「なぁ・・・知ってるか?グエン・バン・ヒューは超セレブって噂があるんだが・・・」
「はぁ?なんですか、それ??」
イゼルローン要塞の中央指令室の近くの休憩室でコーヒーを飲みながらアッテンボローがユリアンに切り出す。
だが、ユリアンは話が見えなくて、素っ頓狂な声を出してしまった。
ユリアンは、ここのコーヒーも紅茶も嫌いなので、休憩室の自販機でアップルサイダーを買って、一口だけ飲んだ。
ヤンはコーヒーよりマシだからと我慢して、自販機の紅茶を飲んでいるが、あまりにも不味いので、ユリアンはここの紅茶を飲む気にならなかった。
それで、アップルサイダーかオレンジジュースを飲む事が多かった。
「超セレブって本当なんですか?」
「うーん。あくまで噂だ。とにかく、凄い金持ちなんじゃないかって話でさ」
「金持ち・・・ですか。とてもそうは見えませんけど?」
「だからさ・・・あくまで“噂”なんだって・・・」
「噂っていうのは尾ひれが付きますからね・・・本当かどうかなんて分からないじゃないですか」
「でもさ、ほら、“火の無い所に煙は立たない”っていうだろ?そういう噂が立つ事自体がさ・・・」
“恐ろしく酒癖が悪い”だとか、“遅刻が多い”だとか、グエンにまつわる噂は色々あったが、“金持ち”というのは今まで聞いた事がなかった。
ユリアンは、グエンの私服姿を何回か見かけた事があるが、いつも決まってプロのフライングボールのチームのシャツを着ていていて・・・。
このチームは他のチームのシャツに比べて派手で、黒と黄色のシマ模様に、背中には吠えるトラが大きく描かれている。
これをだらしなく着崩しているものだから、お世辞にもセンスが良いとは言えず、とても、セレブという感じには見えない。
とにかく、グエン・バン・ヒューは、毎夜のように薔薇の騎士<ローゼンリッター>連隊の連中とは派手にドンチャン騒ぎを起こしていた。
しかもかなりの酒豪。
派手な飲みっぷりで有名な、薔薇の騎士<ローゼンリッター>連隊の連中とは、しょっちゅう飲み歩いており、その手の噂話は幾らでもあった。
『歩く小言』と揶揄される良識派のムライなどは、「軍はお祭りではないのだが・・・」と、彼と薔薇の騎士<ローゼンリッター>連隊の酒席の行動にはおかんむりの様子だった。
それから、酔って、グエンが要塞内の走路で大の字に寝ていて、バイクに撥ねられそうになった話も有名だった。
それを聞いた途端に、ムライはカンカンに怒って、深夜の飲酒を禁止しようとしたぐらいで、さすがにヤンが止めたので実行には移さなかったようだが、グエン・バン・ヒューの酒席の行動は腹に据えかねている様子だった。
そして、本当の交通事故に発展しなくて良かった・・・と、胸を撫で下ろした。
将官が要塞内でひき逃げされたなんて、シャレにもならない。
とにかく、この、グエン・バン・ヒュー・・・酒に関しての話なら幾らでも出て来るのだが、セレブな雰囲気は全くないので、何でそんな噂が立つのか不思議であった。
グエン・バン・ヒューは自由惑星同盟軍の少将で、アッテンボローとは階級が一緒である。
そして、彼と同じく、イゼルローン駐留艦隊分艦隊の指揮官であった。
かなり好戦的な男で、戦闘以外の場所でも大口を叩いている。
「ところで・・・その噂話の出所は??」
「あ~・・・それがな。あいつと一緒に飲んでいる薔薇の騎士<ローゼンリッター>連隊の連中の話じゃ、飲み代はいつもあいつが払うんだとさ。あの底なしの酒豪の奴等に奢るんだぜ?こりゃ、かなり金持ちなんじゃないかって話になっててさ。まぁ、俺は奢ってもらった事が無いから何とも言えないけど」
奢ってもらった事がないので、少々拗ねた様子のアッテンボロー。
「・・・でも、奢ると言っても、毎回って訳じゃないでしょう?それでセレブと結び付けるのもどうかと思いますけど・・・?」
「まぁな・・・。でも、何だか、俺達とは違ったオーラを出してんだよなぁ、あいつ。上手く言えないけど・・・」
「・・・そうなんですか?」
グエン・バン・ヒューは、独特の訛りのある言葉で話す。
その口調と訛りで、あまり品があるようには見えないので、粗野な男だと思われているのだ。
あんなのが、なんで少将になれたのか?なんて事まで言われている男だが、底抜けに明るい性格の持ち主だった。
裏表がないので、薔薇の騎士<ローゼンリッター>連隊の面々は付き合いやすい男だと話していた。
ユリアンは、グエン・バン・ヒューとは殆ど喋った事がが無い。
交わした会話は挨拶程度なのだ。
だから、本当の事を言うと、どんな人なのか全く分からなかった。
ただ、その会話を思い出すと、グエンの言葉に不思議な気分にさせられてもいた。
いつだったか、ユリアンがグエンとすれ違った時・・・。
彼が持っていた物が落ちてしまい、慌ててユリアンが拾い上げて手渡した時、彼から発せられた、独特の言葉。
「あ~すんまへんな。えらい、おおきに~」
一瞬、(え、何が大きいんだろう?それに何が偉いんだ?意味がちっとも分からないんだけど・・・)と、首を捻ってしまった。
しかも、物が落ちる直前にも、「あ~、こらあかんわ!!落ちてまうがな~!」と大きな声で叫んでいた。
(赤い物が落ちて舞う・・・??あの袋は白くて赤くは無かったし、ドスンと落ちて、ちっとも舞ったようには見えなかったけど?)
