9月22日は、午後3時から・・・練馬文化センターにて、原語上演のオペラ「リゴレット」を観賞しました。
原語上演ですのでイタリア語です。
意味なんか全く分かりませんが、全3幕(1幕だけ2場あり)の舞台の幕が上がる前に、つまり幕前に、矢島正明さんが、大まかなあらすじを解説して下さいます。
つまりね~・・・。
最後の最後、ネタバレも含めて内容を頭に叩き込んでから、原語で観る舞台。
作はヴェルディで、原作は「レ・ミゼラブル」で有名なビクトル・ユーゴーの戯曲なんですが、その内容が・・・王を愚弄した不敬罪に当るとかで、たった1日だけの上演で、上演禁止になったらしいです。
その後、舞台をイタリアに変えて、フランチェスコ・マリア・ピアーヴェが台本を書いて、ジュゼッペ・ヴェルディが作曲してオペラに仕立て上げたのが、この「リゴレット」で。
内容は・・・確かに、ユーゴーの時代ではヤバイですよ、不敬罪・・・ホント、王に対してマズ~イです。
かいつまんで内容を書いておくと。(だいぶ端折ってますが・・・意味は分かると思う)
マントヴァ公爵に仕えている道化師のリゴレットが主人公です。
公爵は好色で、舞踏会で女を物色して、チェプラーノ伯爵夫人に目を付けてモノにしちゃう。
それもチェプラーノ伯爵の目の前で。
そして、リゴレットは、伯爵をからかうのです。
それでね、チェプラーノ伯爵夫人の実の父親のモンテローネ伯爵は娘を弄ばれた事に大層ご立腹。
リゴレットと、マントヴァ公爵に呪いの言葉を吐き、舞踏会から追い出されてしまいます。
その後、モンテローネ伯は亡くなります。
リゴレットには美しい娘のジルダがいますが、仕えている公爵が好色ですから、教会へ行く以外は、隠れ家的な家から出さない生活をさせています。
ジルダは16歳です。
教会に行った時に見かけた若者に一目惚れして、密かに恋をしています。
ある時、この若者に後を付けられ、想いを交わしますが、この若者・・・「貧乏学生」を名乗っていますが、公爵なんですね。
公爵の家臣達は、この美しい娘をリゴレットの情婦だと勘違いをして、娘を誘拐して公爵に献上する計画を立てて、まんまと成功させます。
ジルダがいなくなった事を知ってリゴレットは途方に暮れます。
モンテローネの呪いだと言って、ガタガタしてます。
一方、娘の失踪に心を痛めるリゴレットに同情する公爵ですが、自分の寝室に連れて来られたのがジルダだったので、大喜びでモノにしちゃいます。
ショックを受けるジルダ。
そして、その父のリゴレット。
ジルダはヒドイ事をされたのに、公爵への思いは・・・募るばかり。
リゴレットは娘を傷モノにされて、公爵に恨みを抱きます。
リゴレットは、ジルダのその思いを断ち切らせるべく、殺し屋に頼んで、公爵を殺させようと計画します。
殺し屋の妹の居酒屋に呼び出された公爵は、その居酒屋の女にメロメロ。
鼻歌まで歌って、いい雰囲気。
それを覗き見したジルダとリゴレット。
リゴレットはジルダに男装して、ヴェローナに旅立つように言い、ジルダも同意します。
でも、最後に一目、公爵を見てから・・・と、居酒屋に行ったジルダは、父親が依頼人で、公爵が殺されそうなのを知ります。
殺し屋の妹は公爵を殺すのに躊躇していて、結局、次に店に来た男を身代わりに殺して、リゴレットに渡す事を提案し、妹の頼みを聞き入れて、殺し屋もそうする事にしました。
ジルダは、自分が身代わりになる事にしました・・・男装しているから、「次に店に来た男」になれる訳です。
こうして・・・夜明け前に、リゴレットは、殺し屋から、遺体の入った袋を受け取り、殺し屋は大金を手にその場を去ります。
リゴレットは、袋に向かって悪態をつきます。
ところがその時・・・。
居酒屋の方から、公爵の鼻歌が聞こえてきました・・・それじゃぁ、この袋の中には誰が!!?
やがて袋の中を確認したリゴレットは、入っていたのがジルダなのでビックリ仰天。
リゴレットは、「公爵を許してあげて」と、苦しい息の下で、リゴレットに頼み、公爵への愛に殉じてしまいます。
たった1人残されたリゴレットは、「モンテローネの呪いだ!あの呪いの通りになってしまった!」と叫んで、ジルダの遺体に覆いかぶさり・・・幕。
このオペラ・・・。
クライマックスの3幕目の公爵の鼻歌。
これがかなり有名な曲で、「La donna è mobile」という曲で「女心の歌」と翻訳されてますが、あ~この曲って、このオペラの曲だったのか!!と、鳥肌が立ちました。
ようつべに、ドミンゴ&カレーラス&パヴァロッティの3代テナーによる「La donna è mobile」があったので、興味のある方は聴いてみて下さいませ。
まさに、夢の競演。
素晴らしい歌声。
・・・シュワちゃんも映っていて、ご愛敬★
あ~!
これかぁ!!
そう思うはずです。
http://www.youtube.com/watch?v=MnWYM9eUrZo&feature=fvst
矢島さん・・・舞台では颯爽と歩いておられましたが、普段は杖を使っていらっしゃるようです。
あぁ、さすが俳優さんだな・・・と。
それにしても、言いお声でした・・・年を感じさせないあの張りのある声。
因みに演奏者の中の、Mさんは、知人なので、彼女と彼女のお母様に挨拶して帰りました。
ファゴット奏者なんです。
会場内で、練馬に住んでいるYさんと偶然会いました・・・何と、指揮者の方と知り合いだそうで、私が、ファゴット奏者の方と知り合いだと知って、「世間は狭いわね~!」って。
えへへ・・・次回公演があったら、また行きたいな^^@