出征前夜については、休暇を貰った事と、翌日、家族との別れのシーンしか書かれていません。
 原作では、次男坊がお土産の話をして、長男に窘められるシーンや、帰ったらお祖母さんの家に行こうと約束する話などがありました。
 それで、家に帰るまでのケンプ、翌日、家を出た後のケンプの姿を、ルビッチの目を通して描いてみた訳です。
 ケンプが家族と会ってどうだったか・・・は残念ながら書いていません。
 これはあくまで、副官の物語だから。(副官キャンペーンの趣旨から外れてしまうしね)


 ガイエスブルク要塞によるイゼルローン要塞の攻略戦・・・。
 ・・・ルビッチ大尉や、ブルック少尉は、ケンプ閣下と共に戦死だろうな・・・と、勝手に考えています。
 フーセネガー中将は生き残りましたけどね。
 ・・・それ故に、ルビッチが生きていた証拠として、どうしても、この物語を書いておきたかったんです。


 そして、ケンプを官舎まで送って行った後のルビッチ、ケンプを迎えに行く前までのルビッチを描いた「2時間10分の羽伸ばし」と、この2本でワンセットなんです・・・ルビッチ物語は・・・。


 実は・・・この作品をUPするに伴い、大幅に加筆修正しました。
 ・・・と言うのも、あまりにも稚拙すぎる文章に、こりゃ、ダメだわ・・・とね。
 何しろ、二次にしろ何にしろ、小説と言うモノを初めて書いた・・・と言っていい作品だったので、ナニコレ・・・ってぐらい酷いの。
 マジに酷いので、このまま載せられないわ~・・・って。


 そう言えば、以前、ケンプの幕僚のアイヘンドルフや、パトリッケンの話も書こうと思った事があったなぁ・・・その内に書いてみるか。
 ケンプの事を酒の肴に・・・居酒屋でチビチビと飲む2人とか。←こいつら何気に、ケンプの秘密をいっぱい知ってそうだ・・・^^@