確か、ハイネセンでもエライ田舎の出身らしいけど、なまりがひど過ぎて意味が分からない・・・それが、ユリアンから見たグエンの印象なのだった。
「セレブの噂か・・・」
ユリアンが首を傾げた時、アッテンボローはヤンに呼び出された。
「あ~急になんだろう??」
呼ばれたアッテンボローは首を傾げたが、ユリアンに「・・・じゃぁな」と手をヒラヒラ振りながら慌てて中央指令室に向けて駆け出して行った。
数時間後のイゼルローン要塞の中央指令室はひどく騒がしかった。
「何があったんですか、提督?」
休憩を終えて、中央指令室に向かったユリアンはいつもと違う雰囲気に首を傾げる。
声をかけられたヤンはベレーを外してクルクル回して、「うーん、ちょっとね・・・」と、やや言葉を濁して苦笑いを受かべた。
どうもその表情は冴えない。
代わってフレデリカが小声で答える。
「それがね、艦の模様替えをした提督がいてね。とても派手な色に塗り替えてしまったの・・・」
「・・・え、模様替え?塗り替えって・・・そんなの勝手に出来るんですか?」
「勝手に・・・でもないの。ちゃんと許可は出ているのよ。でも、それが・・・ちょっとね」
フレデリカは苦笑を浮かべている。
「誰なんです?勝手に模様替えしたのは・・・」
ユリアンが尋ねると、アッテンボローがそっと耳打ちをした。
「ユリアン・・・あいつだ。グエン・バン・ヒュー・・・」
「えええ!!?グエン少将なんですか!?」
思わず大声で言ってから、慌てて口を押さえるユリアン。
アッテンボローは腕を組んだまま天井を仰ぐ。
「はぁ~参ったよなぁ」
アッテンボローは、大きくと息を吐いた。
「うん・・・本当にとんでもない事になってて・・・」
ヤンも困惑の表情で頭を掻いた。
その途端、キャゼルヌがデスクをドン!!と思いっきり叩く。
「でも、とんでもないって人ごとみたいに言うけどな、その許可を出したのはお前さんなんだぞ!」
キャゼルヌは相当怒っている様子で、ヤンは肩を竦めて苦笑いを受かべている。
「そういう風に・・・頭を掻いて笑って誤魔化そうと思ってもダメだからな。分かっているのか、ヤン」
「まぁ・・・うん」
「・・・まぁ、まぁ・・・。あれの費用は軍が出したって訳じゃないんでしょう?」
アッテンボローは、キャゼルヌに怒鳴られっぱなしのヤンに同情して、ちょっと助け船を出そうと試みた。
「そんなの出せるか!大体、うちは極貧なんだぞ。ちまちまと、やりくりするのは大変なんだ。だから、書類をもらった時、冗談半分に、『個人的にだったらいいぞ』とは言ったが・・・」
「なんだぁ・・・キャゼルヌ少将だって許可してたんじゃないですか・・・」
アッテンボローに言われて、「う・・・」と言葉に詰まるキャゼルヌ
痛い所を突かれて思わずアッテンボローを睨み付ける。
「なんですか・・・そんな目で睨まないで下さいよ。・・・とにかく、一番悪いのはこの場合、許可を最初に出した先輩って事ですよね?」
助け船を出そうとしたのに、結局、ヤンにまた矛先が向く・・・。
アッテンボローの言葉を聞いた途端に、急に命を吹き返したように元気になったのはキャゼルヌ。
言わなきゃいけない事は言わなければ!!と、猛然とヤンに詰め寄る。
「大体、あいつが出した書類に軽々しくサインなんかするからだ!!どうするんだ、他の連中もやりだしたらキリがないぞ!」
「あ~・・・まったくどうしてこんな事に・・・」とヤンはぼやく。
「俺は絶対にあんな事はやらないね。あんな事をやるのは空戦隊だけかと思っていたんだが・・・いや、センスはそれ以下だな。とにかく、あれは凄すぎてあいた口が塞がらないってヤツだ・・・」
アッテンボローが呆れるぐらいなのだから、相当に大変な事になっているのだろうとユリアンは推察した。
「それで、どういう風に変わったんですか?」
「ドッグに行ってみれば分かるよ。・・・もう、凄い大騒ぎになっているから」
