「銀河英雄伝説」には、ウソ!!みたいな大御所クラスが惜しげもなく、綺羅星の如く出演しています。


 メインのキャストもそうなんですが、そうでない脇役も・・・マジでこの人が!?な絶妙なキャスティングで登場するので、ベテラン声優大好きな私には、もう、バイブルのようなアニメ。


 さすが、「銀河声優伝説」だわ・・・。


 そして、マニアックなんだけど、これは凄い!!と思ったのが・・・実にマイナーな第40話。


 本編110話の中で、ほぼ三分の一の所にあるこの作品は・・・。


 「ユリアンの旅・人類の旅」です。


 この話は華麗な艦隊戦も、絶妙な掛け合いの会話もありません。


 殆ど無音に近いようなスタンス。


 だって、ユリアンが、ドキュメンタリーのビデオを見ているだけ・・・なんだもん。

 

 もう、劇中劇って言うか、架空の物語の中で、更に繰り広げられる物語?みたいな。


 まず、E・J・マッケンジー・・・原作で登場する文筆家・・・。


 これが登場して、ビデオの中で、司会をする。


 それから、やはり、原作に登場する、歴史家のD・シンクレア。


 私が凄いと思ったのは、アニメでは暴走しがちなキャラクターを演じる事が多い、千葉繁さんを、実に真っ当なマッケンジーとして登場させた事で。

 口調的には、小難しい事を並べ立てている時の、「うる星やつら」のメガネのようだ・・・。


 シンクレアは、俳優の伊藤克さんを起用・・・渋いところをセレクトだと思いました・・・。


 とにかく、この二人を、アニメ本編のキャラではなく、ドキュメンタリーとしての起用は絶妙かも。


 そして、ルドルフ大帝に、大塚周夫さん・・・これは、脱帽・・・。

 ほんのちょっとしか出ないくせに、頭の中に声がガンガン・・・もう、ルドルフ大帝は大塚さんしかあり得ない。

 確かに押しの強さでは、右に出る者はいないです。

 

 あぁ、素晴らしい。


 そして、このドキュメンタリービデオをリアルに感じたのは、ビデオ全体のナレーションを・・・久米明さんがされている事でした。

 1924年生まれ・・・そう、昭和じゃなくて大正生まれ。

 それで現役・・・もう、凄過ぎますって。


 ハンフリー・ボガートの吹き替え・・・素晴らしいのひとことに尽きます。


 久米さんがナレーションをしているので、本当に臨場感があるし、しかも、このビデオの映像がまた、アニメアニメしていなくて・・・実に・・・リアル。


 華やかな艦隊戦やそういったものは無いので、つまらない!!って人もいるかもしれない。


 けれど、久米さんがアニメに起用されて、しかもこういう役。

 実に理にかなった役です。

 音声だけ聞いていると、本当に現実世界の事のように錯覚するら覚えてしまう、そんな絶妙の間合いのナレーション。


 子供の頃、「素晴らしい世界旅行」が好きでしたので、久米さんの声をアニメで聞けるなんて・・・って。


 そう言えば、こういうのって・・・。

 「超時空要塞マクロス」でもあったなぁ。


 羽佐間道夫さんが演じる、グローバル艦長が淡々と、今までの事を振り返って喋り続ける「グローバル・レポート」ってのが。


 あれも、華やかさとは無縁でしたが、私は好きでした・・・実にリアルな感じがして。


 多分・・・現役最高齢の声優さんって久米さんじゃないかな??


 沼波さんは・・・まだご存命ですが・・・引退されちゃってますし。(ただ、沼波さんの方が年齢的には1歳年上)


 沼波さんは、「銀河英雄伝説」では、フーバー夫人と、ビュコック夫人でした。


 まぁ、「銀河英雄伝説」は、本当に絶妙なキャスティングで、今は亡き、小林恭二さん(レムシャイド伯)とか、今は亡き、仁内建之さん(ボルテック)とか、くはぁ~!!!な感じで好きでした。


 まさに、洋画のようで。


 オリジナルエピソ-ドのワグナー氏の加藤治さんや、同じく、オリジナルエピソ-ドの加藤精三さんのクラインゲルト子爵・・・あ、どっちも加藤だわ。


 これも感激したなぁ・・・まぁ、クラインゲルト関連は、池田さんと玉川さんの夫婦共演も見所ですが。


 あと、ふと思ったのだけど、日本で有名な「小林姓」の大御所を沢山起用されてて、感激しましたね。


 小林恭二さん、小林清志さん、小林修さん、そして、小林通孝さん。


 どの人も好きだぁ~!!!