9月19日に・・・上野公園内の音楽堂で行われた、「第3回したまちコメディ映画祭」の「声優口演ライブ」に行って来ました。


 したコメも3年目。


 第1回は、オープニングセレモニーに参加しました。


 この時は、レッドカーペットを関係者が練り歩きまして、オープニングを飾ったのは・・・「ゴジラ」(昭和29年のヤツ)を無声映画に仕立て上げて、デーモン閣下が活弁ヨロシク、喋りまくると言う凄まじい映画を。


 それから、デーモン閣下が監督して作り上げた、30分程度の短編映画の「コナ・ニシテ・フゥ」を上演。


 この映画は・・・短編ながら、涙無しには見られない作品で、閣下のお父さん役に・・・黄金の廻しの名横綱の輪島氏が!!!


 私も輪島ファンだったので、これは本当に良かった。


 あと、島田洋八師匠、実のお姉さんと、出演者が豪華でした・・・アハハハハ。


 第2回は、クロージングセレモニーに参加。


 「声優口演ライブ」だけでなく、コメディの自主映画のグランプリの発表やら盛り沢山。


 お笑いの特別功労賞として、「コント55号」が表彰され、久々に坂上二郎氏を見ました・・・。


 二郎さん・・・大丈夫かいな・・・と不安になったりしましたが、始終ニコニコしてて、相方の欽ちゃんが盛り上げてて、それが救いでした。


 そして、第3回は、「声優口演ライブ」に今年も参加・・・です。


 昨年も前から3列目のど真ん中という凄く良い席でしたが、今年は・・・前から2列目のど真ん中・・・更に良くなってて感動しました。


 後ろの方の人達は・・・見にくかったと思うので、一緒に行った母が、「眼鏡無しでも大丈夫・・・。あぁ、良かった!」と言っていました。


 遠くは・・・良く見えるのだそうで、感激してましたよ。(後ろじゃ、遠くが良く見えても・・・遠過ぎるからね)


 出演者は羽佐間道夫さん、中尾隆聖さん、山寺宏一さん、関智一さんです。

 一応、羽佐間さんが司会者で、演じるのは他の3人ですが、羽佐間さんが演じるシーンもありました。


 まずは、53秒ほどのサイレントのコメディ映画(何と1898年制作)に、それぞれがアドリブで声を入れたらどうなるか??を実験。


 智一さんは・・・「まるでオーディションのようで緊張します!」と言っていました・・・一番年下だしね。


 内容は・・・。

 ハゲ頭の中年男が現れて、男の両隣にテーブルがあります。

 男はまず、自分の頭を外してテーブルヘ・・・すると、首だけになった頭に新たな頭が生えます!

 種も仕掛けもない事を証明して、また頭を外して、さっきの頭の隣に置く。

 すると、また新たな頭が生えて来る。

 やがて、その頭を外し、もう1つのテーブルに置いた男は、バンジョーを取り出して演奏を始めます。

 ところが何が気に食わないのか、バンジョーで2つの頭の置いてあるテーブルをバシっと叩く。

 それで2つの頭は消える。

 さらに、もう1つのテーブルのテーブルの頭をポーン!と投げちゃう。

 そして、自分のハゲ頭を叩きながら、サヨナラ~って感じで去っていく。

 こんな感じです。

 100年前に・・・お笑いですよ。

 そして、100年以上前に・・・違和感のない、テンポの良い合成技術が凄いです。


 とりあえず、何の音も入っていない物を先入観なしで最初に観てね。


 まず、中尾さんが声入れ開始!!


 初っ端から、「ハ~ヒ~フ~ヘ~ホ~!!」ですよ・・・あぁ、バイキンマンでやるきるのか!!

 俺様だってアタマを外せるんだぞ~!!って感じで次々と・・・。

 アンパンマンなんかに負けてたまるか~と。

 バンジョーで歌い始めますが・・・「そうさ♪アンパンマン♪」となって、「何でこの歌を歌わなきゃならないんだよ!!キー!!」って怒って、他のアタマにやつあたりです。

 そして、最後は「バイバイキーン!」と去って行きました・・・。

 オジサンが・・・バイキンマンにしか見えなかった・・・凄すぎます。


 関さんが「卑怯だぁ!!」って言ったら、「じゃぁ、スネ夫でやればいいんじゃない??」って。


 しかし、関さんはまぁ、オーソドックスにやりましたねぇ。


 次は、山ちゃん。


 山ちゃんは・・・擬音だけでやりきりました・・・途中で、テープの早回しのようになったり、首が取れる所はポン!って音で表現したり、とにかく、普通じゃないので・・・会場中の笑いを掻っ攫ってました。