アッテンボローは大きく息を吐いた。
「俺もお祭り好きだが、ヤツには負けたね・・・」
ユリアンは、ドッグでその光景を見た時、一瞬、これが同盟軍の戦艦なのか!?と、我が目を疑ってしまった。
しかし、係留されたその戦艦は間違いなく同盟軍の戦艦。
いかついアンテナもあるし、このフォルム・・・戦艦なのだが、色が変わると何かが“変”だった。
元々地味な色合いの同盟軍の他の艦艇が更に地味に見えるほど、グエンの艦は異様であった。
うわ・・・何だ、この派手派手な虎模様は・・・??
周囲から浮きまくっている。
ヒューベリオンが地味に見えてしまう・・・あっちがヤンの旗艦なのに。
これでは、マウリアの方が旗艦みたいだった。
それにしても、このカラーリングって一体どういう意味があるんだろう・・・。
ユリアンは必死に考えてみたが、考えれば考えるほどサッパリ分からなかった。
「よう、ユリアン!」
「あ・・・ポプラン少佐!コーネフ少佐!」
「見てみろよ。全く凄いよな・・・俺達の場合は識別用にカラーリングを許可してもらったんだけど・・・」
そう言って、グエン・バン・ヒューの旗艦である、戦艦『マウリア』を見上げるポプラン。
「・・・自腹でやったらしい」
ボソッと呟いたコーネフに、ポプランが食ってかかる。
「・・・自腹ぁ??誰に聞いたんだよ、そ~んな事」
「誰って・・・工廠課の連中だけど。艦の整備と改装をやっているのは全部あそこだろう?少将は、塗装費を自分で出したんだってさ。それも・・・即金でだ」
「げ・・・自分で~?しかも、即金!?奇特な・・・。金の使い道はもっと有意義にしないと・・・女の為に使うとか・・・」
「お前さんは、そればっかりだな」
「ふん!いいだろ?まぁ、それよりさ、これだけ塗るのに、どれだけかかると思ってんだよ・・・」
「そんなの知るか。気になるなら聞いてみればいいだろう?こっちはこれに忙しいんだから」とパズル本を開くコーネフ。
「また、パズルかよ!他に趣味は無い訳?」
「いいだろ・・・別に」
「あ・・・バース少佐ですよ、技術部工廠課の・・・」
1つ前のブロックを横切るバース少佐の姿を見つけたユリアン。
ユリアンがポプランを突っつくと、ポプランは、弾丸の如く駆け出した。
「お前らも来い!」
「全く・・・パズルをやりたいのに・・・」とコーネフは息を吐いて、「じゃぁ、行こうか?」とユリアンを促した。
「はい、行きましょう」
ユリアンは、コーネフとともにポプランを追った。
「おい!!なんだよ、あの派手なカラーリングは!!」
「何って・・・」
ポプランに詰め寄られたバース少佐は、そう言ったまま押し黙る。
艦のカラーリングを変えてからというもの、あちこちに呼び出されて散々怒鳴られて、すっかりヘロヘロになっていた。
もう、誰とも口をききたくない。
「何黙ってんだよ?」
「・・・仕方ないですよ。ヤン提督のサインが入った正式な許可証を持っているし、本当に自腹だったんですから」
「だけどさ・・・」
「もう・・・いい加減にして下さいよ。ずっと責め続けられているんですから・・・」
「あ・・・そうなの?」
「もう・・・ヘロヘロです。貰った金を着服してないかとか問われまして・・・ちゃんと軍に全て入れました!いい加減にして下さいよ・・・もう、心底疲れました・・・」
バース少佐の疲れきった顔を見て、ポプラン、コーネフ、ユリアンの3人は顔を見合わせた。
皆が騒ぎ立てるので、模様替えを許可したヤンも、事態の収拾の為に、とうとうグエン・バン・ヒューをドッグへと呼び出した。
今更塗り直しをさせる訳にもいかないが、責任者である手前、模様替えの意味を知っておく必要があった。
「あのカラーリングの意味は?」
「あ・・・ほんま、えらい事になってもうてすんまへん。あ~小官は、フライングボールのプロチームのハイネセン・タイガースの大ファンなんですわ。そやからあれは・・・」
