あまり、ネタバレ的な事は書きたくありませんが、多少のネタバレをしてます…ご容赦下さいませ。


10日の舞台を観に行きました。

二度目の観劇。

マイクの調子が悪かったのが難点ですが、これは音響さんのせいです。

初日はライ&ヒルのシーンのマイクは問題がなかったので。

私がおお!って思ったのは、ラスト近くでオーベルシュタインのあのセリフと、同じく、オーベルシュタインの、このセリフを入れ替えてある事でね。

どちらも原作どおりのセリフで、すっかり頭に叩き込まれたモノですが、順序を入れ替えるだけで、原作やアニメとは、また異なった様相を呈していると言いましょうか。


ストレートプレイの舞台だったので、しかも帝国だけなので、まるで、シェイクスピアの舞台のようで、ハムレットを思い出しましたよ…皇帝陛下のあのシーンなんて特に。

原作未読、アニメも未見、出演者のファンだから来た的な観客の方には、細かい部分を含めて、全体を把握するのは大変だったんじゃないかな?
もし、予習をしたい&観劇後に復習したい人…。原作小説は無理なら、アニメの第1期を見て下さい。
特に最初の数話と、ラストの数話はね。
これだけでも…理解度が変わります。

どなたかの感想で、双璧とオフレッサーの白兵戦のシーンを、宇宙モノなのに、原始的な戦い方でおかしかったとありましたが、原作ファンは、アレで納得なんですね。

だって、白兵戦の前に煙りによる演出でしたが、ゼッフル粒子を撒いていたし、セリフでも「ゼッフル粒子だ!火気は使えん!」ってありました。
でも、ゼッフル粒子がなんであるか説明がないので、物語を知らない人は置いて行かれますわ、アレ。

ゼッフル粒子ってのは、ゼッフルって人が、発案した粒子。
物凄く引火性が高いく、この粒子が充満した中で発砲なんかしたら、大爆発してしまい、敵も味方もあの世行き。
つまり、敵の火気を封じられますが、自分達も使えない…その為、原始的な肉弾戦になるのです…古代ローマのような。

あと、子供がすぐに軍人になるなんて変だよねって、初日の時に言っている人がいて、何となく、ライ&キルの関わりを解っていないご様子。
たまたま耳にした私も、なるほど、そうだよね…と思いました。
回想シーンにセリフだけでいいから、「姉さんを取り戻す為に軍の幼年学校に行くんだ。キルヒアイス、君も一緒に行こう!」ってのが入っていれば、初めての人にも解りやすかったかもしれません。

パンフレットを読めば、分かりづらい用語や会戦名や要塞名や、キャラクターの基本情報が載っていますが、それらを始まる前に読んでおかないと、理解するのが大変だし、付け焼き刃でざっと読みしただけで頭にスッと入るような単純なモノじゃない…初めての人はあの長い名前とか覚えられない。(私は帝国サイドだけで百人以上フルネーム言えるけど)
それに、今回は主催者側の目測が甘く、早めに会場入りしないとパンフレットが売り切れになってます。
つまり…内容を知らない人は、パンフレットで基本情報を知る事も出来ずに観る事態に。

なので、これから観劇される予定の、銀河英雄伝説の初心者の方々は、出来るだけ、早めに会場入りしてパンフレットを手に入れましょう。

一緒に観劇した従兄弟夫妻は一回しか観劇しないのにパンフレットが買えなかった為、私が初日に買って、会場まで持参したパンフレットを持って帰りました。私はまだ観劇しますので、その時にまた買うし♪

しかし、本当にこの舞台…盛況で良かった。

観劇が趣味な原作ファンなので、過度な期待をしないで行きましたが、芝居好きな人にも耐えられる作品になってました。

演出の西田シャトナーさんが主宰していた、劇団ピスタチオが好きだったんですよ。

そう言えば、ピスタチオの「ロボロボ」もSFだったなぁ…なんて事を、ふと、思い出してみたり。


艦隊戦をコロスで表現したのって、西田さんならではかも。
人間の肉体を使った表現はあの当時もそうだったし。いい演出でした。

千秋楽には行けないけど、きっと盛り上がるんだろうなぁ。

同盟編の前に、サンシャイン劇場で双璧編。
ヤダなぁ…期間短いからチケット取るの大変だし、しかもキャパが小さい!

帝国がシェイクスピアなら同盟はどうなるんだろう?従兄弟は大阪出身なので、「吉本新喜劇風?」って…ありえそうで、実は帝国以上にコワイ。

完全に期待しないで、チケット取るつもり。

ヤンを演じる人は、本当に責任重大。
今回の帝国編でヤンの名前を連呼されたので、煽ってる感がありまして、ヤンの名前だけが一人歩きしてます…お客さんの中には、ヤンって誰?そんなに凄い人なの?って話している人達もいました。
「黄金の翼」みたいなヤンでない事を祈りたい…。

さて、次回公演も堪能しますが、これで最後です、ワタシ。
真剣に観たいです。