 羽佐間さんはさすが年の功・・・時事ネタ織り込んで、お笑いの政治談議にしてました。


 この後は、ローレル&ハーディという当時のお笑いコンビの、コメディ映画を、関さんと中尾さんの2人で吹き替え。

 活弁じゃなくて、あくまで吹き替え。

 日本でも「極楽コンビ」の名称で人気が高かったコメディアンだそうで、実際・・・マヂに面白かったです。

 あぁ、不朽の名作だね・・・いつの時代も面白いモノは面白いんだわ。 

 

 因みに音楽は・・・増田さんがキーボードで生演奏です。


 2人で50人以上の人物を吹き替えますので、凄いです・・・ホント。


 女性の声だってやらなくてはいけませんので・・・ある意味貴重です。




 そして、山ちゃん1人で、チャップリンの「犬の生活」を吹き替え。


 犬のスクラップスの声、チャップリンや警官、泥棒から女性ダンサー、バンドマン、女性歌手、職安の職員など、全部・・・山ちゃん。


 もう、喉を痛めそうなぐらい・・・過酷な吹き替えです。


 そして最後は4人でのフリートーク。


 その時に、羽佐間さんが「この間、野沢那智と仕事したんだけどね、那智も年を取って体調が悪くなってて、アラン・ドロンだったのに、もう、トロン・トロンって感じで~」とか言ったのね。


 会場中大爆笑でしたが、山ちゃんが「師匠!!この場にいない人の事を言うのはやめましょうよ~!!それに師匠だって・・・」って言いだし、それを受けて、「あ~僕の年を知りたい??」とか言ってました。

 結局、年齢の事は言いませんでしたが、もう、おかしくって、おかしくって・・・。


 因みに羽佐間さんは76歳ですよ・・・ええ、シェーンコップは76歳です!!


 そして、羽佐間さんの口から出た、野沢那智さん・・・薔薇の騎士<ローゼンリッター>連隊で、羽佐間さんのシェーンコップの1代前の隊長のリューネブルクをやっていたのが、那智さんなんだな、これが。(12代目がリューネブルクで、13代目がシェーンコップなんだよね)


 「シェーンコップの青二才が!」とか那智さん言っていたよなぁ・・・キャハハハハハ!


 でもねぇ、実際には那智さんの方が・・・年下なんですよ、4歳下なので、72歳なのよね・・・でも、この年だとそれほど差は無いか・・・キャハハハハハハ。


 因みに、関さんが38歳、山ちゃんが49歳、中尾さんが59歳です。


 羽佐間さんは、ラジオドラマの「フクちゃん」で、当時5歳だった、中尾さん(その当時は、本名の竹尾智晴で活動していた・・・いわゆる、子役でね)と共演していたらしく、「智晴君も昔は可愛かったのにね~・・・今はこんなだけど」とか言っていました。

 中尾さんは「え~・・・」ってな感じだったけど、これまた笑えましたね。


 そりゃそうだ。


 5歳が・・・来年還暦だもんね。


 来年・・・芸歴55年だなんて、凄いわぁ・・・ホント。


 母は、このラジオドラマを聴いていたらしくて、「あの人・・・あのフクちゃんだったんだぁ!!バイキンマンがフクちゃんだったんだぁ・・・」って驚いていました。


 関さんもね、若いけど・・・中尾さんと一緒にローレル&ハーディの吹き替えをやったらね、息も絶え絶えで・・・。


 まるでスポーツをした後のようだって、スポーツドリンクがぶ飲み^^


 女性の声から、二枚目、果てはスネ夫のような声まで、物凄い演じ分けていたし、中尾さんも同じような感じで、年齢も性別、体型の違う人、まぁ、色々やってくれまして、見ているこっちまで実は疲れるぐらいで^^@


 でも、疲れると言っても、「うるさい」とかじゃなくて、もう、手に汗握ってて・・・いい感じの疲れです。


 あぁ、来年も行きたい。


 でもその前に。


 11月末から12月の頭にかけて行われる、DCと鈴舟の合同芝居「愛の結晶くん」を観に行きたいので、チケット取らないと~♪

 優先予約し忘れたので、一般発売に賭けてるのだけど、中尾さんと関俊彦さんと麻生美代子さん・・・が一緒に見られるなんて!!


 とにかく、1回でもいいから観に行こうと思ってます!!!