「・・・あぁ、なるほどね。だから虎模様にしたんだね。・・・それで、本当に自腹でやったのかい?」
能天気な答えに、さすがのヤンも頭痛を覚えていた。
「あ、キャゼルヌ少将が、自分で出すんならかまへんと言わはりましたんで、こら、ちゃっちゃとやらなあかん!って・・・。ほやから、ほんまに自分でスパっと出さしてもらいましてん。あ・・・心配せんといて下さい。塗装の費用はうさん臭い金やのうて、ちゃ~んと自分の金ですさかい」
ヤンが金の出所を問いただすと、グエン・バン・ヒューの一族はハイネセンの辺境部の出身だが、彼の実家は、羊肉の卸としてはハイネセン最大の『鬼印・電撃ラム商会』だそうで、彼自身、会社の株の35%を保有しているのだという。
何故、軍人になったのかを聞くと、「あ・・・それが、うちは代々、女性が跡を継ぐきまりになってるんですわ。けったいな家訓やと思わんといて下さい。せやから、今はおかんが会長で、ねーちゃんのアグネスが社長なんですわ。それに小官は次男やし、親から進路を自由に選べ言われて、自分の意思で士官学校に入りましてん!軍人になりたかったんのんは・・・男のロマン言うか。・・・昔からの憧れなんですわ!」との事だった。
「それにしても・・・本当に派手だね」
マウリアを見上げるヤン。
「そうでっしゃろ?目立つんはほんまに気分がええですわ。もう、タイガースファンは、目立つのがむちゃ好きやし~!」
確かにフランイングボールの試合を見ていても、タイガースファンだけは異常に目立っているのをヤンは思い出した。
派手な虎模様の戦艦『マウリア』を前にして、何故か元気いっぱいのグエン・バン・ヒューを見て、ヤンは怒る気力も萎え果てていた。
「まぁ、いいか。・・・やるべき事さえ、ちゃんとやってくれれば」
「それはもう!帝国軍の連中なんか目じゃおまへん!この艦で豪快にパーッと蹴散らしてやりますわ!」
ヤンは彼にはこれ以上言っても無駄だと思い、苦笑しながら頭をポリポリと掻くしなかった。
THE END
ギャグです、ギャグ。
OVAで、グエン・バン・ヒューの旗艦の『マウリア』を見た時、どーしてこれだけが、派手なカラーリングなんだろうか??と思いました。
グエン・バン・ヒューって、帝国軍のビッテンフェルトに近い性格と猛将振り。
帝国軍の艦艇は、割と自由な色ですが(赤あり、白あり、黒あり・・・と。形も意外と自由っぽい)、同盟軍の戦艦のカラーリングはモスグリーンで無個性な物が多い。
その中で、一際異彩を放っているのが、派手な虎模様の戦艦『マウリア』で。
因みにこれはアニメのみの設定で、原作ではマウリアに関する記述はないです。
OVAでグエン・バン・ヒューは、ドーリア星域会戦で救国軍事会議側に付いた第11艦隊を中央突破して分断する役で登場しますが、その時の艦色は通常のモスグリーンでした。
でも、要塞対要塞戦では、派手な虎模様になっていて、イゼルローン要塞内で塗り替えた事にしようと・・・。(いや、どう考えても、要塞内で塗り替えたとしか思えないです・・・)
大体、グエン・バン・ヒューって、物語の中じゃ、大して目立つ人じゃないし、マイナーなのに、艦だけが目立ってる。
この人、要塞対要塞戦で、撤退する帝国軍を執拗に追いかけちゃって、待ち伏せしていた救援隊のロイエンタール、ミッターマイヤーの両艦隊に攻撃されて戦死しちゃう。
この時、追撃して行った同盟の艦艇は5000隻ほどで、これをむざむざ沈まされたヤンにとっては超痛手・・・だもんで、ヤンに「退き際をわきまえず名将の条件が欠けている」と言われてしまい、かなり気の毒な人です。
“やるべき事をちゃんとやらなかった”報いで、哀れ・・・自慢の艦と共に散ってしまった訳です。
