1954年のモノクロ映画「十二人の怒れる男」のDVDを買った。
アマゾンで、映画のDVDが3セットで3000円ってキャンペーンがあって、「シンドラーのリスト」と「太陽の帝国」と一緒に、「十二人の怒れる男」を買ったのでした。
因みに、良くある・・・激安DVDではなくて、単品で買った場合、3枚の合計は6000円は超えてしまうタイトルなのですが、このキャンペーンのお陰で・・・半値以下。
そして、3つのタイトル・・・全て、何回見たか分からないぐらい映画館に行ったり、レンタルしたタイトルなんですよ。
・・・で、「十二人の怒れる男」なんですが。
舞台は、裁判所の評議室・・・ほぼ、ここだけで撮られた密室劇。
画面を通じて、蒸し暑さが伝わってくる・・・特に、今年みたいな異常に暑い日は、クーラーと扇風機無しで見ると、本当に臨場感が伝わってくる。
父親殺しで逮捕起訴されたスラムの18歳の少年。
陪審員達は全員一致で有罪と判定を下すかと思えば、たった1人が、有罪の確信が持てないと言いだして、仕方なく、話し合いが行われる。
そして、話をしていく中で、目撃者とされる、少年の住むアパートのすぐ下の階の老人と、高架鉄道を挟んで向かい側のアパートから殺人を見たと証言した女性の話が・・・嘘くさく見えて来る。
そして・・・陪審員は「無罪」の評議を下す・・・と言う内容。
とにかく、最初に無罪を主張したヘンリー・フォンダがいい。
日本語吹き替え版は、内田稔さんがされているのだけど、実は・・・かつて、俳優座劇場で、内田さんがヘンリー・フォンダの役をやった「十二人の怒れる男」を観劇した事もある。
最近、日本でも裁判員制度が出来て、一般人が裁判に参加出来るようになった。
裁判員に選ばれた人は、色々な意味でこの映画を見る事をおススメします。
有罪と思われていた裁判を、陪審員達が、証拠を元に1つ1つ検証して、証言のおかしさを指摘して、無罪へ導いていく様は・・・小気味良くて。
私はゲームの「逆転裁判」が好きなのですが、ゲームをやる前から、この「十二人の怒れる男」が好きなので、
私が「逆転裁判」にハマったルーツはこれかもしれないと。
最近は裁判員をテーマにしたゲームソフトも出ているので(DSで2本ぐらい出ているので買った)すが、きっと、これからはもっと増えるかもしれない。
因みに、日本語吹き替え版は、テレビでの放送を収録しているので(日本テレビバージョン)、カットされて、音声が入っていない部分は日本語字幕になった。
8番の陪審員(ヘンリー・フォンダ)にくってかかる、チャラ男っぽい野球ファンの男の吹き替えが・・・青野武さんでね。
これが実にいい味出してました・・・。
さて、9月になったら、「シンドラーのリスト」と「太陽の帝国」が届きます。
こっちは特別版なので、日本語の吹き替えと、特典映像が付いているらしいです。
どちらも、スピルバーグの監督作品で、娯楽とは正反対の深刻な戦争映画。
「ジュラシックパーク」みたいなのもいいんだけど、上の2タイトルは・・・重たいです^^@
因みに、「太陽の帝国」には、伊武雅刀、片岡孝太郎、山田隆夫、ガッツ石松・・・が起用されているんだけど、特に後者2人・・・良く起用されたなぁ。
映画館に観に行く度に・・・凄いわぁ・・・って思ったものです^^@