まぁ、それは置いといて、グエンはタイガースのファンって事にしました。(野球はなさそうなので、フライングボールのプロ・チームですが)
そして、関西弁(私は関西人じゃないので、かな~り怪しい・・・。もう、怪しさ200%の関西弁ですが、未来の関西弁なので多少変化していてもいいじゃないか!と開き直る事にします・・・)にしてしまいました・・・。
グエンが関西弁で話をしたら面白い・・・というネタは、実は私ではなく、銀河英雄伝説のガレージキットを作っている「アルバクリエイツ」の代表の大塚さんと直接お話した時に、「グエンが関西弁だったら面白いよね」って言われたのが頭に残っていまして。
因みにかつて、「アルバクリエイツ」さんが銀河英雄伝説のガレージキットの戦艦カタログを出版された際、私がちょこっとエッセイみたいなのを書かせて頂きまして、その時にお話したネタでした。
模型を全く作らない私に書かせて頂けた事は今もって謎・・・ですね、あのカタログ。(オマケに奥付を見たらば、田中先生の「らいとすたっふ」よりも私の名前の方が先で恐縮しまくりだったし・・・)、
そして、この関西弁を喋るグエンの設定に、更に『うる星やつら』もくっ付けて出来たのがこの作品。
ラムちゃんの星の戦艦も虎模様だったし、お父さんは関西弁だったし。
あ・・・でも、これ以上書くと粗が出るので・・・ネタの話はここまで。
さて、ヤンに詰め寄るキャゼルヌを書いていて思ったのですが、これは、やっぱり同盟だから出来るんだよなぁ・・・って。
帝国軍だったら、いくら士官学校の先輩であっても、ヤンの方が上官なら、こんな口はきけませんし、アッテンボローでもそうです・・・。
でも、原作でも、皆、わりとフランクな感じで、まるで友達みたいな会話になったりしていて・・・それが帝国軍の将兵の会話と違って楽しいのですが・・・ホント、対極ですね。
ついでに言うと、バース少佐はオリキャラです。
野球ファンなら気付いているでしょうが、1985年の阪神タイガース優勝時の外国人助っ人のランディ・バース氏から拝借させて頂きました★
ここから先は11/30に書いています。
私の友人に京都の人がいて、つい先日、大阪で会いました・・・聖飢魔Ⅱのミサで。
グランキューブ大阪だったんですけど、生まれて初めて行きましたよ、中之島。
・・・って言うか、京阪電車に生まれて初めて乗ったわ~・・・。
それで、関西人から見て・・・このグエンのセリフ・・・おかしくないかな??と思ったのですが、「関東の人が書いたにしてはよう出来てはると思う。ええんちゃうの?」って。
彼女も「めちゃんこ、すんごい未来なら、関西弁も変化してんちゃうかな~??」って。
「それにな~関西とひとくくりに言うても、大阪も京都も兵庫も三重も、微妙にちゃうからなぁ~」って。
そうだ、そうだよね・・・。
彼女のは・・・京都なんで、確かに大阪と微妙に違う。
メールでも、「いつこっちに来はりますのん??」って書いてある。
大阪の人は、「来はる」とは言わないかもしれない・・・。
「そやなぁ。凄いの期待してはるんやったら、京都やのうて、大阪の人に見てもろうた方がええかもしれへんよ?」って。
でもいいか!!
やっぱり、開き直る事にしました。
これはギャグだし・・・。
「それになぁ~だいたい、あってる思うし・・・。問題なんは、アレやな・・・発音かもしれへんで?関西以外の人の無理やりな関西弁は寒うてな~」
要するに、関西の人がグエンのセリフを言った場合は問題がなく、それ以外の人がグエンのセリフを言ったら、違和感があるって訳で・・・。
彼女曰く、京都が舞台のドラマとか見ていると、イラっとくるらしいです・・・。
分かる気がします・・・。
「科捜研の女」は好きらしいですが、2時間ドラマの芸者物とかがイヤだって言っていました。
人気の芸妓って設定でも、言葉がヘンだから、「ありえんやろ・・・アレは。めちゃ寒いで」だそうです。